甘いものを食べたら、しょっぱいものが食べたくなるのが人間の性です。(たぶん)
チョコレートやあんこを食べたら、お煎餅を食べたくなる。そして、その甘い、しょっぱいを食べ続けてしまう恐ろしい輪廻にはまってしまうことがあります。
この恐ろしい状況を打破するお菓子を発見しました。
和菓子:をぐら山春秋あられ&ショコラ
あられ(お煎餅)のお店で見つけた夢のコラボレーションお菓子です。
見た目の袋は見慣れているあられ六菓撰「をぐら山春秋(をぐらやましゅんじゅう)」と比べると、モダンな若い人にも受け入れやすい感じです。
しょっぱいお煎餅4種類と甘い焼きチョコレート2種類に米粉クッキー1種類が一袋に入っています。
しょっぱいものを食べると、甘いものが食べたくなる。私の心をがっちりつかんでくれるお菓子です。
そして、一袋にまとまっているので、これ以上食べるのを簡単にやめることができます。食べ過ぎを防止できます。すばらしい!
お煎餅屋さんのチョコレートがどんな味なのか心配でしたが・・・・・・。さっぱりしていて、食べやすいです。
仕事中のおやつに一袋食べたら、大満足のおやつタイムになります。となりの席の人にもあげたら、絶対に喜ばれます。
お菓子の元になった小倉百人一首
お菓子は「小倉百人一首」の世界を表現しています。
短歌を楽しみながらお菓子を食べると風流を味わえます。
①夜半の月(塩味とアーモンドのおかき)
「めぐりあひて見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし夜半の月かな」紫式部
久しぶりに会えたと思ったのに、あなたかどうかわからにほどの短い間に、あなたはさっさと帰ってしまった。まるで雲の間にさっとかくれてしまう夜中の月のように。
②散る花(エビ味・花びら型 おかき)
「久方の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ」紀友則
日の光がのどかにさすこの春の日に、どうして桜の花は落ち着いた心もなくあわただしく散ってしまうのだろう。
③もみぢ葉(あおのり・しょうゆ味 おかき)
「小倉山峰のもみぢ葉心あらば いまひとたびのみゆき待たなむ」貞信公
小倉山の峰の紅葉よ、もしお前に心があるのなら、もう一度、天皇がおいでになるまで散らずに待っていておくれ。
④ならの葉(胡麻 おかき)
「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 龍田の川のにしきなりけり」能因法師
強い風が吹きちらした三室山(現在の奈良県生駒郡斑鳩町)の紅葉が龍田川の川面に散り敷かれたさまは、まるで錦の織物のように美しいことだ。
⑤沖の石(ミルクチョコレート 五穀米あられ 焼きチョコ)
「わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし」二条院讃岐
私の袖は潮が引いても水の下に隠れて見えない沖の石のように、人には気づかれないが、悲しい恋の涙に濡れてひとときの乾く間もないことだ。
⑥白妙(ホワイトチョコレート 五穀米と米粉 焼きチョコ)
「田子のうらにうち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」山部赤人
田子の浦に出て仰ぎ見ると、まっ白な富士の頂上に雪が降り続いていることよ。
⑦香具山(抹茶 米粉クッキ)
「春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山」持統天皇
いつのまにか春が過ぎて夏が来たらしい。白い衣をほすという天の香具山に、白い夏衣がみえることだ。
参考文献:『地図と由来でよくわかる 百人一首』吉海直人監修 青春出版社
お店:京都 長岡京・小倉山荘
本店は京都府長岡京市にあります。
あられ六菓撰「をぐら山春秋(をぐらやましゅんじゅう)」が有名なお店です。小倉百人一首に詠われている日本の四季を表現したあられです。上品なあられで、小倉百人一首の世界が楽しめます。
東京のデパートにもお店があり、購入できます。
食べた後も、短歌が楽しめます。素敵です。