かわいい和菓子:季節の生和菓子(ねりきり)
「桃始笑」(ももはじめてさく)という言葉を知っていますか?
今年(2018年)は3月8日が二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」でしたが、啓蟄から次の春分までを3つにわけたのが七十二候になります。桃が咲き始める時期(啓蟄の次候)3月10日~3月14日ごろは、七十二候において「桃始笑」と呼ばれます。むちゃくちゃかわいい季節の言葉ですよね。
おうちで抹茶 「桃花」菊家
相性度 ★★★★★
抹茶との相性ぴったり。抹茶と並んだ姿も美しい和菓子です。
見ているだけで心が和みます。いくらでも眺めていられそう♡
「桃花」菊家
かわいい度:★★★★☆
ピンク色がかわいいぽってりした桃の花。うっすらオレンジ色が見えけれど、なんだろう?となりに置いてあった和菓子の色がついちゃったのかな?まさか、枯れる寸前の傷みかけの花を表現しているとか??
中央部(めしべ?おしべ?)部分の細かさは芸術的。かわいいというよりも美しい。
中身
こしあん
外側のピンク色に、中の入ったあんこのうすい上品なあずき色が映えます。
パッケージ
紙の箱に入れてもらいました。和菓子の上には、一枚うすいビニルが、かかっているだけなので、乾燥が気になる人は、食べるまでラップにくるんでおくといいかもしれません。(賞味期限は当日中ですので、なるべく早く食べた方がおいしく食べられると思います。)
味
甘さ指数 ★★★☆☆
食べ心地:しっとり 上品 フルーティー
花びらのピンクの部分がなんとなく黄色?オレンジ?に見えるわけがわかりました!!杏 (たぶん)のかけらです。びっくりです。
さらっとしたあんこ、そしてフルーティーな杏(たぶん)がほんのり口に残ります。今まで食べたことのない新鮮な味です。
上品なやわらかな女性らしい味の和菓子でした。
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かわいい和菓子を買うと、かわいいお皿も欲しくなる~!!
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「桃花」菊家、また食べたい?
YES:★★★★★
フルーツ好きの私にとっては、ときめきのあった和菓子だったので、ぜひまた食べたいです。
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天保7年創業の京都宇治の御銘茶・抹茶スイーツ【森半】の和菓子もおいしそう。やっぱり和菓子といえば京都!!
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まとめ:「桃花」菊家
お店で見た時は、「う~~ん、なんとなく桃の花そのものでつまらないな」と軽く思ってしまった自分が恥ずかしい・・・・・・。
買ってよかった♡
食べてみないと、このフルーティな和菓子が味わえなかったと思うと、直感的にこの和菓子を選んだ自分をほめてあげようと思いました(笑)いや、私よりも「さすが、菊家の和菓子」ですね。
おすすめ本 『かわいい和菓子』ユイミコ
気軽に和菓子に挑戦できそうな、手作り和菓子の本です。きれいな和菓子を食べると、自分でもつくってみたくなりますよね。
かわいい和菓子の基本情報(値段・賞味期限)
★菓子名:生菓子ねりきり「桃花」
★価格:250円くらい(2018年3月現在)
★賞味期限:購入当日中
かわいい和菓子の製造・購入場所(通販)
★製造・購入場所:菊家
場所:東京都港区南青山
★★★銘店メモ★★★
詳しくはここから。
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★通販・オンラインショップ:基本なし(特別注文あり)