ページごとにおとぎ話の主人公たちが登場する、ディズニーランドに来たような気分になれる絵本をみつけました。
やさしい絵に癒されながら、どこにだれが登場をするのかみつける楽しさのある絵本ですよ。
絵本『もものき なしのき プラムのき』
☝画像をクリックするとアマゾンへ
【著者】ジャネット・アールバーグ (著), アラン・アールバーグ (著), 佐藤 凉子 (翻訳)
【出版社】評論社
楽しいうえに癒される 最強の絵本
子どもが大好きな、絵の中から”みつけよう！式”の楽しめる絵本。
おとぎ話の主人公たちが、ぞくぞくとリレー形式で登場します。
主人公レベルのキャラクターが集まったディズニーランドのようです（笑）
目まぐるしい本なのかと思うかもしれませんね。
いえいえ、逆にやさしいタッチの絵が疲れ切った心を癒してくれますよ。
夫婦の合作絵本
この絵本はイギリスのアールバーグ夫婦の作品です。
文章を書いたアラン
挿絵を描いたのはジャネット
夫婦でひとつの作品をつくりだせるなんて、とってもステキですね。
やさしいステキな絵
どのページの絵も、とってもステキ！
部屋に飾りたくなるほどの絵なんですよ。
かわいい動物
かわいい家具やインテリアの部屋
自然がたっぷりの風景
おいしそうな桃、梨、プラム
やさしい色合いで、大人の汚れてしまった心をキレイにしてくれるようなピュアな絵です。
「マザーグースのうた」のキャラクター
登場するキャラクターは有名どころと思いきや、私は知らないキャラクターも登場しました。
ハバードおばさん？
ボー・ピーポーちゃん？
ジャックとジル？
みんな「マザーグース」の詩にでてくるんですね。
日本では、あんまりなじみのないマザーグースですが、西欧ではたくさんの人に愛されているモノなんだな～と感じましたよ。
ボー・ピーポーちゃんは、ディズニー・ピクサー映画「トイ・ストーリー」にもキャラクターで登場するほど。人気があるんですね。
子どもの頃、私の家にも谷川俊太郎氏の翻訳したボックス入りの「マザーグースのうた」があったのですが、とにかくイラストも詩も怖くて読んでもチンプンカンプンだった記憶があります。私の感性が低かったのでしょうか（笑）
大人になった今なら「マザーグースのうた」楽しめるかな？
☝画像をクリックするとアマゾンへ
江國香織さんの本『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』
☝画像をクリックするとアマゾンへ
この絵本のタイトルを見て、江國香織さんの本『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』
を思い出しました。
似てますよね！
江國さんの本は、何人かの女性の話が、リレー形式で組み合わさってストーリーが進んでいくもの。
このあたりもちょっと似ているかも！
江國香織さんは、絵本雑誌『MOE』で4年間絵本をめぐるエッセイを書いていたので、絵本にはかなり詳しいはず。
もしかしてこの絵本のタイトルを知っていてつけたのかしら？と思ってしまいました。
☝画像をクリックするとアマゾンへ
江國さんの絵本エッセイは本になっています。
もう一度読み返してみましたが、残念ながらこの本には『もものき なしのき プラムのき』は出てきませんでした。
う～ん、でも長年江國さんのファンの私としては、この2冊にはなにかしら関係があると睨んでいます。
英語本にも挑戦
☝画像をクリックするとアマゾンへ
原作の英語バージョンも手に入ります。
こちらはKindle版もあるのでお安く手軽に読めますよ。
簡単な英語なので子どもでも読めますので、英語学習にもおすすめです。
アマゾン（洋書版）では試し読みがあり、数ページが読めるようになっていますのでぜひ見てみてくださいね。
まとめ
『もものき なしのき プラムのき』は、たくさんのおとぎ話のキャラクターが次々に登場するディズニーランドのような絵本でした。
目まぐるしくメインキャラクターの登場するにも関わらず、やさしい絵が心をほんわか癒してくれます。
優しい気持ちで、楽しみながら読める絵本です。
▼今回紹介した本 画像をクリックするとアマゾンへ
洋書バージョン
Kindle版もあります。
