「立春」暦の上では春がきました。
まだまだ寒い日は続きますが、気分だけは春を感じる梅の形のかわいいお菓子を食べました。
梅花亭 梅もなか
かわいい梅の形をしたもなか。
小さめサイズですが、ぷっくりしています。中にはあんこがたっぷり詰まっていました。
もなかは3種類。
ピンク・・・しろあん
白・・・こしあん
薄茶色・・・つぶあん
お店の紙袋に描かれている「梅」マークも素敵です。
梅花亭 梅もなかの味は?
パリッとしたもなかの皮はうすめでぷっくりしています。
中には、たっぷりのあんこがつまっていました。
ほどよい甘さが味わえます。
意匠「梅」
春の花いえば、多くの人が「桜」を思い浮かべると思います。
「桜」は、スターのような存在です。
残念ながら、先に咲く「梅」の存在は薄いようです。
ニュースで取り上げられる機会や、人との会話から考えても「梅」の存在は「桜」に比べるととても地味な存在ではないでしょうか?
私はこの年になり、ある程度のスター性はありながらも(お菓子や雑貨にも「梅」を意匠としたものは多いが)、そんなにも(桜ほど)世間では話題にならない。
美しいけれども豪華な華やかさはない。
どちらかといえば地味という「梅」に魅力を感じています。
華やかな「桜」にはなれないけれど、地道にかわいい「梅」のような存在でありたいと思っています。
梅花亭
写真は「深川店(深川不動尊仲見世)」です。
本店は茅場町駅ちかくにあります。
お店の歴史は古く、江戸時代より(12代将軍、家慶の時代)に創業しています。
その昔 岐阜の出で高井と申しまして徳川家康公について御用御金(札差し)として江戸に入府し、菓子匠梅花亭としては時代も下って嘉永三年(一八五〇)大伝馬町で創業しました。
梅花亭ホームページより
深川店は小さな店がまえで、お客さんが二人程度しか入れないぐらいの狭さです。
お店には、素朴な和菓子まんじゅうやどら焼きが並んでいました。
まとめ
もなか自体の味には、特別感は感じられないのですが。
梅の形の和菓子(最中)がここで買えると覚えておくと、2月(梅の時期)のおもてなし和菓子として利用できます。
この梅の時期になったら、毎年食べたくなる和菓子です。