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絵本『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』庄野ナホコ 可愛い猫たちの夏の一日

『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』庄野ナホコ

 

ルッキオとフリフリ おおきなスイカ (講談社の創作絵本)


【著者】庄野ナホコ

【出版社】講談社

 

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ざっくり絵本紹介

 

 黒猫とぶち猫の仲良し二匹がかわいい

 

 大きなスイカを手に入れて、さらに大きな獲物も手に入れるストーリー

 

 ページごとに二匹の猫の動きや表情が楽しめる

 

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ちょっと悲しい生活をしている黒猫のルッキオ(アニキ)とぶち猫のフリフリ

 

ある朝、大きなスイカを発見しました!

二匹はこのスイカを売って、マグロを買おうとするのですが。

 

なかなかうまくいきません。

 

ルッキオとフリフリはマグロを食べられるでしょうか?

 

表情や動きがページごとに違う、かわいい二匹の猫が楽しめます。

 

黒猫のルッキオは赤と白の水玉のスカーフを巻いていますし、フリフリはブルーのリボンを首に巻いています。

毛の色に合ったものを身につけた二匹はおしゃれさんですよ。

 

猫好きさんには、たまらなくもだえる絵本ではないでしょうか。

 

猫二匹以外、背景も細かく丁寧に描かれているのも見逃せません。

 

海の浜辺も同じかと思いきや、よ~く見るといろいろな発見がありますし、二匹が住んでいる家もかなりシュールに描かれていますよ。

 

ストーリーは動きがあって、飽きることなく楽しめました。

 

『ルッキオとフリフリ』は人気があってシリーズ化しています。

 

ちなみに、絵本ではルッキオは「アニキ」と呼ばれ、ちょっとワイルドな口調で話します。

 

作者の庄野ナホコさんは、江國香織さんや、多和田葉子さんの挿画も手がけている人気イラストレーターさんです。

雑誌『BRUTUS ブルータス』の表紙でも有名ですよ。

この作品で絵本作家デビューしています。

 

江國香織さんの『はだかんぼたち』(単行本)

ワイングラスを持った、おなかに大きな傷があるおしゃれな猫ちゃんが描かれています。

 

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多和田葉子さんの『雪の練習生』(文庫)

椅子に座った大きな白いホッキョクグマが描かれています。

 

雪の練習生 (新潮文庫)

 

庄野さん、ツイッターによると実際に猫ちゃんを飼われているよう。猫好きさんなんです。

だからこんなに表情豊かな可愛い猫ちゃんが描けるんですね。

 

『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』基本情報

 

アメリカの絵本

●文字:ひらがな ちょっとカタカナ

●文字量:少な目

●絵:マンガちっくな可愛らしい絵

●対象年齢:よみきかせ 3歳ごろから ひとりよみ 6歳ごろから

☆猫好きの大人にもおすすめ

●ページ数:36ページ

●サイズ:縦26.5 x 横21.6 cm

 

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