『This Is New York ジス・イズ・ニューヨーク』
【著者】ミロスラフ・サセック (著), 松浦 弥太郎 (翻訳)
【出版社】 スペースシャワーネットワーク
● ニューヨークを愛する人に
● 旅をしたくなったとき
● 子どももリアルにニューヨークを感じられる
● おしゃれな絵本をさがしているなら
ざっくりいうとこんな絵本だよ
★ ニューヨークのあれやこれが紹介された絵本。ニューヨークがこの一冊で味わえる!
★ ミロスラフ・サセックの描く絵がステキ
★ ニューヨークが舞台の映画やドラマと照らし合わせて読むと楽しさ倍増!ニューヨークを旅しているような気分になれます。
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とってもおしゃれな絵本
1626年アメリカ原住民からマンハッタン島を手に入れたことから絵本は始まります。
ニュ―ヨークの活気ある街が描かれ、エンパイア。ステイト・ビルディング、タイムズ・スクエア、自由の女神、ニューヨーク自然史博物館といった有名どころから。
トリニティ教会、国際連合本部、ジョージ・ワシントン・ブリッジ、ブルックリン・ブリッジ、ヤンキーススタジアムなどが紹介されます。
チャイナタウンやハーレム、パーク・アベニュー、ブルックリン、ウォール街とさまざまな特色ある地区もあります。
とにかく人がたくさんいるのがニューヨーク
その中に、車もたくさん走っています。
車以外の乗り物もたくさん走っていて、地上も地下も大混雑です
大混雑のなかに、華やかさがあり、そして人々の活気がうずまく街です。
本の中から、たくさんの人々の声、街に流れる音楽、車のクラクション、エンジンの音が聞こえてきそうなくらい(笑)
この本は復刻版のため、最初に本が書かれたのは1960年代。
そのころから比べるとだいぶニュヨークは変わっています。なので、最後のページには「ニューヨークの今!」として当時と変わったしまったことが明記されています。
街も生きていますから、変化しつづけていますね。
テレビドラマや映画でも舞台になっているニューヨークを見比べながら読んでも楽しいですよ。
私はSATCやゴシップガールなどのアメリカドラマを思い出しながら読みました。
さらに、ニューヨークを近くに感じて楽しめました。
表紙の消防士さんは、SATCの合コン相手で登場しましたし、ヤンキースの選手たちとも合コンしてたな~。
ゴシップガールのダンが住んでいるのはブルックリンのレンガの建物。そこから橋が見えたな~。
作者のサセックさんは、チェコスロバキアのプラハ生まれ。
旅好きで世界中を巡ったという旅する絵本作家サセックさんが出版した本が『ジス・イズ(This Is)』シリーズ。
その第1弾がこのニューヨークです!
子ども向けの都市案内絵本ですが、大人でも十分楽しめます。
翻訳を手掛けたのは、松浦弥太郎さん。
雑誌「暮らしの手帖」の編集長を務め、ていねいな暮らし・生き方に関するエッセイ本などをたくさん書かれています。
『This New York』復刻版 絵本データ
●文字:ひらがな 漢字あり(フリガナつき)
●文字量:少な目
●絵:おしゃれな絵
●対象年齢:小学生低学年くらいから読んでほしい
☆大人がワクワクする絵本
●ページ数:64ページ
●サイズ:縦29,8 x 横21,4 cm
大きめサイズの絵本です
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