家で料理をすると暑い季節になりました。
お味噌汁を作るのも暑い暑い。
どうでもいいけれど、お味噌汁の具は「じゃがいもとタマネギ」が私の一番好きな組み合わせです。
菓子:チョコマロン
かわいらしい包装に期待が高まります。
プレゼントとかにしたら「キャー」と喜ばれそうです。
そのまんまのチョコマロン。中はスポンジでマロンペーストが入っています。
期待が大きすぎたせいか、ちょっとあれ??
中のマロンペーストはおいしかったのですが、スポンジがぱっさぱさです。というよりスポンジではないようです。よく見ると「チョコマロン(焼き菓子)」と書いてあるので、クッキーとスポンジの間のような感じです。なんで、ポロポロこぼれるんですね。
昭和ぽさが、ビシビシします。
懐かしの「エンゼルパイ」みたいな感じでした。
それにしても、銀座の一等地でこの値段には驚きました!さらに「ねりきり」などの他の和菓子も300円です。次は「ねりきり」に挑戦してみようかな~と考えています。値段も昭和ぽさ?を感じます。
価格:300円(税込)(2017年5月現在)
銘(名前)をつけてみる
失礼ながらも、この和菓子に「私なら。」ということで銘をつけてみました。
「香具山(かぐやま)」です。
お菓子は全然白くないけれど、形が山のように見えたのでこの銘にしました。
銘のもとになったのは、小倉百人一首の短歌です。
「春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすて天の香具山」持統天皇
(はるすぎてなつにけらししろたえの ころもほすてあまのかぐやま」
いちのまにか春が過ぎて夏が来たらしい。白い衣を干すという天の香具山に、白い夏衣がみえることだ。
藤原京を囲む大和三山は「畝傍山(うねびやま)」「耳成山(みみなしやま)」「天香具山(あまのかぐやま)」のこと。
特に「天香具山」は、「万葉集」の時代から大和のなかでも重要な山だとみなされてきた。古くから香具山は天から下ってきたという伝説が存在したようだ。
持統天皇は女帝。この歌は、亡くなった夫の天武天皇の悲願であった藤原京への遷都を実現させ、その藤原京で詠んだ歌まれたもの。
参考文献:『地図と由来でよくわかる 百人一首』吉海直人監修 青春出版社
たぶん多くの人が教科書で見たことがあるぐらいの有名な短歌です。私も、勉強した記憶がありますが、内容はほとんど覚えていませんでした。
持統天皇が女帝だったこと。旦那さんを思って詠ったのかしら?と思うと、この歌がちょっとかわいらしく思えてきました。
お店:東京 銀座風月堂
並木通りとみゆき通りの交差点にあります。老舗のお店です。
喫茶店もあり、おしゃれな年配の人々が集っているのを見ます。
話題の「ギンザシックス」からも近いので、お店は大人気になっています。あと、会社の人の話では、少し前に「アドマチック天国」というテレビ番組で紹介されたらしいです。