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ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 アート初心者は図録は買うべき?図録だけで楽しめる?

ようやく始まった今年一番の大型展覧会といわれている「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」

 

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なんと来日作品61点がすべて日本初来日という豪華さ!

どの作品も見ごたえたっぷりです。

 

ただこの時期はどうしても長々と会場にとどまりたくない、会場に行くのはどうしようと思っている人も多くいると思います。

 

私も会場には行きましたが、会場内での滞在時間をなるべく短くするために工夫をしてみました。

その工夫のひとつが図録を購入すること

 

アート初心者は図録は買うべきなのか?、図録だけで「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」は楽しめるのか?を検証してみました。

 

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の図録はどんなものかをお教えします。

 

 

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」図録は買うべき?

 

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結果から言うと「悩ましい」ですね。

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリーのマスターピースは今後来日しないといわれているだけに、図録を買ってじっくり見たい気持ちはあります。

 

ただ、実際に買って読んでみると、「これ買ったはいいけれど今後読むのかな?」と思うんですよね。

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展開催記念に買うなら、ぜひ買うのをおすすめします。

 

ただ絵画作品を楽しみたいとおもった場合、この図録は「う~ん、どうでしょう?」レベルです。

 

*ちなみに私は展覧会鑑賞は好きですが、絵画についての詳しい知識はほとんどないレベルの人です。

 

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」図録内容

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の図録の内容を細かくみていきますね。

 

まず重さ。

美術展の図録は重いのが定説。もちろんこの図録もかなりの重さがあります(笑)

 

展示作品の解説ページ

 

展覧会での展示作品の解説ページは160ページ程度

 

展示内容と同じく

●イタリアンルネサンス絵画の収集

●オランダ絵画の黄金時代

●ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

●グランド・ツアー

●スペイン絵画の発見

●風景画とピクチャレス

●イギリスにおけるフランス近代美術受容

の7章に分かれています。

 

基本は1作品見開き2ページで紹介されています。

左ページに作品の解説

右ページに作品の写真

 

絵画作品の写真

 

図録で一番大事な作品の写真はどうでしょうか?

 

注目作品は次の見開き2ページに作品の部分拡大があります。

部分拡大なので、自分が見たい部分と違う場合もあり。私は「そこを拡大か~!」という作品もありました(笑)

 

見やすい大きさの絵画作品もあるんですが、大型サイズの風景画などの作品は、かなり小さなサイズになってしまっています。

細かい部分はほとんど見えません。

 

画質はまあまあレベル。

もちろん実際の絵画作品のオーラとはだいぶ異なります。

 

絵画作品の実際の筆のタッチを見たいなと思う人にとってみると、やっぱり図録の写真では限界がありますね。

 

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☝2020年2月22日読売新聞 特別面 部分

 

拡大がある作品

『聖エミディウスを伴う受胎告知』

『天の川の起源』

『ロブスターのある静物』

『レディー・コーバンと3人の息子』

『ローマのテヴェレ川での競技』

『マルタとマリアの家のキリスト』

『海港』

『羊飼いに話しかける馬の上にいる男のいる丘陵風景』

『劇場にて』

『睡蓮の池』

『ひまわり』

 

その他、ボッティチェリやフェルメール作品は、章題の見開きページに拡大写真があります。

 

作品解説を読む

 

 

基本、図録の解説ってけっこうお堅い文章ですよね。

読みやすいか、読みたくなる文章かと聞かれると「う~ん」とうなってしまうレベルです。

 

しかも文字が小っちゃいの。

行替えも少ないの。

 

どこ読んでいるかわからなくなり、次の行を間違えちゃうくらいです(笑)

 

老眼でもない私ですら、うんざりするレベルなのに、図録大好きなおじいちゃん・おばあちゃんたちはコレ読むのかな?と思ってしまいます。

 

もうちょっと絵の隠された秘密の物語とか、絵の見どころポイントとかをわかりやすく示してくれてもいいのでは。

絵画鑑賞初心者でも、「へーそうなんだ」「なるほどね」と思えるような読みやすい解説が描かれた図録がほしいですね。

 

ゴッホ《ひまわり》のコラム

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の来日作品でも、大きな話題のひとつがゴッホの《ひまわり》

 

展示会場でもゴッホの《ひまわり》の連作について大きなパネルがあったのですが、図録でも特別にコラムがあります。

ゴッホが描いた《ひまわり》7点の写真付きですよ。

 

なぜ7点もあるのか、7点の違いなどがわかるので、このコラムは読みごたえあります。

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリーについて

 

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ロンドン・ナショナル・ギャラリーの誕生秘話、美術館の西洋絵画収集について、ギャラリー建築について、ギャラリーのコレクションに寄与したメンバー、彼らから寄与された作品についても書かれています。

 

西欧の美術館の多くは王室コレクションが元になっている場合が多いなかで、ロンドン・ナショナル・ギャラリーは英国民の手で英国民のためにつくられた美術館だそうです。

 

ちなみに美術館が誕生して以来200年、外国での展覧会は初!

ロンドンから日本への友情の証しにこの展覧会が開かれているとのことです。

展覧会開催の”うれしい事実”を知っておきたいなと思いました。

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展図録 通販

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の公式サイトから購入できます。

 

▼公式サイトはこちらから

https://artexhibition.jp/london2020/

 

まとめ

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の図録は買うべき?図録だけで楽しめる?を検証してみました。

図録を買って読んでみた結果、美術初心者にとってはたぶん今後開くことのない図録になると思われます(笑)

 

ただし、世界初の海外でのロンドンナショナルギャラリー展の記念としてはマストバイです。

ロンドンナショナルギャラリーの友情の証しとして購入するのはおすすめです。

 

*あくまでも私個人の感想です。