展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」
☝東京都美術館のランプとも雰囲気がぴったり
「ハマスホイとデンマーク絵画」は2020年1月21日から3月26日、上野公園内の東京都美術館で開かれている展覧会です。
始まってすぐ鑑賞したので、会場内の混雑・雰囲気・写真撮影・所要時間などをレポートしますね。
今後の混雑予想もしてみましたよ。
鑑賞前の混雑予想
●ここ最近昨年の秋あたりから始まった展覧会が終わり、そろそろ新しい展覧会を楽しみたいと思っている人が多いはず。
●特に会場になっている都立美術館は65歳以上の人は入場料1000円とお得なので年配の人がたくさん来ていそう。
●年配の人は午前~午後早めにお友達どうし・夫婦で見にくるはず
●まだ展覧会が始まったばかりでテレビでの特集なし
⇒⇒「ほどほど混雑するかな~」レベル混雑を予想。
鑑賞日はどんな日?
日にち:展覧会始まってすぐ
曜日:ふつうの水曜日
時間:夕方4時ごろ
天気:くもり 寒い一日
当日の混雑状況
☝「ハマスホイとデンマーク絵画」パンフレット
この日、この時間は混雑していませんでした
●チケット売り場:列はなし
●ロッカー:空きあり
ベンチ付近のロッカーは埋まっていましたが、少し離れたロッカーには空きがたくさんありました。
人の数は少なくありませんでしたが、会場が大きいおかげで混雑が不快ということはありませんでしたよ。
今後の混雑予想
若い人に人気になりそうな予感。春休みになると学生さんの数が増えてきそうです。
描かれた絵がわかりやすく、美術初心者でも楽しめる展覧会なので、デートや友達同士で見に来る人たちも多そうです。
そしてなんといっても3月からは混雑が必至です。
なぜなら3月3日になると同じ上野公園内にある西洋美術館で、今年一番の話題になりそうな『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が開かれるから。
これをきっかけに、二つの展覧会を楽しもうと考えている人はかなりたくさんいそうです。
☝ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」パンフレット
今後はかなり混んでくることが予想されますよ。(特に3月に入ったらかなり混雑しそうです)
*2/19、3/18はシルバーデーで65歳以上は無料
⇒⇒かなり混む予想はず。気をつけてください。
混雑を避けたねらい目
私の考えた混雑を避けた鑑賞のねらい目は
●平日の夕方
午後5時30分まで開館している普段なら、夕方4時ごろから
●金曜日の夜
金曜日・2月19日(水)・3月18日(水)は午後8時まで開館しているので、午後6時くらいから
(※入室は閉室の30分前まで)
東京都立美術館は65歳以上は入館料が1000円なので年配の方に大人気の美術館です。
なので、彼らを避けることが混雑を避けることになると思います。
その点から考えて、夕方や夜をおすすめします。
会場内の一番の混雑はどこ?
☝「ハマスホイとデンマーク絵画」パンフレット
デンマークの近代絵画が人気がありました。
ハマスホイの作品ではなかったのがびっくり!(この日たまたまだったのでしょうか?)
混雑していたのは、「第3章 19世紀のデンマーク絵画」のコーナーです。
かわいい子どもがピアノを弾いている作品や、クリスマスツリーを囲む家族の作品、女性二人のお茶のシーン、女性の読書をする姿、縫物をする姿などの作品が展示されています。
室内の家具や食器、椅子など北欧家具のインテリアも見ごたえがありましたよ。
北欧のデンマークは厳しい冬を暖かい部屋で家族や親しい友人と過ごすことが多いといいます。
日本でも人気になっているほっこり幸せな雰囲気をあらわすデンマークの言葉「ヒュゲ」が味わえる作品が人気でしたよ。
会場の雰囲気・印象
おしゃれな展覧会という雰囲気があります。
北欧雑貨が好きなひとやインテリアに興味のある人といったおしゃれさんたちにも注目されているようです。
☝「ハマスホイとデンマーク絵画」パンフレット
展覧会の作品数は全部で約88点。うちハマスホイは40点ほど。
大きめサイズの作品が多く見やすいですよ。
西洋絵画というと宗教画のイメージがありますが、この「ハマスホイとデンマーク絵画展」では室内絵画、風景画、肖像画ばかりなので、美術初心者でも楽しめますよ。
【出品作一部紹介⑬】1891年、 #ハマスホイ は画家仲間のイルステズの妹イーダと結婚しました。これは新婚旅行先のパリで描かれた画家と妻の肖像画。以降、イーダは室内画を彩る女性像としてハマスホイの作品に欠かせないモデルとなります。 #デンマーク #東京都美術館 pic.twitter.com/3cpdfpxrgm
— ハマスホイとデンマーク絵画展 (@denmark_2020) 2019年12月17日
入ってすぐにハマスホイ夫婦が描かれた作品からはじまり、デンマーク絵画、後半(第4章)にハマスホイの作品が展示されています。
写真撮影は?
会場内は写真撮影できません。
記念写真を撮る場所は、グッズ売り場を出てすぐの場所にありました。ちょっと地味な絵ですが、ハマスホイ家の室内にいるように写真が撮れますよ。
会場入り口付近(チケットをみせる場所)も写真撮影におすすめの場所です。
鑑賞時間
私の場合は1時間半ほど。
作品を見ていたのは1時間ちょっとでしたが、グッズ売り場のグッズが充実していて「いいな」「欲しいな」と思うようなものがたくさんありました。
おいしそうなチョコレートケーキやワンポイント刺繡の入った素敵なハンカチなど。
展示作品に負けずグッズもおしゃれなもの、お土産に喜ばれそうなものが多く販売していました。
グッズ売り場を見る時間にも時間の余裕をとっておくことをおすすめします。
「ハマスホイとデンマーク絵画」東京展基本情報・巡回予定
会期:2020年1月21日(火)〜3月26日(木)
会場:東京都美術館(上野公園内)
観覧料:当日一般1600円
▼公式ホームページはこちら。
https://artexhibition.jp/denmark2020/
4月からは山口県へ巡回します。
会場:山口県立美術館
会期:2020年4月7日(火)〜6月7日(日)
読んでおきたい・読みたい関連本
●ハマスホイの作品を見る
ハマスホイの本があります。どちらも出版されたばかりの本です。
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● 同じ北欧の国スウェーデンの画家カール・ラーション
素敵な北欧家具や食器、室内画が楽しめますよ
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▼カール・ラーションについての記事はこちら。(展覧会は終了しています)
●ヒュッゲとはなにか
カラーで読みやすい本。デンマークの生活を楽しむ方法をマネしたくなります。
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まとめ
「ハマスホイとデンマーク絵画」展のレポートいかがでしたか?
美術初心者でも楽しめる、とてもおしゃれな雰囲気の展覧会でしたよ。
今後混雑はしてくると思いますが、少しでも混雑をさけてゆっくり鑑賞できるといいですね。
*混雑予想などはあくまでも参考程度にしてくださいね。
2020年見逃せない展覧会情報が載っている雑誌『日経おとなのOFF』おすすめです。
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