茨城県で購入した和菓子、よくお土産でもらう商品です。
茨城県(水戸藩)といえば、日本三名園の「偕楽園」があります。
梅の名所です。
茨城県水戸市の名物というこの和菓子。
この2月の梅の時期にぴったりの和菓子です。
お菓子:吉原殿中(よしわらでんちゅう)亀じるし
茨城県水戸市の銘菓として知られている和菓子です。
水戸藩九代藩主の奥女中・吉原の創案と伝えられている由緒あるお菓子。
水戸の烈公さんもたいへん喜んで召し上がったという。
亀印製菓株式会社ホームページより
水戸藩九代藩主・烈公さんとは、徳川 斉昭(とくがわ なりあき)のことです。
もち米と水飴で作られています。
外側にはきな粉がまぶしてあり、オブラートでつつまれています。
質素で地味なルックスだけれども、大きめなサイズがうれしいです。
包装紙もおしゃれなかんじで気に入りました。
お土産で配りたくなります。
茨城土産には見えない!(茨城県に失礼だけど)
お店:亀印製菓(かめじるしせいか)
この「徳川斉昭公」が描かれたパッケージが気に入って購入しました。
やけにイケメンだけど、本当にカッコよかったのか?気になります。
「吉原殿中」という商標は、
同組合(水戸菓子工業協同組合)に加盟する企業および菓子店(井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、菓舗もとや、吉田屋、前田屋製菓)のみが使用することができる。
そうです。
6種類の「吉原殿中」があるということですね。
おもしろい!
他の会社のものも食べたくなります。
食べてみる
オブラードに包まれています。
(オブラード:澱粉(でんぷん)でつくった、薄いすきとおった膜。のみにくい粉薬などを包む。)
久しぶりにみたオブラードにちょっとびっくり。
旦那さまは食べられるのか心配しているし・・・。
わたしは、けっこうオブラード好きなので気になりませんが。
気になる方は、ペロペロとかんたんにはがせましたのでご心配なく。
お菓子本体?は、パフパフ感もあり、もちもち感もあります。
大きめサイズでも3口ぐらいであっというまに食べきってしまいます。
おススメ度(★5満点)★★★★★
おススメです。
オブラードのおかげで、まわりのきなこもこぼれずに、雑誌を読みながら片手でたべられました。
オフィスでも、三時のおやつにぴったりです。
茨城土産として会社で配りましょう。
気軽なお茶席にも使えます。
野点(屋外で抹茶を楽しむ)にぴったりです。
特に、この時期に梅を見ながら、食べると”水戸”を感じられます。
徳川斉昭とは
徳川 斉昭(とくがわ なりあき)は、江戸時代後期の大名(親藩)。常陸水戸藩の第9代藩主。江戸幕府第15代(最後)の将軍・徳川慶喜の実父である
写真・引用文 [Wikipediaより]
お菓子のパッケージよりはぽっちゃりしている・・・かな?
きっと若いころはスリムでかっこよかったのかな?
彼は強烈な尊王攘夷論者で、政治的野心が強く、また、艶福家で子宝にも恵まれたそうです。
諡号(しごう)は、烈公ですから・・・。
何事にも強い肉食系男子だったことが想像できます。
諡号とは:主に帝王・相国などの貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名のことである。
[Wikipediaより]
豪快な斉昭公が、女性と一緒に梅を見ながら「吉原殿中」を食べていたのかも。
と、思いながら「吉原殿中」を食べるとおもしろいですね。
こちらの和菓子も、茨城県のお土産にぴったりです。