女性セブンで特集された『学校に行けない子どもたちへ』
7人の有識者の人たちが、親と子に向けてメッセージを送ってくれています。
その中でとっても心に残ったのが五味太郎さんのメッセージ
五味さんは絵本作家でたくさんのベストセラー絵本を生み出している人です。
五味さんは子どもたちにむけて「コロナが収束した後、自分が戻りたのはどんな世界なのか?」とたずねます。
そして「学校や塾に戻らなくてもいいんだ」と語りました。
当たり前?みんな同じ考え?
学校に行けなくなり、テレビのインタビューにでてくるのは、
学校に行けなくてさみしい
お友達に早く会いたい
学校でみんなで勉強したい
と答える子どもばかりが出てきます。
ほんとうにそうなんでしょうか?
みんな学校に行きたいのでしょうか?
本当は学校に行けなくてほっとしている子どももたくさんいるのではないでしょうか?
大人の私も同じです。
緊急事態宣言中にテレビにでてくる会社員は
会社に行ってコミュニケーションをとって仕事をしないと
飲み会ができなくてつまらない
家では仕事にならないから会社に行きたい
という人が多くでてきます。
本当にみんな会社に行きたいのでしょうか?
めんどくさい人間関係が仕事よりも大事
ムダでもなんでもやらなければならない慣習だからという仕事
自分の大事な時間までも削って参加しなければならない飲み会
仕事に行くために乗る満員電車
これらはもう、会社員は諦めなければならないことなんでしょうか?
五味太郎さんの絵本
絵本『金魚がにげた』
大勢のたくさんのモノのなかに隠れた金魚を探す絵本
ただ単純に金魚を探す追いかけっこのような楽しい本なのですが、この絵本を見るたびに、まるで自分はいろいろなモノのなかに隠れた金魚なんでは?と思ってしまいます。
上手くかくれているけれど、じつはちゃんと存在しているんだ!とアピールしている。
会社の中の自分が、金魚に思えてしまうんですよ。
だれかが見つけてくれるのを待っていなくちゃなのか?
自分で脱出すべきか?
アフターコロナこそきっかけに
人それぞれ性格も違いますし価値観や意見は違います。
テレビや雑誌で報道されていることが当たり前のことではないと思います。
とにかく自分の気持ちを大事にした生き方をしたいと思います。
(もちろんそこには責任も伴いますが)
これまでの常識、当たり前に疑問がもたれているコロナ時代。
これがチャンス!
コロナを理由に自分の生活スタイルを見直すことができるのではないでしょうか?
元に戻る理由なんてないし、戻らない理由としてコロナが今はあるし。
自分らしい生活スタイルを
五味太郎さんのメッセージを読んで、今まではできなかったことを、コロナをきっかけに自分らしい生き方ができるように一歩踏み出してみようと勇気がでてきました。
●ムダに会社に行かないようにする
●イヤなことはイヤだとはっきり言う(言い方も学ぶつもりだけど)
●頑張る生き方はもうしない
●見栄をはった生き方はさようなら
●良い人と言われない人を目指す(笑)
とにかく5つ
ここから始めてみようと思います。
まとめ
五味さんの子どもへのメッセージは、子どもだけでなく大人の私にも心に響くものでした。
コロナ収束の後に、元の生活に戻ることが自分にとっていいことなのかどうかを、じっくりと自分一人で考えたり、家族と話し合ってみることが必要ですね。
大人になっても当たり前・常識から逃れられない私に勇気をくれた五味太郎さん、ありがとうございます!
▼五味さんのメッセージが読めます。ぜひ読んでみてくださいね。
「NEWSポストセブン」
https://www.news-postseven.com/archives/20200522_1565019.html
「ヤフーニュース」でも読めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb2497053bba33d377d7c5eca211ed47c54da72e?page=1
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