ロッタちゃんって知ってますか?
スウェーデンの絵本の主人公で、映画にもなった元気いっぱいの女の子です。
ロッタちゃんの姿を見ながら、自分の子ども時代が懐かしくなるかわいい絵本を紹介しますね。
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『ロッタちゃんとじてんしゃ』
【著者】アストリッド=リンドグレーン(作), イロン=ヴィークランド(絵)他
【出版社】偕成社
ロッタちゃんは世界中で大人気の女の子
この絵本『ロッタちゃんとじてんしゃ』は、ロッタちゃんの5歳の誕生日のおはなしです。
どのページにもロッタちゃんのかわいらしさがあふれていて、読むほど見るほどにロッタちゃんの”かわいさ”にメロメロになってしまいます。
元気いっぱい
泣いたり
すねたり
おちこんだり
どのロッタちゃんもかわいい
しかも、ロッタちゃんはおしゃれさん
赤い服に青色のズボンや靴下を合わせる、ビビッとなおしゃれ感覚の持ち主です。
末っ子がんばる
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ロッタちゃんは3人兄弟の末っ子
お兄さんとお姉さんに負けずと頑張る姿が、末っ子ぽくてかわいいです。
「自分だってほんとうはできるんだから」
と、末っ子はまだ小さいからどうせできないと思っているお兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんに向かって、「自分はできるけれどひみつなんだよ!」と言うロッタちゃん。
すごくかわいい!
もしあなたが末っ子なら「わかるよ~、ロッタちゃん」と声をかけたくなるはずです。
それにしてもこの絵本は、子ども心をとてもうまく表現しています。読んでいると、「あ~こんな気持ちになったよな~。」と、自分の子ども時代が懐かしく思えてきました。
北欧デザインの可愛さ
1ページ1ページの絵がとってもステキなのもこの絵本の魅力
スウェーデンの街並み、木々や花、部屋のインテリア、みんなのお洋服
どれをとっても見入ってしまいます。
特にピンクの花(桜ぽい)の大きな木にくくりつけたお手製ブランコにのるロッタちゃんのシーンはとってもステキ
ブランコを揺らす風や、小さなピンクの花がヒラヒラ舞う情景が目の前に広がり、自分もブランコに乗っているようなさわやかな気分になれます。
作者のリンドグレーンさん
アストリッド・リンドグレーン(1907年 - 2002年)は、小学校教師を経て、スウェーデンの児童書の編集者であり、児童文学作家でもある。
国際アンデルセン作家賞など、数々の文学賞を受けている。
彼女の著書は世界の70か国語以上に翻訳され、100以上の国で出版されている。
ロッタちゃんシリーズのほかに、元気いっぱいの力持ちの女の子が活躍する『長くつ下のピッピ』シリーズの作者でもあります。
なんと、ロッタちゃんとヒッピは同じ作者から生まれた姉妹だったんですね!
びっくりしました。
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基本情報
●スウェーデンの絵本
●文字:ひらがな・カタカナ
●文字量:多め
翻訳が読みにくい・わかりにくい・変わった言葉つかいの部分もあり
●対象年齢:3.4歳(一人で読むなら小学生低学年くらいから)
☆大人向けにおすすめ 映画『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』一緒にどうぞ
●ページ数:32ページ
●サイズ:縦29×横22㎝(大きめです)
●シリーズ化している
まとめ
『ロッタちゃんとじてんしゃ』は、子ども時代が懐かしくなるかわいい絵本でした。
子どもだからって思われたくない、でも甘えたい気持ちが入り混じった、あのなんとも表現できない気持ちを思い出しました。
久しぶりに自分の小さい頃のアルバムでもみようかな。
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