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和菓子屋 東京 銀座の老舗「空也」で期間限定・予約必至の「空也餅」を買ってみた

支店もなく、外部販売もしない、通信販売もない東京銀座の名店「空也」。

 

「空也」で年に2回だけ、1カ月間しか販売されないプレミアムな和菓子が「空也餅」です。

 

販売期間は、11月と1月中旬~2月中旬(今年2017年は2月10日まで)

この「空也餅」を実際に予約購入して食べてみました。

空也とは

明治17年、上野池の端に創業、戦災で焼失後昭和24年に銀座並木通りに移りはや半世紀、銀座の“空也もなか”として、お陰様で多くの文化人の方々はじめ、多くのお客様にご贔屓いただける様になりました。
私共の菓子は、素材を大切にし、全て自家製で銀座の店で造っておりますので、商品に限りがございます。是非お早目にご予約後ご来店下さい。尚、配送配達は致しておりません。

全国和菓子協会ホームページより

予約必至!

東京の銀座6丁目にある和菓子屋さんです。

空也餅を知ったきっかけ

この和菓子を知ったきっかけは、昔から私と母と祖母が好きな雑誌(親子3代で読めるすごい雑誌)『暮らしの手帖』です。

暮しの手帖 4世紀86号

暮しの手帖 4世紀86号

 

この雑誌の中で、ホルトハウス房子さんのエッセイ「わたしと和菓子」第9回(2013年早春・62号)で取り上げられていたのが、この「空也餅」

 

母と一緒に「食べてみたい」とずっと思っていました。

 

また、夏目漱石の「吾輩は猫である」の一節にこの「空也餅」が出てくることも有名です。

予約方法

私の場合は、直接お店に行って予約しました。

電話でも予約可能です。
(電話はかけたことがないので様子はわかりませんが、他の予約客も多いと思われますので、開店直後と閉店前とか空いてそうな時間を狙うのがいいかもしれませんね)

 

ちなみに「空也」さんはお店に行っても、品物の見本があるわけではなく、取り扱い品物が書いてあるわけでもなく、品物の値段表が張り出されているわけでもありません。

 

この日、お店には綺麗な梅が咲いていました。飾りはそれだけ。

 

大人気の「空也もなか」の値段表すら、お店のカードの後ろに書かれているだけです。

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なので、まずは空也餅を取り扱いしているか、確認しました。

 

今回は、ラッキーなことに前日予約でも大丈夫でした。(予約日は木曜日)

予約でいっぱいの日もあるという話でした。

日にちが決まったら「すぐに連絡ください」とのことです。

 

空也餅の日持ちは、その日だけです。

 

お店では「空也最中」を取りに来るお客様がぞくぞくやってくるその横で、店員さんが予約を聞いてくれます。

きびきびと、無駄に愛想があるわけではなく、でも馬鹿にした感じなどまったくなく、好感がもてます。

最後には、にこやかに笑ってくれたのが嬉しかったです。

予約で聞かれることは、

①予約する和菓子

空也もなか? / 空也餅? / 生菓子?

 

②予約する数

● 空也もなかの場合は、何個入りの箱?

箱の大きさで数が決まっています。

 

● 空也餅は何個?

(「箱は一番小さいもので4個が入るものです。」と言っていました。私は4個買いました。でも、何個にしますか?と一番最初に聞かれたので、何個でもよさそう?でした。)

 

● 生菓子の場合は、何箱?

1箱に6種類の生菓子が入ってます。

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(この日は2時半ごろ予約に行ったら「箱はもう無いけれど、残っている生菓子なら、ばらで売ることはできる」と言われました!)

 

③自宅用か贈答用か?

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左が贈答用(生菓子)、右が自宅用(空也餅)。

自宅用でも十分なぐらいの包装です。

 

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贈答用(生菓子)の包みを開けると、こんな感じです。

贈答用のプラス100円だと、

ヒモで結んでくれて、お店の説明書きと「くわし」と書いた紙、紙袋がついてきます。

 

④名前と連絡先の電話番号

 

⑤取りに来る日と時間

 

以上です。

見た目は江戸っ子

おいしく食べるためにも、買ったその日に食べてくださいと念をおされました。

 

夕方4時に受け取って、ちょっと寄り道をして家に帰ってきたのが6時近くでした。

さっそく蓋をあけてみると

わあ!これが空也餅なんだ。

 

もち米の”つぶつぶ”がそのままのお餅に、「空也」の文字が焼き印されています。

見るからに、”もちもち”、”みずみずしい”餅です。

美しいわけではないけれど、

素朴な江戸っ子ぽいです。

食べる期待が高まります。

食べると・・・びっくり!

旦那さんと食べたかったので、もう一度蓋を閉じで寒い北側の部屋へ置いておきました。

ようやく夜10時過ぎに、食べる時がやってきました。

 

あれ?さっきよりカピカピしてる?

あきらかに、数時間前より乾燥が始まっていました。

さっき食べればよかった・・・。

と後悔しましたが、もう遅いです。

(もしかしたら、箱ごとジップロック袋に入れておけば違ったかな~?)

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懐紙は夏目漱石にちなんで「黒猫」模様を選びました。

 

いただきます。

サイズは、小さめで抹茶と合わせるとちょうどよいです。

ベトベトしそうなので、手で食べました。

 

中の餡は・・・。

あれ?

餡ではなく、ほぼ小豆をつぶしたものという感じです。

小豆の皮がボロボロ入っています。

おいしい!!

色も小豆の色でピンクぽいです

ねっとりあんこが入っていると思っていたので、びっくりしました。

 

ただ、好き嫌いがわかれるかもしれません。

私は豆好きなので好みの味です。

おススメ度:★★★★★(★5点満点)

予約必至!銀座「空也」さんの、期間限定の「空也餅」。

かなり、おススメです。

一度は食べてみてほしい和菓子です。

ただ日持ちしないのが難点です。

 

やはり老舗の和菓子というのは、その店の歴史を感じることができていいものですね。

銀座からは少し離れますが、慶応大学がある三田にもおススメの老舗和菓子屋さん「文銭堂本舗」と「 秋色庵大阪家」がありますので、是非訪れてみてください。

www.pooh70.com