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和菓子屋 東京青山「紅谷」と老舗「叶匠寿庵」 ひなまつりには2軒楽しむ

「ひなまつり」も終わってしまいました。

実家に帰っていたので両親と中年おばさんでひなまつりの和菓子を食べて、今年は物置で眠ったままの私のお雛様の写真を見て懐かしんできました。

食べた和菓子のお店は、東京青山にある「紅谷」と、滋賀県が本店の老舗和菓子屋「叶匠寿庵」です。

「叶匠寿庵」の和菓子は東京丸の内のお店や、デパートでも購入できます。

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2年前には出してもらえたお雛様たち。

7段飾りです。

やはり父に確認したところ、五人ばやしやお道具の位置はきちんとマニュアルがありその通りに置くのだそうです。

やはり、お雛様があると家の中が華やぎます。来年は、飾ってほしいな。

 今年の我が家のお雛様ともお別れです。(鳩居堂のポストカード)

さようなら。おひなさま。また来年会いましょう。

お店:青山 紅谷(べにや) 

創業は大正12年という老舗のお店です。

ここは天空の和菓子屋さんです。

南青山というオシャレな一等地であるこの土地らしく、お店はビルの9階にあります。

しかも売り切れのことが多いそうで、まずは一階にあるインターホンで当日の和菓子状況を確認します。

この日は、土曜日のお昼頃でしたが、まだ商品は残っていますとのことで、9階のお店へあがり、和菓子を購入しました。

ビルの前には、看板があります。

インターホンを使うとは・・・。

ちょっと秘密めいた感じのある和菓子屋さんです。

和菓子:ミニどら・あゆ焼き

左の小さいものが「ミニどら」です。

今回はお雛様バージョンになっています。ちょっとうれしい。

通常は「紅谷」マークのようです。

もうひとつの方は、「あゆ焼き」。

こちらも春めいた絵柄で、ウサギがピョンピョンはねてます。

食べてみる

「あゆ焼き」は、求肥がパツンパツンにつまっていました。

皮も、ふかふかで厚みがあり求肥に負けていません。

求肥にはニッキが練りこんであるのだと思いますが、香りがプーンとただよいます。

求肥のおいしさを邪魔しないけれど、味の変化を楽しめるあんこもポイントが高いです。

おいしい!!

ニッキの味、香りともに特徴的です。

「ミニどら」は、小さいながらもあんこがはみだしそうなくらいです。

食べごたえがあります。

粒あんですが、豆の皮はあまり食感としては残らず食べやすく、すっきり甘めです。

おススメ度:★★★★(★5満点)

見た目も味も素朴な感じがするけれど、なんとなくオシャレに(かわいく)感じてしまうのは、やはりお店が南青山にあるからでしょうか。

でも、ただオシャレな(かわいい)だけではなく中身もすばらしくおいしいのですから優秀です。

中から湧き出るファッショナブルな和菓子なのです。

しかも、一時のチヤホヤされたおいしさではなく、長年にわたって愛されてきたおいしさなのです。

こんな人間になりたいと思わせる和菓子です。

マイナスポイントはお店が少し駅から遠く分かりづらいことです。

お店・和菓子:叶匠寿庵・あも(桜)

お店(御製):叶 匠寿庵

お菓子の名前(銘):あも(桜)

 

こちらは両親が用意してくれていました。

せっかくなので、五感をつかってこの和菓子を楽しんでみました。

この楽しみ方は、「とらや」(虎屋)で和菓子を買った時についていたパンフレットに書いてありました。

 

①「あも」という名前(銘)を聴覚で楽しむ

②つやつやの粒あんに包まれた、とろりとでてくる桜の香る求肥を視覚で感じる。

③求肥のもちもち、小豆の皮のかたさ、あんのしっとりさといった食感。(触感)

④あんこと桜の香りを嗅覚で。

⑤あんこの甘みの中に、求肥に練りこまれた塩漬葉がうっすらしょっぱく感じる味覚。

 

確かに、せっかく買った和菓子を「おいしい」だけではなく、

「作り手はもっともっと楽しんでもらえるように愛情をこめて作っているのだろう」と考えながら食べるのもおもしろいです。

もちろんただ単純に和菓子を楽しむのも良いとは思うのですが、たまには、真剣に和菓子と向き合ってみたいと思います。