世界一有名な王室といわれるエリザベス女王を筆頭としたイギリス王室メンバーたちが住むロンドン。
どんな街なのか、その街をのぞいてみるように読める絵本がThis isシリーズ絵本でロンドンの街並みをのぞいてみましょう。
【著者】ミロスラフ・サセック (著), 松浦 弥太郎 (翻訳)
【出版社】 スペースシャワーネットワーク
● ロンドンの魅力まんさい
● ダンディなロンドンの街の雰囲気が味わえる
● 旅をしたくなる
● インテリアとして飾れるくらいおしゃれな絵本
ざっくりいうとこんな絵本だよ
★ ロンドンの歴史から、オフィス街。ロンドンにあふれるあれこれを紹介してくれる絵本。
★ ロンドンを散策している気分になれる
★ ミロスラフ・サセックの描く絵がステキ
★ 商業的でもあるが、緑も多い。紳士が多いロンドンの魅力が楽しめます。
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『ジス・イズ・ロンドン This is London』
『ジス イズ ロンドン This is London』は、旅好きで世界中を巡ったという旅する絵本作家ミロスラフ・サセックが描いた世界の都市シリーズ大型絵本の一冊。
作者のサセックさんは、チェコスロバキアのプラハ生まれ。
霧に覆われたロンドンの街から絵本はスタートします。
霧と雨の多い街といわれるロンドン。
世界有数の商業都市でもあり、活発に経済が動いている街。
そこでは、シルクハットをかぶり、かっこいいスーツを着た紳士たちが傘を片手に歩き回っている姿も描かれています。
そして街のあちこち(ページのあちこち)には赤い2階建てバスもたくさん描かれていますよ。
たくさんの制服を着た職業の人たちが登場するのもロンドンならでは。
ロンドン市警察のおまわりさん
バッキンガム宮殿を守る衛兵や近衛騎兵隊
退役軍人のクラスチェルシー王立病院の入居者のユニホームまで。
裁判所ではかつらをつけた弁護士と裁判官の服装も見逃せませんね。
もちろん、ロンドンならでは王室関連の宮殿なども紹介されています。
霧がたちこめようと、傘が手放せなかろうと、紳士の街ロンドンに行ってみたいですね。
ちなみにこの本が描かれたのは1959年頃。
現在のロンドンは大きく変化しています。
たぶんシルクハットをかぶって出社する人はいないかと(笑)
ロンドンは現在、世界最大の観覧車ロンドン・アイ、超高層ビルのスイス・リ・インシュランス・タワーなどが現れて、超近代都市となっています。
どんどん発展を続ける都市であっても、大切な歴史は残して、上手く調和させて都市計画を進めているようですよ。
翻訳を手掛けたのは、松浦弥太郎さん。
雑誌「暮らしの手帖」の編集長を務め、ていねいな暮らし・生き方に関するエッセイ本などをたくさん書かれています。
『ジス イズ ロンドン This is London』 絵本データ
●文字:ひらがな 漢字あり(フリガナつき)
●文字量:少な目
●絵:おしゃれな絵
●対象年齢:小学生低学年くらいから読んでほしい
☆大人がワクワクする絵本
●ページ数:60ページ
●サイズ:縦30 x 横22 cmほど
大きめサイズの絵本です
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