山川:彩雲堂(島根県松江市)
島根県松江に行った人からお土産の和菓子ををもらいました。
松江の和菓子といえばあの人関連のものに違いありません。
期待していたとおり、お土産は不昧公好みの和菓子「山川」でしたよ。
パッケージ
オレンジ色の川と紅葉が描かれた箱。
箱のフタには銘菓「山川」について説明が書かれています。
山川という菓子名は
「散るは浮き 散らぬは沈む もみじ葉の 彩は高尾に 山川の水」という古歌より
不昧公が命名したということが書かれています。
不昧公・・・松江藩七代目藩主松平治郷(号不昧)
また、手で割った側面の凹凸を山川に見たて菓名が生まれたともいわれ、お菓子の紅白は紅葉と川のせせらぎを表すといわれています。
と書かれていますよ。
見た目
見た目ポイント:ピンクと白のお上品なお菓子
紅白一対、ピンク色と白色の2枚が一袋に入っています。
一枚一枚は大きめサイズなので、食べやすいようにそれぞれ3等分してみました。
今回は包丁でカットしましたが、正しくは手で割りその割った側面の凹凸を山川に見たてて楽しむようですよ。
奥深いお菓子です(笑)
割った側面の凹凸を、山川に見たてるらしいということなのですが、このボソボソした側面も美しいということなのかな?
落雁の一種(砂糖菓子)で原材料は、砂糖、米粉、和三盆糖、還元水飴、食塩、着色料になっています。
味
甘さ指数:★★★☆☆
食べ心地:パサふんわり
砂糖菓子だけれども、甘さは控えめなのに驚きました。原材料に「塩」が含まれているからのよう。
基本情報
菓子名:山川 ミニサイズ
価格:540円(税込)(2018年7月現在)
賞味期限:7月5日頃購入→期限は7月14日
製造:彩雲堂(島根県松江市)
通販・オンラインショップ
あり。お取り寄せ可能ですよ。
▼お店についての詳しいことは、「彩雲堂」のホームページで確認してください。http://saiundo.co.jp/
「山川」メモ
茶人としても名高い松江藩7代藩主松平治郷(不昧)の考案した、いわゆる「不昧公御好み」の茶菓子の1つ。
若草、菜種の里と合わせて不昧公三大銘菓と呼ぶこともある。 新潟県長岡市・大和屋の越乃雪、石川県金沢市・森八の長生殿と共に、日本三大銘菓の一つにも数えられている。
[Wikipediaより]
まとめ
いかがでしたか?
「山川」の味はほどよい甘みですっきり。
見た目はピンク色と白色のコントラストもかわいいですし飾り気のないところが素敵。
味も見た目もとても上品な和菓子でした。