東京本郷にある日本の最高峰「東京大学」の中には和菓子屋さんがあるのをご存知でしょうか。雑誌でもよく取り上げられ、連日大混雑という大人気のお店「廚 菓子くろぎ(くりや)」があるのです。
「廚 菓子くろぎ(くりや)」の上生菓子を買って食べてみました。
上生菓子「菖蒲(しょうぶ)」:廚 菓子くろぎ(東京・文京区本郷(東大キャンパス内))
お菓子の名前(銘)は「菖蒲」(購入日5月5日)
雑誌でよく取り上げられる有名なお店の和菓子だけあり、見た目はとてもお上品 。色合いも美しく、なんとも言えない形(シェイプ)が清楚であり色ぽくもあります。和菓子界の「夏目雅子」(ちょっと古いけれど)という感じでしょうか?
サイズは少し小さめです。お茶席などにはちょうどよいサイズです。
甘さひかえめで、味もお上品です。
午前10時ごろ買って夜に食べたのですが、夜食べても、ふっわふっわで、とろけるような口さわりでした。
原材料は「砂糖 小豆 山芋 葛粉 抹茶 寒天」だけ。山芋と葛粉のバランスがフワフワ感の元なんでしょうか?
基本情報
価格:450円(税別)(2017年5月現在)少しお高めです。
販売:廚 菓子くろぎ(くりやかしくろぎ)(東京・文京区本郷(東大構内))
▼ホームページはこちらです。
「ミシュランガイド東京」にて2011年・2012年と星を獲得した料理屋「くろぎ」の和菓子のお店。オープンは2014年です。 東京大学本郷キャンパス内にあるお店には、常に行列ができています。
お店には併設されたカフェがあります。テラス席が多いカフェは、緑がまぶしい今のシーズンはとても気持ちいいのでおすすめですし、行列が苦手でしたら、和菓子のお持ち帰りもおすすめです。
まとめ
見た目、味ともに感動を味わえる和菓子です。老舗のお店たちにも負けない革命児的存在に感じました。
すがすがしく美しい曇りのない清らかな、廚菓子くろぎ(くりやかしくろぎ)の上生和菓子「菖蒲」からイメージした禅語。
「歩々清風起(ほぼ せいふう おこる)」
一歩進むたびにきよらかな風が吹く、すなわち、いたるところすべて清浄なる悟りの世界だということをあらわしている。煩悩や迷妄をきれいにぬぐいさって一点の汚れもなくなった悟道者のすがすがしい心境である。