若草:彩雲堂(島根県松江)
東京日本橋にある島根県のアンテナショップは、島根県松江の茶人不昧公に関わる和菓子をたくさんそろえています。
不昧公好みの和菓子が買える穴場ですよ。
今回は不昧公お気に入り和菓子の1つ彩雲堂の「若草」を紹介しますね。
島根県松江のお殿様「不昧公」
2018年は不昧公が没後200年の記念すべき年で、松江では「不昧公200年祭」がおこなわれています。
不昧公は、歴代の松江藩主の中で松江藩中興の祖とされる。大名茶人として名高い松江松平藩7代藩主の松平治郷(1751~1818年)です。
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和菓子「若草」 パッケージ・味
3個入り。
小さな箱に不昧公が描かれているかわいいタイプ購入しました。
これは不昧公200年祭の限定パッケージだそうですよ。
箱を開けるとフタの裏には和菓子「若草」についての説明が書かれていました。
●「若草」は、不昧公が春のお茶席に好んで用いられたこと。
●「若草」は、不昧公の御歌
「曇るぞよ 雨ふらぬうちに 摘みてこむ 栂尾山の 春の若草」
から命名されたもの。
和菓子「若草」が不昧公に大きく関係したお菓子だということがわかりますね。
お菓子の表面は飾りけがなくすっきり黄緑色、お菓子としては微妙な色・見た目のような気がしますが。
新緑を連想させるものとしてつくられているそうです。
たしかに草ぽい感じがでています。
5月にぴったり!緑に囲まれ公園で新緑を眺めながら食べたい和菓子です。
中はつやっとした求肥。奥出雲・仁多地方の質の高いもち米を使用しているそうです。
お殿様の愛した和菓子なので、地味でありながらもどことなく上品さをかもしだしていますよ。
甘さも上品さわやかに感じるお菓子でした。
基本情報
・菓子名:若草
・価格:3個セット540円(税込)(2018年4月現在)
・賞味期限:10~15日
・製造:彩雲堂(島根県松江)
・購入場所:島根県アンテナショップ 日本橋しまね館(東京日本橋)
・通販・オンラインショップ:あり
▼詳しくはお店「彩雲堂」のホームページで確認してください。
島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」
島根県アンテナは日本橋三越の向かい側、東京メトロ「三越前」から徒歩0分という便利な場所にあります。
「若草」以外にも不昧公が愛した和菓子「菜種の里」「山川」「路芝」が販売していましたよ。
ここで不昧公のお気に入り和菓子を揃えて「不昧公お好みお茶会」が実現できます。
お菓子のほかにも、島根県の名産品が数多く揃っています。
▼▼2017年夏に島根県のアンテナショップを訪れた時の記事はこちらです。
まとめ
和菓子「若草」はどうでしたか?
華美な和菓子ではないし、味もシンプル。
だけどなぜか上品で誇り高い感じがするお殿様に愛された和菓子オーラを感じましたよ。
島根県松江市に行かずとも、東京日本橋で購入できるのがうれしいですね。