カスドース 平戸蔦屋
✔歴史好きな人へのお土産
✔本格的なお菓子が食べたいとき
✔長崎のお菓子を楽しみたい人へ
かっこいいパッケージ
真っ黒に黄色の文字、イラスト、柄の入ったパッケージは、ゴージャス感がありかっこいい。
カスドースは、ひとつひとつ個包装されていてプラスチックの容器に入っています。
平戸蔦屋
早くから南蛮などの文化が渡来した、異国情緒と歴史ロマンの溢れる街・平戸。 文亀2年(1502年)に創業した蔦屋は、江戸時代には平戸藩主・松浦家の御用菓子として、 そして現代も平戸の人々に愛される歴史ある和菓子店です。【引用:「平戸蔦屋」公式ホームページより】
「文亀2年(1502)年っていつ??の時代なんだい。」とつっこみたくなるくらい老舗のお店(笑)。
1502年は足利将軍の室町時代で、この約30年後(1534年)に織田信長が生まれます。
☟「平戸と和菓子の歴史」の記事もおすすめ。
カスドース
たっぷりの粗目の砂糖がかかった、真っ黄色のお菓子。
中は空気をたっぷり含んだカステラ生地。
見た目はパサパサ(笑)
パサパサの見た目なのですが、一口かじると不思議にじゅわ~~り、ふんわりやわらかな弾力のある生地にびっくり!
やわらかさと表面のざらざらの砂糖、鶏卵の味の濃さに感動♡
まるでフレンチトーストのようなんですよ。
原材料は、「砂糖、鶏卵、小麦粉、水飴」だけ。子どもでも安心して食べることができます。
平戸蔦屋のカスドースの魅力
☝平戸蔦屋パンフレット
由来
江戸時代にポルトガル人の宣教師から伝えられたといわれています。異国文化がいち早く渡来した平戸だからこそのお菓子です。
当時は贅沢品だった卵、砂糖をふんだんに使った蔦屋のカスドースは殿様だけが食べられる”お留菓子”と呼ばれていました。
明治以降は皇室献上菓子にもなりました。
製法
カスドースに使われている卵は黄身にコクがある長崎県産の新鮮なものを厳選しています。
カステラを焼き上げて寝かせたあとに、手作業で卵黄をからめ、その後沸騰した蜂蜜を浸けた後に揚げます。
沸騰した蜂蜜に浸けるので卵黄に火が通り、菓子の日持ちが良くなります。⇒冷蔵設備のない時代の菓子作りの知恵
最後に砂糖をまぶして完成。
代々にわたり継承されてきた製法はいまも変わっていません。
「百菓之図」
松浦家に保管されている「百菓之図」
天保12年、当時の平戸藩藩主松浦家35代当主にの着想によって生まれたもの。
当時の平戸で銘菓として知られていた百種類の菓子を極彩色の色絵で紹介している。ここに現在と同じ姿のカスドースも登場します。
(天保12年(1841年)、江戸時代で将軍は家慶。江戸では倹約令が施行され、庶民の娯楽にも制限が加えられていた頃です。)
東京にある「長崎県アンテナショップ」で買えます
平戸市までいかなくても、東京駅の近くにある「長崎県アンテナショップ」で平戸蔦屋のカスドースは販売しています。
カスドース以外にも長崎県の名産品がたくさんそろっています。
**アクセス**
地下鉄「日本橋駅」(B7出口)より徒歩1分
JR東京駅の日本橋口からも徒歩5分程度で行けます。
基本情報・お取り寄せ情報
●商品名
カスドース
●価格
2個入り 432円(税込)(2019年4月現在)
●日持ち(賞味期限)
4/20購入⇒4/28期限
1週間程度の日持ち
●販売店
平戸 蔦屋
●お取り寄せ・通販:あり
なんと「ふるさと納税」の返礼品としても登場。
カスドースは平戸市が誇るお菓子なんです。
価格:10,000円 |
▼平戸蔦屋の公式ホームページ
まとめ
パンダくん
じゅわりしっとりしたお菓子だね。卵風味たっぷり。
●持ち運び
箱にしっかり入っているので持ち運びはらくちん
●個包装
個包装あり
●値段
東京では珍しい商品なのでお買い得
●かわいさ(パッケージ・お菓子)
かっこいいパッケージが魅力的
●日持ち(賞味期限)
賞味期限1週間と思ったよりもわりと短め
●保存方法
常温保存(直射日光・高温多湿を避けて保存)
●話題性
知る人ぞ知るお菓子で有名なお菓子なのですが。知らない人も多いお菓子。一度食べるとレベルの高い味にだれもがびっくりするはず
★読んでみて
高島屋のバイヤー畑主税さんの著書『ニッポン全国和菓子の食べある記』でも、平戸蔦屋のカスドースが紹介されています。
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ニッポン全国 和菓子の食べある記: 高島屋・和菓子バイヤーがこっそり教える郷土の和菓子500品
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