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2019春「ぐるっとパス」利用結果報告 利用の仕方のコツを教えます

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2019春 ぐるっとパスを利用した結果報告 

2019年春(ゴールデンウィークから2か月)に、アート好きなら気になる「ぐるっとパス」を使って展覧会巡りをしてみました。

初めて「ぐるっとパス」を使ってみた結果と感想を報告します。

 

「ぐるっとパス」とはどんなもの

ぐるっとパスとは東京を中心とする95の美術館・博物館・動物園等の入場券・割引券が1冊にまとまったお得なチケットブックです。

▼こちらから「ぐるっとパス」の公式ホームページへ。

https://www.rekibun.or.jp/grutto/

 

販売期間:2019/4/1~2020/1/31

料金:2019年 2,200円(大人料金のみ)

有効期間:最初の利用開始日を含む2か月間(最終有効期間は2020/3/31)

 

 

鑑賞した展覧会報告

「ぐるっとパス」を利用して鑑賞した展覧会名・チケット価格を日別にまとめて、チケットお得分を計算してみました。

 

2か月間で12日かけて28美術館を巡りました。

チケットお得合計:17250円

ここから「ぐるっとパス」2200円分を差し引くとチケットお得分は、15050円になります。

  

1日目 JR目黒駅⇒JR上野駅

・東京都庭園美術館(企画展含む:キスリング展) 1100円

・目黒区美術館(企画展含む:世紀末ウィーンのグラフィック) 800円

・旧東京音楽学校奏楽堂(土曜:パイプオルガン演奏会) 300円

・森鴎外記念館(企画展:一葉、晶子、らいてうー鴎外と女性文学者たち) 500円

チケットお得合計:2700円

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2日目 JR両国駅周辺

・江戸東京博物館 600円

・刀剣博物館 1000円

・すみだ北斎美術館 400円

チケットお得合計:2000円

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3日目 JR池袋駅周辺

・古代オリエント博物館 600円

・漱石山房記念館(特別展含む:漱石と鈴木三重吉) 500円

チケットお得合計:1100円

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4日目 JR浜松町周辺

・浜離宮恩賜庭園 300円

・パナソニック汐留美術館(特別展含む:ギュースターヴ・モロー展) 1000円

・相田みつを美術館(特別展含む:みつを文字力) 800円

チケットお得合計:2100円

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5日目 JR赤羽駅周辺

・紙の博物館(特別展含む:白石の和紙) 300円

・北区飛鳥山博物館 300円

・東洋文庫ミュージアム(特別展含む:インドの叡智展) 900円

チケットお得合計:1500円

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6日目 JR渋谷駅周辺

・松濤美術館(特別展含む:女・おんな・オンナ) 1000円

・戸栗美術館(特別展含む:佐賀・長崎のやきもの) 1000円

チケットお得合計:2000円

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7日目 JR上野駅周辺

・下町風俗資料館 300円

・旧岩崎庭園 400円

チケットお得合計:700円

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8日目 東京メトロ日本橋駅周辺

・三井記念美術館(特別展含む:円覚寺の至宝) 1000円

・国立映画アーカイブ(特別展含む:映画イラストレーター宮崎祐治の仕事) 250円

チケットお得合計:1250円

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9日目 JR新宿駅周辺

・東京オペラシティ アートギャラリー(特別展含む:トム・サックス ティーセレモニー) 1400円

・NTTインターコミュニケーション・センター 無料

チケットお得合計:1400円

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10日目 スカイツリー周辺⇒JR上野駅周辺

・たばこと塩の博物館(特別展含む:マッチ 魔法の着火具・キャッシュな小箱) 100円

・恩賜上野動物園 600円

チケットお得合計:700円

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11日目 西武新宿線上井草駅

・ちひろ美術館(特別展含む:ショーン・タン展) 800円

チケットお得合計:800円

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12日目 京成線千住大橋駅⇒日暮里駅

・石洞美術館(館蔵:染付展) 500円

・朝倉文夫彫塑館(特別展含む:時代を創った人物7) 500円

チケットお得合計:1000円

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 気に入った展覧会ベスト3

 

キスリング展

東京都庭園美術館の朝香宮邸内にもキスリングの作品が飾られていました。朝香宮邸とキスリング絵画の雰囲気がぴったり合っていて、素敵な邸宅美術館のようで感激。

 

