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2019年秋冬に行ってみたい展覧会をまとめてみた 六本木・渋谷・青山方面9件

2019年秋~冬おすすめ展覧会(六本木・渋谷・青山方面)

 

2019年秋から冬、10月・11月・12月に六本木・渋谷・青山方面で楽しめる展覧会9件をまとめてみました。

ヨーロッパの名作を鑑賞したり、浮世絵をみたり、現代アートを楽しんだり忙しい秋~冬になりそうです。

あなたの美術館巡りの参考にしてくださいね。

*六本木・渋谷・青山方面とは少し離れた新橋、清澄白河での展覧会も記事のなかにあります。

 

 

10月よりスタート

 

「建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」

 

 ☝「ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」のパンフレット 

 

リヒテンシュタインって?と思った人も多いはず。

リヒテンシュタインは国名でもあり家名でもあるのです。

世界で唯一の伯爵家の家名が国名になっているという珍しいリヒテンシュタインは、スイスとオーストリアにはさまれた場所にあります。

 

今展覧会には伯爵家秘蔵でもある世界屈指の個人コレクションが来日し公開されます。

ルーベンスやクラーナハ(父)の油彩画のほかに優美な陶磁器など合計130点ものお宝が見られ、ヨーロッパ貴族の一員気分になれそうです。

 

見逃せない作品

ルーベンスと工房《ペルセウスとアンドロメダ》1622年以降

 

基本情報

●会期:2019年10月12日(土) - 12月23日(月)

●場所:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_liechtenstein/

 

「バスキア展」

 

 ☝「バスキア展」のパンフレット 

 

今や20世紀美術の巨匠とまでいわれるバスキアの魅力あふれる展覧会です。

 

1980年アメリカに彗星のように現れわずか10年の活動期間で消えてしまったバスキア。彼は私たちに強烈な印象を与えるエネルギッシュな作品を多く残しています。

 

バブル時代の日本の世相を反映しているバスキア作品にも注目。

ワイドショーでもかなり話題になった元ゾゾタウンの社長前澤さんの所有するバスキア作品も登場していますよ。

 

見逃せない作品

バスキア《無題》1982年(前澤氏所有のパンフレット作品)

 

基本情報

●会期:2019年9月21日(土)~11月17日(日)

●場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/basquiat/

 

▼▼「バスキア展」を見に行ったレポートはこちら。

 

「ラウル・デュフィ展― 絵画とテキスタイル・デザイン ―」

 

 ☝「ラウル・デュフィ展」のパンフレット 

 

華やかで明るい色彩で人気の画家ラウル・デュフィ(1877-1953)の展覧会です。

本展覧会では、デュフィの絵画と、モードの帝王ポール・ポワレが重用したデュフィのテキスタイル・デザイン関連作品が展示されています。

 

物悲しくなりがちなさびしい秋冬シーズンに、光り輝く明るいデュフィの作品鑑賞はおすすめです。

 

見逃せない作品

音楽をテーマとした油彩画

 

基本情報

●会期:2019年10月5日(土)~12月15日(日)

●場所:パナソニック汐留美術館(新橋・汐留)

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/191005/

 

「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」

 

 ☝「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」のパンフレット 

 

織田信長、千利休、豊臣秀吉など天下人たちが競って楽しんだ茶の湯。彼らが活躍した桃山時代には新しい日本のやきものが作り出されるようになります。

 

この展覧会では中国や朝鮮でつくられた茶碗とはちがった、日本の美濃(岐阜県)で作り出されるようになった力強く色彩豊かな生き生きとした造形の茶碗が集められ紹介されます。

 

現在の私たちの目からみてもビビットな茶碗の鑑賞が楽しめます。

 

見逃せない作品

国宝 志乃茶碗 銘花墻

 

基本情報

●会期:2019年9月4日(水)~11月10日(日)

●場所:サントリー美術館(六本木ミッドタウン)

☟詳細は公式ホームページで確認を 

https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_4/index.html

 

生誕100年 藤本能道 ―生命を描いた陶芸家

 

☝「生誕100年 藤本能道 ―生命を描いた陶芸家」のパンフレット

 

戦後日本の陶芸界を牽引した作家のひとり藤本能道(ふじもと・よしみち 1919-1992)の生誕100年を記念した展覧会。

藤本は陶芸家として色絵磁器の技を極め、「色絵磁器」技術保持者として1986年に重要無形文化財に認定されています。

 

本展では藤本作品を年代順に並べて、藤本の活動を検証・紹介しています。

 

見逃せない作品

10年ぶりに公開される藤本の傑作《幻の食器》

 

基本情報

●会期: 2019年8月3日 (土)~ 12月1日(日)

●場所:菊池寛実記念 智美術館 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-35

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://www.musee-tomo.or.jp/

 

11月よりスタート

「江戸の茶の湯 川上不白 生誕三百年」

 

