茶箱
お姉ちゃんありがとう!
弟の声が聞こえてくる絵本よ
大人の絵本『ぼくのワンちゃん』
【著者】シャーリー・ヒューズ 新井有子(訳)
【出版社】偕成社
● 姉の頼りがいあるやさしさと家族のあたたかさ
● 大事なものと一緒にいたい子どもの気持ち
● ちいさな子どもの喜怒哀楽の楽しめる絵
ざっくりいうとこんな絵本
ぼくの大事にしているワンちゃんがいなくなった!
デイブがいつも一緒のぬいぐるみのワンちゃんが消えてしまう
家族のみんなが必死に探してくれても見つかりません。
もうデイブはワンちゃんと会えないのでしょうか?
デイブの表情がコロコロ変わってとっても可愛いのよ
なんでも上手にこなす、お姉ちゃんもカッコいいわ
弟のジョーもすごくかわいいのよ
物語も山あり谷あり、飽きない設定になっているの
デイブの家族のあたたかな雰囲気が伝わる絵本だったわ
1977年ケイト=グリーナウェイ賞受賞作品
『ぼくのワンちゃん』は英国図書館員協会によって与えられるケイト・グリーナウェイ賞を1977年受賞している。
作者(絵も担当)のヒューズさんは、英国の児童書の挿絵で1977年と2003年のケイト・グリーナウェイ賞を2度受賞している数少ない作家です。
2007年、ヒューズさんの1977年の受賞者であるDogger(邦題『ぼくのワンちゃん』)は、ケイト・グリーナウェイ賞の最初の50年間で一般の人々のお気に入りの受賞作品に選ばれました。
【参考:Wikipedia・『世界で読み継がれる子どもの本100』(コリンソルター著・金原瑞人ほか訳)】
今なお、イギリスで愛される絵本なのよね
王室のジョージ王子たちも読んでいるかしら?
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絵本『ぼくのワンちゃん』データ
●原題『DOGGER』
1977年、イギリスで出版(日本では1981年出版)
●文字量:絵本にしては多め
●絵:シャーリー・ヒューズの絵
●フリガナ:あり
●ページ数:32ページ
●サイズ: 縦26x 横20 cmくらい
この絵本は、数十年前に私が大好きだった絵本なの
懐かしいわ~
大人になって読んでも、とってもステキな絵本だったわよ
古き良きイギリスのおうちの暮らし(ファッション・インテリアなど)も楽しめたわ
クッキーが食べたくなったわ
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