中秋の名月 花と和菓子
中秋の名月にちなんで作られたかわいい花束。
濃紺の紙に包まれた花たちとうさぎの飾りに一目ぼれです。
和菓子 中秋の名月「うさぎ 繭衣(まゆごろも)」 銀座 甘楽
うさぎが餅つきしている、かわいい絵が描かれた和菓子。
ふんわりした卵の香りがするスポンジ。
中は粒あんでした。
和菓子というよりもケーキを食べているようでした。
やさしい味です。
和菓子 中秋の名月「うさぎ 繭衣(まゆごろも)」の印象
秋になると必ずと言っていいほど見る掛軸の言葉。
「掬水月在手(みずをきくすればつきてにあり)」
月の美しさはだれもが見ることができます。しかし「手で掬う(すくう)」という自分が行動をおこすことで、月の美しさを自分のものとして感じることができるということです。
参考:『茶席で役立つ禅語ハンドブック』朝山一玄著
まとめ:中秋の名月 花と和菓子
今や、野に咲いているおとなしい感じの(一見地味な)マム(菊)だけではありません。
お花屋さんには、バラやダリアにも負けないぐらい華やかなカラフルなマムがあふれています。
ポンポン咲きマム(菊)
藍色のりんどう
ススキ
スパイダー咲きマム(菊)
てまり草
フジバカマ
そして、白いうさぎちゃん
黄色、オレンジのマム(菊)が中心となり日本風にまとまった、華やかなアレンジメントになっています。
中秋の名月アレンジメントの美しい花を見ながら、和菓子を食べて今年の中秋の名月は終わりました。
楽しみにしていた月は、雲がながれて、顔を出したり、隠れたりという状態が続いていましたが・・・・・・。
くっきりはっきり見えなくて残念と思いきや、ずっと明るくきれいに見えているよりも、風流に感じることができた気がします。