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『リーサの庭の花まつり』【大人の絵本】初夏の花の可愛さを満喫できるおすすめ絵本

花とおしゃべりしてみたい!なんてロマンティックなこと考えたことありますか?

 

花好きな人なら、ぜひぜひ!と思う夢のようなこと。

 

それぞれの花たちにどんな印象を持っていますか?

 

子どもよりも大人が楽しめる贅沢な絵本を紹介します。

 

 



大人の絵本『リーサの庭の花まつり』

 

 

【著者】エルサ・ベスコフ (著), 石井 登志子 (翻訳)

【出版社】童話館出版

【出版年】2018年(新版)


ざっくりいうとこんな絵本

 

ある夏至の前の日。

 

おばあちゃんと暮らしているリーサ。

おばあちゃんが出かけ、庭でひとりぼっちになったリーサの前に、美しい夏至の精があらわれ草花が参加をする「花まつり」に招待されます。

 

花たちにリーサの姿は見えないけれど、花たちがまつりに参加する様子は見られるというのです。

 

リーサが見た花の夏至まつりの様子とは、驚くものでした!

 

初夏に咲く花たちが大集合

 

夏至まつりには、とにかくたくさんの(擬人化された)花たちが参加をしています。

 

● 野菜畑から参加

じゃがいも、あかかぶ、にんじんのおくさんなど

 

● 草原の花たち

マーガレットの少女 けしの男の子、クローバーの少女、きんぽうげ親子などなど

 

● 森からのお客様

ちょうちんらんの少年、ブルーベリーの子どもたち、こけももの子どもたち、まつかさ坊や など

 

● 庭の小高い場所からの参加

ばらの女王、パンジーとしゃくやく夫人、にんどうの娘、男爵のくるまゆり、騎士のイリスなど

 

● 池と沼からのお客様

あしの紳士、花いぐさのおじょうさん、カラーの娘さん、黄すいれんの親子、黄しょうぶの騎士など

(はすの女王はお休み)

 

● 家の鉢植え

フクシャ夫人、てんにんか夫人、ゼラニウムの娘たち

 

夏至まつりの様子

 

花たちを称える歌を鳥たちが歌います。

 

途中雑草の反乱などもありバタバタしますが、そこはバラの女王が騒ぎを納めます。

 

最後はカエルの歌で終わります。

 

絵本『リーサの庭の花まつり』まとめ

 

咲いた場所から動かず、その美しさで私たちに語りかけてくれる草花たち。

 

絵本『リーサの庭の花まつり』のように、もしかしたら、草花たち同志でおしゃべりしているかもと思うと楽しくなっちゃいますよね。

 

初夏の花の可愛さを満喫できるので、草花を愛する大人に読んでほしい絵本です。

 

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 茶箱

ほんとうに可愛い絵なのよ ぜひ読んでほしいわ