子どもの頃ピアノを習っていた人なら、記憶にあるだろうピアノの発表会
子どもながらに緊張しましたよね~。
私は緊張なのか興奮なのかわからないのですが、リズムの早い曲をかなり早い弾きだしをしてしまい、最後までスゴイ勢いで弾きまくり終えたのを覚えています(笑)
自分でいうのもなんだけで、あれはすごかった!
緊張は大人になるにつれてどんどんひどくなっている気がしませんか?
私は大学生の頃からどんどん緊張がひどくなっています。
なんとかして緊張を克服したいと思っているときに、これは克服のきっかけになるかもと思った絵本があります。
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『ピアノはっぴょうかい』みやこしあきこ
【出版社】ブロンズ新社
ももちゃんのピアノの発表会当日
自分の出番を待つ、緊張気味のももちゃんの前に現れたのは
ステキなドレスを着たネズミです。
ももちゃん、ネズミの発表会に招待されます。
ネズミの発表会ってどんな感じなんでしょうか?
緊張対策①違う世界へいく
緊張をした時ってどうしていますか?
私は緊張対策として、大きく呼吸をする、客観的に遠くから自分を眺める、ツボを押す、瞑想する、トイレにいって一人になる、ひとりでニヤニヤ笑うなどなど。
さまざまなことをしていますが、まあ、うまく緊張がほぐれることはありません。
この絵本をよんで、「あ~この方法はまだやってみたことないな」と思いました。
その方法とは、ファンタジーの世界に入りこむ
それも楽しい世界に。
これはかなりよさそうな気がします。
いつもは真逆で、発表の前はそのことばかりを直前までずっと考えて、ただただ緊張していました。
でも、ももちゃんみたいに、ネズミに招待されなくても、発表の直前まで違う世界にいってみるのは緊張対策にかなりよさそうです。
緊張対策②なんでも楽しむ気持ち
ももちゃんは、ねずみのおかげで、楽しく自分のピアノの発表ができます。
そう、大事なのはなんでも楽しむことなんですよね~。
わかっているんですけれどね。
楽しもう、楽しもうと思うだけでは、緊張はなかなか克服できません。
楽しむには、緊張の原因となることとはまったく違うことを考えて、楽しくなったほうがいいのではと思いました。
ピアノの発表会なら、ピアノや曲のことを考えるのではなくて、好きな人のことを考えたり、旅行に行ったステキな景色、おいしいお菓子を考えながらピアノを弾くなんていいのかもしれませんね。
子どもの頃ってどうしてたっけ?
子どもの頃、みんなの前で発表することって大人になったときより断然多かったです。
授業のときに本を読んだり、意見を述べたり、音楽ではみんなの前で歌を歌うテスト、笛をふくテスト、体育はみんなの前で体操をしたり跳び箱を飛んだり。
習い事をしていると発表会や試合も必ずありましたよね。
ピアノ、柔道、空手、バイオリン、テニスなどなど
今では考えられないけれど、緊張しながらもひとつひとつこなしていた自分ってスゴイな~と思います。
大人になった今、ピアノをみんなの前で弾くなんてムリ(笑)
当日はおなかが痛くなって欠席してしまいそうです。
子どもの頃は、人前で発表するのが楽しかったことも、大人になるとそれがカンタンにできなくなるのが難しいんですよね~。
子どもの頃に戻りたい。
まとめ
みやこしあきこさん『ピアノはっぴょうかい』は、発表前に緊張する気持ちを痛いほどよくわかる絵本でした。
緊張したときは「楽しいファンタジーの世界に入りこむ」
大人でも子どもでも緊張しがちな人は多いですよね。
私もふだんから緊張しがちなので、この本を緊張対策として役立ててみようと思いました。
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