日本ではそれほどメジャーではないキスリングといった画家の作品60点が一気に楽しめた貴重な展覧会でした。

 

トム・サックス ティーセレモニー

茶道のたしなみがなくても楽しめる展覧会でした。

アメリカ人のトムが、ティーセレモニー(茶道)の作法や知識も大事にしながら、おいしくお茶を飲むという茶道の基本を、ユニークな形で楽しんでいる展示がおもしろかったです。

 

私は茶道を習っているのですが、ちょっとだるい気持ちで最近お稽古に通っていました。でも、このトムの展覧会を見て、もっと自分らしく茶道に向き合って、茶道を楽しんでいきたいなと思わせてくれました。

 

魔法の着火具・モダンなラベル マッチ

小さな小さなマッチの小箱というキャンパスに描かれたイラストを、アート作品として楽しみました。

1890~1910年代、日本は世界屈指のマッチ輸出大国だったそうです。当時のマッチラベルは輸出先によって日本的なものもあれば、西洋的なもの、アジア的なもの、中国ぽいものなどがあり、びっくりでした。

最近はマッチって見かけなくなっただけに、貴重な展覧会でした。

▼展覧会「魔法の着火具・モダンなラベル マッチ」で見たマッチラベルがたくさん紹介されている本です。下をクリックするとアマゾンへ。

マッチラベル 明治 大正 上方文庫コレクション (紫紅社文庫)

マッチラベル 明治 大正 上方文庫コレクション (紫紅社文庫)

 

  

「ぐるっとパス」利用法のコツ

 

「ぐるっとパス」を上手に利用するためには、チケット代だけではなく、電車代や特別展についてなどを考え、きちんと予定を立てて楽しむことが大事だなということを、私は実際に利用して感じました。

 

電車代

チケット代もお金がかかるのですが、忘れてはいけないのが電車賃。つもりつもるとけっこうな金額になります。

歩いていけるような距離にある美術館を事前に調べたりすることも必要。

東京メトロの1日券などを利用するとお得な場合があります。

 

特別展・企画展

「ぐるっとパス」が使える期間に、どんな特別展があるのかを調べたりすることも大事になります。特別展を無料でみられるチャンスは見逃せませんので。

美術館を巡る日程を上手に調節をして、できるだけ気になる特別展にはお得なチケットを使いたいです。

 

*施設によってチケット代が無料になるものと、割引になる場合があります。「ぐるっとパス」のホームページを参考にしてください。

▼こちらから「ぐるっとパス」の公式ホームページへ。

https://www.rekibun.or.jp/grutto/

 

▼▼2019年7~8月夏休みにおすすめの6展覧会 渋谷・六本木周辺美術館の紹介はこちらになります。

 

▼▼2019年7~8月夏休みにおすすめの9展覧会 上野・東京周辺美術館の紹介はこちらになります。

 

利用期間

「ぐるっとパス」の利用期間は2か月間。

実感としては、思っていたよりも長かったです。

 

私は2か月間の期間中、どうしても行ってみたい美術館・展覧会以外でも「今週はお散歩ついでに「ぐるっとパス」をつかってみようか」ぐらいの気持ちで、がんがん「ぐるっとパス」を利用しました。

 

新たな出会いがあるかも

普段なら、わざわざお金を払ってまで行かないだろう美術館や、まったく存在すら知らなかった美術館なども、せっかく「ぐるっとパス」で入場できるから行ってみようと積極的に楽しめます。

 

なにげなく出かけた美術館が、自分の趣味やセンスにぴったり合って、それが自分の新しい趣味や興味との出会いのきっかけになるかもしれません。

 

まとめ

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ねこさん

次は冬休みに買おうかな。

 

「ぐるっとパス」は、美術館巡りが好きな人にはおすすめです。

私が「ぐるっとパス」利用した結果は、チケット代の金額的はとてもお得。

何よりも積極的にいろいろなアートを楽しむ気持ちになったこともよかったです。

次は冬あたりに再度「ぐるっとパス」を買うつもり。次回は、また行きたい美術館も訪れて、今回行くことのできなかった多摩地区や横浜地区にも足をのばしてみたいです。

 

あなたも、自分なりの「ぐるっとパス」を楽しんでみませんか。

 

▼2019年に開催される展覧会で参考にしたい本はこちら。夏~秋にも使えます。画像をクリックするとアマゾンへ。

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