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『わすれられないおくりもの』大事な人を失った時に読みたい絵本

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『わすれられないおくりもの』

 

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)


【著者】C.V.オールズバーグ (著, イラスト), 村上 春樹 (翻訳)

【出版社】あすなろ書房

 

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ざっくりいうとこんな絵本だよ

 

 だれもが経験する大事な人とのお別れが描かれた絵本

 

 お別れは悲しいだけではない

 

 お別れがやってくるまで、どんな生き方をしていくのかをも考えさせる

 

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みんなとのお別れが迫っていることを感じているアナグマ 

ある日突然にその日はやってきました。

 

アナグマを慕っていた友達の動物たちは驚きと悲しみでいっぱいになります。

 

アナグマが死んでしまった冬が終わり春がくる頃から、悲しみよりもアナグマが残してくれたものに気づき始め、みんなの心にも変化が訪れるのです。

 

アナグマとのお別れは、それは悲しいものに違いないのですが。

お別れはただただ悲しいだけのものではないことを、絵本は気づかせてくれます。

 

特に突然のお別れはつらいものがあります。

想像もしなかったお別れには、想像を絶するような驚きと悲しみがやってくるかもしれません。

 

でも残された側はそれを受け入れるほかないのです。

お金があってもどうにもならないことが世の中にはあるのです。

 

そしてお別れをする立場も、避けられない運命です。

あなたは、お別れの時に、お別れはおそれていないでしょうか?

あなたは、自分の運命や老いを受け入れる準備はできていますか?

 

と、アナグマの姿をみていると、そんな風にたずねられているような気分になりました。

 

お別れを受け入れるのはだれにとっても、どんな立場になろうとも、避けられないもの。ならば、それをどう迎えるのか。

『わすれられないおくりもの』を読むとそんな気持ちでいっぱいになりました。

 

もちろん、これからお別れを体験するだろう子どもたちにも読んでほしい

 

そして、お別れが迫っているだろう大人には、生きるということとお別れがどんなふうに結びついていくのかを考えるきっかけになる本だと思った。

 

『わすれられないおくりもの』 基本情報

 

イギリスの絵本

●文字:ひらがな 漢字あり(フリガナつき)

●文字量:中くらい

●絵:やさしさがあふれる絵

●対象年齢:小学低学年くらいから

☆大事な人とのお別れをするだろう、あらゆる人におすすめの絵本

●ページ数:26ページ

●サイズ:縦26x 横21,4 cm

 

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