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『藝大コレクション2018』東京藝術大学大学美術館(東京・上野) ほどほど混雑、ねらい目の展覧会

東京藝術大学大学美術館(東京・上野)でおこなわれている『藝大コレクション展2018』を見てきました。

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花・植物の絵がすばらしいよ。

 

 

『藝大コレクション2018』東京藝術大学大学美術館(東京・上野)

藝大コレクションは、東京藝術大学が東京美術大学校時代をふくめて130年間もの間に収集したものです。今回の展覧会は、柴田是真筆の明治宮殿千草之間天井画下図の修復完成後のお披露目会にもなっています。

 

柴田是真とは、文化4年(1807)江戸両国生まれ。明治24年(1891)まで漆工芸、絵師として活躍した人物。

 

混雑度 

平日のお昼12時ごろに行きました。

美術館のまわりは、上野公園のはずれにあり大学の敷地内にあるからか、公園のにぎわいに比べると、ぐっと静かな穏やかな空気が流れています。

 

ちょうどお昼ごろだったこともあり、会場内には20~30人の人がいる程度です。ご夫婦で来ている方が多かったです。修学旅行中の高校生らしき団体5~6人もいました。おひとりさまよりも、2~3人組が多く、全体的には年齢層高めです。

 

おすすめ度

花や植物に興味のあるひとにおすすめの展覧会です。

今回の目玉作品は、柴田是真筆の《明治宮殿千草之間天井画下図(明治20年(1887)》です。

作品自体も大きく、展覧会会場の半分程度を占めているほどで、51種類もの花・植物の絵が並んでいて大迫力。図鑑を見ているような気分になれます。

 [展覧会パンフレット P5.6] 

 

明治宮殿千草之間は明治宮殿(旧皇居)にあった広間で、その各天井を飾っていたのがこの下絵による金地の綴錦(文様織のひとつ)です。

 

下絵とあるように、この展示されている作品は柴田是真の手元に残された手控えです。昭和20年5月の空襲で火事になり明治宮殿は全焼、美しい天井絵も焼けてしまいまいました。なので、この下絵は当時の美しい天井絵を伝える貴重な作品となっているのです。

これは、もうぜったいに見たくなりますよね。

 

所要時間

30分ぐらいでした。

ほとんどの時間を柴田是真筆の明治宮殿千草之間天井画下図の鑑賞にあてました。

そのほかにも、日本の初期の油絵の作品も見ることができます。こちらも興味深かったです。

 

みどころ

①柴田是真筆の明治宮殿千草之間天井画下図

淡い色が美しく彩られた花や植物たちが丸い円の中に生き生きと描かれています。

 

会場の入り口にある作品リストの裏面には、明治宮殿千草之間天井画下図の配置にそった花の名前が書かれた図があります。

この図からわかるように、全部で17列3段で51種類の花が展示されています。ひとつひとつ丁寧にこの名前の図と照らし合わせながら見ることができます。

 

②日本の明治期の油絵

日本の初期(明治期)の西洋画が見ることができます。浅井忠や和田英作、原田直次郎などの油絵が展示されています。写真にはありませんが、高橋由一の代表作《鮭》(明治10年ごろ)も見ることができます。

[展覧会パンフレット 部分] 

 

竹橋駅にある東京国立近代美術館のMOMATコレクションでは、日本の近代美術がたくさん見ることができます。9月に鑑賞した記録は、こちらのブログに書いています。

www.pooh70.com

▼現在の展示内容は、ブログ内容と異なりますのでご注意ください。詳しくはホームページを確認してください。

MOMAT コレクション | 東京国立近代美術館 

 

すてきなパンフレットがもらえます。

うすいクリーム色の素敵なパンフレットがもらえます。柴田是真筆の明治宮殿千草之間天井画下図が表紙・裏表紙に美しくデザインされています。中には作品の詳しい説明も書かれています。

 

おすすめ本

①「皇居を飾った柴田是真の植物画 季節のぬりえ帖」 青月社編集部/ 青月社

見開きの片面ページに柴田是真の美しい植物絵があり、となりのページはその絵のぬりえバージョンになっています。絵も楽しめる上に、ぬりえも楽しめる。2度楽しい本です。

皇居を飾った柴田是真の植物画 季節のぬりえ帖

皇居を飾った柴田是真の植物画 季節のぬりえ帖

 

 

基本情報

●会期:2018年10月2日(火) ~ 2018年11月11日(日)

会期が短めですので気をつけてください。

●場所:東京藝術大学大学美術館(東京・上野)

●展覧会ホームページ:▼▼こちらから見ることができます。

藝大コレクション展2018

 

まとめ

なによりも柴田是真の美しい花・植物の絵に見とれてしまう展覧会です。

日本の四季を感じながら、草花辞典を見るように絵を鑑賞できます。一枚一枚じっくりと名前と照らし合わせながら、じっくり見ることができて楽しめました。「あ~、このよく見かけるあの花ってこんな名前なんだ~」と知ることもできます。

草花好きさんには、ぜひぜひチェックしてほしい展覧会です。

 

東京藝術大学大学美術館の近くにある黒田記念館(黒田清輝)もおすすめです。

ここでは、日本近代西洋画の父ともいわれる黒田清輝の作品が見ることができます。レンガの建物も素敵なので見ごたえあります。うれしいことに、なんと無料です!

 

2018年10月30日(火)~2018年11月11日(日)の特別期間の間には、黒田の代表作ともいわれる「読書」(1891年)、「舞妓」(1893年)、「智・感・情」(1899年)、「湖畔」(1897年)がゆっくり見ることのできる特別室が開かれます。

▼▼黒田記念館ホームページは、こちらから見ることができます。

黒田記念館

 

上野公園の美術館で開催中の展覧会もお見逃しなく。

「フェルメール展」、「ルーベンス展」、「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」と話題の展覧会目白押しです。

▼各展覧会の鑑賞記録のブログはこちらです。 

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▼▼こちらのアドレスからブログが見られます。

https://pooh70inu.hatenablog.com/

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