茶箱
どんな街なのか、のぞくように楽しめる絵本This isシリーズがあります。
今回は3冊目、ニューヨーク、ロンドンに引き続きパリを紹介しますね。
赤と白と青のトリコロールの国旗を持つフランスの首都パリ。
有名な街だけど、私たち日本人には知らないこともいっぱいあるはず。
『ジス イズ パリ This is Paris』
【著者】ミロスラフ・サセック (著), 松浦 弥太郎 (翻訳)
【出版社】 スペースシャワーネットワーク
● パリの魅力まんさい
● パリに行けなくともパリの雰囲気が味わえる
● 旅をしたくなる
● インテリアとして飾れるくらいおしゃれな絵本
ざっくりいうとこんな絵本だよ
★ 有名なパリの観光地から、地元の人しか知らないようなパリまで。パリの魅力にあふれている。観光ガイドにもなるし、パリの人々や街の雰囲気を味わえる絵本。
★ 歴史的な建物も多く残っていて紹介されています。
★ ミロスラフ・サセックの描く絵がステキ
★ パリにまつわる小説や映画を一緒に楽しみたくなる
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『ジス・イズ・パリ This is Paris』
『ジス イズ パリ This is Paris』はミロスラフ・サセックが描いた世界の都市シリーズ大型絵本の一冊。
作者のサセックさんは、チェコスロバキアのプラハ生まれ。
旅好きで世界中を巡ったという旅する絵本作家サセックさんが出版した本が『ジス・イズ(This Is)』シリーズ。
パリのおしゃれな雰囲気や、パリの歴史が一度にわかる絵本になっています。
パリのビストロやカフェ、本屋さん、のみの市、パリの猫たちが描かれていると思えば、フランスの観光地(歴史の舞台)ノートルダム寺院、コンコルド広場、バスティーユ広場、ヴァンドーム記念柱などが登場します。
フランスパンを持った老婦人の姿も登場!
日本人としてはビックリ!嘘みたいな話ですが、フランス人は、フランスパンをそのまんまむき出しで脇に抱えて歩いている話は有名ですよね~。
ちなみにこの絵本『ジス イズ パリ This is Paris』が描かれた1959年当時のパリから、パリは大きく変貌を遂げています。
なので復刻版の最後には「ジス イズ パリの今!」というページが加えられています。
ルーブル美術館のガラスのピラミッドはもちろん、ポンピドゥ・センター(国立現代美術館)やオルセー美術館は、1959年には無かったんですね、
さらに言えば現在2020年、残念ながらノートルダム寺院も大きく変わってしまっています。
『ジス イズ パリ This is Paris』を読んだら、映画や小説でもっともっとパリの雰囲気を味わいたくなります。
映画『ミッドナイト・イン・パリ』がおすすめ。ウディ・アレン監督の作品。いろんな時代のパリにタイムスリップしてしまうおもしろい映画です。パリで活躍していた有名なアーティストたちがぞくぞく登場するのも魅力ですよ。
『ジス イズ パリ This is Paris』をお伴にパリに浸る一日を過ごすのもおすすめです。
『ジス イズ パリ This is Paris』の翻訳を手掛けたのは、松浦弥太郎さん。
雑誌「暮らしの手帖」の編集長を務め、ていねいな暮らし・生き方に関するエッセイ本などをたくさん書かれています。
ニューヨークバージョンもおすすめ
『ジス イズ パリ This is Paris』 絵本データ
●文字:ひらがな 漢字あり(フリガナつき)
●文字量:少な目
●絵:おしゃれな絵
●対象年齢:小学生低学年くらいから読んでほしい
☆大人がワクワクする絵本
●ページ数:64ページ
●サイズ:縦29,8 x 横21,4 cm
大きめサイズの絵本です
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