☝「江戸の茶の湯 川上不白 生誕三百年」のパンフレット

 

不白流の茶家の祖となる川上不白(かわかみふはく 1719-1807)の生誕300年を記念して開催されます。

上方発祥の茶の湯に江戸の感性を取り入れ、新しい茶風を興した不白。

 

今展覧会では、不白好みの道具などの展示はもちろん、江戸後期から近代にかけて人気のあった不白の茶の湯の魅力に迫ります。

 

基本情報

●会期: 2019年11月16日(土)〜2019年12月23日(月)

●場所:根津美術館(表参道・南青山)

☟詳細は公式ホームページで確認を

http://www.nezu-muse.or.jp/sp/index.html

 

「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち ―悳俊彦コレクション」

 

☝「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち」のパンフレット

 

浮世絵が最も盛んだった江戸時代。その後浮世絵は石板画に人気を奪われ徐々に衰退に向かっていました。しかし明治時代「最後の浮世絵師」と称された月岡芳年や小林清親の次世代の絵師たちは、新しい浮世絵を制作していたのです。

 

今展覧会では、現在では紹介されることがほとんどない歴史に埋もれた明治の浮世絵を約220点、二代歌川芳宗、右田年英、水野年方、楊洲周延、尾形月耕、山本昇雲、宮川春汀などの浮世絵師たち総勢37人の「ラスト・ウキヨエ」が紹介されます。

 

江戸時代とはちがったモダンな図柄、色彩が楽しめる明治の浮世絵の世界が広がります。

 

 

見逃せない作品

右田年英「年英随筆 羽衣」(前期)

 

基本情報

●会期:2019年11月2日(土)~12月22日(日)

前期 11月2日(土)~24日(日) 後期 11月29日(金)~12月22日(日)※前後期で全点展示替え ※11月5、11、18、25~28、12月2、9、16日は休館

●場所:太田記念美術館(原宿・明治神宮前)

☟詳細は公式ホームページで確認を

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

 

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」

 

☝「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」のパンフレット 

 

ファッション・テキスタイルブランド“ミナ ペルホネン”と、そのデザイナーである皆川明を特集する展覧会が開かれます。

 

皆川明さん(1967-)は1995年に“ミナ ペルホネン(minä perhonen)”の前身となるミナを立ち上げ以来、 特別な日常服をコンセプトとしたものづくりしてきました。今では服だけでなく、インテリア、食器、空間デザインなどライフスタイル全般に関わる作品を生み出しています。

 

今展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器などの作品に加え、印刷物やデザインの原画なども展示されます

 

見逃せない作品

建築家 中村好文さんと皆川さんのコラボレーションによる新たな宿や、現代作家 藤井光さんが撮り下ろした映像“ミナ ペルホネンの世界”といった特別な作品

 

基本情報 

●会期:2019年11月16日(土)から2020年2月16日(日)

●場所:東京都現代美術館(清澄白河)

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://www.mot-art-museum.jp/

 

12月よりスタート

「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」

 

☝「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」のパンフレット

 

ハンガリー最大の美術館「ブダペスト国立西洋美術館」と「ハンガリー・ナショナル・ギャラリー」2つの美術館からコレクションが25年ぶりに来日します。

 

来日するコレクションは、ルネサンスから20世紀初頭まで約400年にわたるヨーロッパとハンガリーの絵画、彫刻などの名品130点。

ルカス・クラーナハ(父)、ティツィアーノ、エル・グレコ、ルノワール、モネといった巨匠たちの作品に加えて、日本ではあまり馴染みのない19・20世紀のハンガリー作家たちの名作も多数出品されます。

 

音声ガイドのナビゲーターは金子三勇士さん。

1989年日本人の父とハンガリー人の母親のもとに生まれた彼は、国際的に活躍するピアニストです。現在公開中の話題の映画『蜜蜂の遠雷』でも、劇中で奏でられるピアノの音(マサル・カルロス・レヴィ・アナトール)を担当していることでも有名ですよね。

 

見逃せない作品 

ティツィアーノ《聖母子と聖パウロ》1540年頃

 

基本情報

●会期:2019年12月4日(水)~2020年3月16日(月)

●場所:国立新美術館(六本木・乃木坂)

☟詳細は公式ホームページで確認を

https://budapest.exhn.jp/

 

まとめ

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ねこさん

秋と冬はおもしろそうな展覧会が目白押しだね。

 

いかがでしたか?

東京六本木・渋谷・青山地区の2019年秋~冬(10月、11月、12月)の美術鑑賞におすすめ展覧会をまとめてみました。

気になる展覧会があったらぜひ足を運んでみてくださいね。

 

▼▼2019年秋冬(10月、11月、12月)に上野・東京駅方面で楽しめる展覧会の記事はこちらです。見てみてくださいね。

www.pooh70.com