ミナ ペルホネンの展覧会「つづく」
かわいいテキスタイルのデザインが有名なミナ ペルホネンの展覧会が東京都現代美術館で開かれています。(2019年11月~2020年2月16日)
ミナ ペルホネンって?
と思う人もいるかもしれませんが、知らないなんてもったいない。
これを機会に日本を代表するミナ ペルホネンの魅力を知っておいて損はありません。
マルとマルがつながっているだけ
単純な”とり”の形がデザインになっているだけ
素朴な花が連なっているだけ
ランダムに蝶が規則的に飛んでいるだけ
なのに長年多くの人に愛されているミナ ペルホネンのデザイン
かわいいもの好きの人や、デザインを勉強している人、服飾系を学んでいる人にとっては見逃せない展覧会になっています。
かわいくて大好きなデザインだけど、そのデザインの洋服を着こなす自信がない私が展覧会をのぞきにいってきました。
ミナ ペルホネン展覧会とは
ミナ ペルホネンが今まで発表してきたテキスタイルのデザイン原画や、商品ができるまでの過程がわかる展示などミナ ペルホネンの魅力がぎゅ~とつまった展覧会です。
ミナ ペルホネンはデザイナーの皆川明さん(1697~)が設立したブランド。
流行に左右されず長年着られる普遍的な価値をもつ「特別な日常服」をコンセプトとしている。
また日本各地の生地生産と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの産地からプロダクトを生み出す独自のものづくりをしている。
ミナはフィンランド語で「私」、ペルホネンは「蝶」を意味する。
ミナ ペルホネンの展覧会「つづく」の混雑具合
平日金曜日の夕方4時過ぎに行きました。
その日は混雑していませんでしたが、お友達同士、カップル、親子で来ている人たちが多いので休日は混雑しそうです。
会場内はそれほど広くなく、みなさんじっくり見ているのでそれほど人が多く集まっていなくても混雑を感じてしまうと思います。
特に写真を撮れる場所では事前に混雑を予想しておいた方がいいです。
展覧会メモ:撮影・ショップ・図録
★撮影
撮影可能箇所あり
★ショップ:グッズ販売
人気の品物は購入制限あり
おすすめはマスキングテープと手ぬぐい。お手軽値段なのでお土産にもなりますよ
☝手ぬぐい1200円(税抜)
☝マスキングテープ320円(税抜)
★展覧会の図録
会場では通常版カバーに加え選べる限定カバー8種あり。3700円(税抜)
2月に書店で販売予定
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皆川明さんのミナ・ペルホネンへの想い
皆川さんはミナ ペルホネンを「せめて100年つづくブランドに」という思いでスタートしたそうです。
2020年には25周年。まだまだ皆川さんのミナ ペルホネンの長い旅は続きそうですね。
展覧会を見ると、皆川明さんの仕事への意識の高さや、ミナが長く長く愛されてほしいという熱い想いを強く感じます。
「皆川さんって職人魂を持ったいい男じゃない」
と皆川さんのファンになってしまう人も大勢いるはず。
展覧会では皆川さん個人の活動がわかるようなコーナーもあります。
2016年にスタートした朝日新聞「日曜に想う」の挿絵
2016-2017年の連載日本経済新聞「森へ行きましょう」(川上弘美作)の挿絵
が展示されています。
テキスタイルのデザインとは違った皆川さんの魅力があふれていますよ。
皆川さん自身の魅力満載の本もあります。ぜひ読んでみることをおすすめします。
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〇〇〇皆川さんは暮らしの手帖でも挿絵を描いていますよ〇〇〇
入り口からミナ ペルホネンの魅力満載
圧巻!
入り口にはテキスタイルのデザインがわかりやすいクッションがびっしり並んでいます。今まで発表されたデザインの数々ですね。
一つ一つはシンプルなデザインでありながらも、こんな風に並んでいると圧巻です。
ミナ ペルホネンのデザインはマリメッコのような北欧デザインに似ていて、どこかほっこりできるものが多いです。
デザインはかわいい系が多いと思っていましたが、大人ぽいおしゃれ系のデザインも多くあることがわかります。
色がダークなものに変わるとデザインが似ていてもぐっと雰囲気が異なったものになりますね。
ミナ ペルホネンお洋服の森
部屋の壁一面に洋服が飾られています。
洋服には説明書きがついていないので、いつ発表されたデザインなのかわかりませんが、どの作品も古臭さは感じません。
実はそれってすごい!ことですよね。
お気に入りのミナ ペルホネンのお洋服たち
☝一番気に入ったのはこの赤い風船?の描かれた洋服。テキスタイルもハイネックになったワンピースの形も気に入りました。
☝避暑地で涼しく着こなしてマダム気分を味わいたい
☝真ん中 スワンが泳ぐブルーの上着の服がお気に入り♡
☝かわいい袖に柄柄のスカートがマッチしている
☝レトロ感あり ダウントン・アビーの女性たちが着てそうで素敵
☝ちょっとした会食の時に着たい
☝これこれ。今(冬の時期)まさに着たい服
☝小さな襟が気に入った服
☝明日にでも着たい服 スカートはミナ ペルホネンの代表的デザインの”タンバリン”ですね
☝渋いけれどどこか大人かわいいの♡
基本情報
会期:2019年11月16日(土)—2020年2月16日(日)
会場:東京都現代美術館企画展示室3F
休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、2019年12月28日—2020年1月1日、1月14日
開館時間:10:00—18:00※展示室入場は閉館の30分前まで
チケット:当日券一般1500円
▼▼詳しくは公式ホームページで確認してくださいね。
まとめ
ミナ ペルホネンの展覧会「つづく」はいかがでしたか?
かわいいものがたくさんで見るのに疲れてしまうほどでした。
ぜひぜひ私たちの孫やひ孫世代も着ているような100年「つづく」ブランドでいてほしいですね。
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