絵本『よるのかえりみち』みやこしあきこ
【著者】みやこしあきこ
【出版社】偕成社
ざっくりいうとこんな絵本だよ
★ 暗い夜のページがずっと続く。それを見ていると不思議なことにどんどん心がおちつく
★ 暗闇に当たる月の光や、窓の中の電気がほんのり目に心にやさしい
★ 主人公”ぼく”はうさぎ。ママとパパももちろんうさぎ。登場人物も、みんな動物。洋服をきて擬人化されている。
★ いろいろな動物たちの夜が想像できる絵本
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疲れてしまったウサギの”ぼく”は、おかあさんにだっこされて帰る途中。
静かな静かな暗い夜の街からは、どこからか話し声やかおりがする。
窓の中では、さまざまな動物たちがそれぞれの夜を過ごしている。
おとうさんが迎えに来て”ぼく”はベッドに。
なにも起こらない絵本(笑)
色も暗闇の黒がほとんど(笑)
だからこそ、とっても落ち着く絵本なんですよ。
寝る前にベッドで読んだら、すぐにコロリです。
文字が少ないので、絵から自分なりのストーリーを想像できるのも楽しいですよ。
親子で一緒に読みながら、ページごとにストーリーをどんどんふくらませていくと、さらに楽しい『よるのかえりみち』になります。
『よるのかえりみち』は、英語や韓国語、フランス語、簡体字(中国本土)版、スウェーデン語などにも翻訳されて出版されています。
世界中で読まれている絵本ですよ。
作者のみやこしさんは、NYタイムズ・NY公共図書館絵本賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞受賞他、世界中で高い評価を受ける実力派作家です。
『よるのかえりみち』みやこしあきこ 基本情報
日本の絵本
●文字:ひらがな
●文字量:少な目
●絵:ほとんど黒 窓のなかの光のやさしい黄色が印象的
●対象年齢:ひらがなが読めるようになった頃(3.4歳くらいから)
☆心を落ち着かせたい人や、眠る前の読書にもおすすめ絵本
●ページ数:32ページ
●サイズ:縦27 x 横21 cm
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