ねこさん
2019年5月、デートにおすすめの展覧会ってある?
茶箱
六本木や渋谷周辺の美術館はデートにぴったりの内容の展覧会が多いよ。
2019年5月おすすめ展覧会 六本木・渋谷周辺編
2019年5月に六本木や渋谷周辺で楽しめる展覧会を紹介します。
ゴールデンウィークや5月の美術館巡りの参考にしてもらえるとうれしいです。
- 2019年5月おすすめ展覧会 六本木・渋谷周辺編
- 「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」国立新美術館
- 「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」国立新美術館
- 「ムーミン展」 森アーツセンターギャラリー
- 「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」21_21 DESIGN SIGHT
- 「nendo × Suntory Museum of Art information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」 サントリー美術館
- 「世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」目黒区美術館
- 「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」東京都庭園美術館
- 『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』Bunkamura ザ・ミュージアム
- 「女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし」渋谷区立松濤美術館
- 「花・Flower・華ー四季を彩るー」 山種美術館
- 「尾形光琳の燕子花図」 根津美術館
- まとめ
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」国立新美術館
☝「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」のパンフレット
クリムトとシーレの作品が印象的なパンフレット。どことなく不思議な神秘的な雰囲気が漂います。
上野で開かれている「クリムト展」とセットで楽しみたい展覧会です。
ウィーンの19世紀~20世紀初頭の歴史にそってアートが楽しめるようになっています。絵画だけではなく、工芸品や建築などにも焦点をあてているので見どころがたくさん。
どっぷり世紀末のウィーンにタイムスリップできます。
●上野の「クリムト展」と合わせて楽しめる
●工芸品や建築、ファッションも楽しめる
●クリムト作品の写真がとれる
基本情報
●会期:2019年4月24日(水)〜8月5日(月)
●場所:国立新美術館 企画展示室1E
●休館日:毎週火曜日
●チケット:大人一般 当日券1600円
☟公式ホームページはこちら
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」でGWを楽しむ
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★デートにぴったり
「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」国立新美術館
☝「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」のパンフレット
オスマン帝国の豪華な宝石にうっとりできるパンフレットになっています。
アジアとヨーロッパにまたがるトルコは、多様な文化を受容し融合して独特な美を作りあげています。
展覧会では、16世紀~19世紀までの宝飾品や美術工芸品約170点を通してオスマン帝国の美、文化・芸術を紹介する展覧会になっています。
●あまりなじみのないトルコの美に注目
●豪華な宝石に囲まれて優雅な空間が楽しめる
●ヨーロッパとアジアの融合文化を知る
基本情報
●会期:2019年3月20日(水)〜5月20日(月)
●場所:国立新美術館 企画展示室2E
●休館日:毎週火曜日
●チケット:大人一般 当日券1600円
☟公式ホームページはこちら
特におすすめ「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」でGWを楽しむ
★デートにぴったり
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「ムーミン展」 森アーツセンターギャラリー
☝「ムーミン展」のパンフレット
みんな大好きムーミンの仲間たちが勢揃い。パパとママはいないけれど(笑)
フィンランドを代表するトーベ・ヤンソンが生み出したムーミンは世界中の人気者。小説、絵本、グッズなどで愛されています。
この展覧会では約500点にもおよぶ展示品でムーミンをおもいっきり満喫できます。
ムーミンと日本の浮世絵の関係についての展示も注目。
●かわいいムーミンがいっぱい
●ムーミンの世界に入りこめる
●会場限定ムーミングッズが買える
基本情報
●会期:2019年4月9日(火)~6月16日(日)
●場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
●休館日:会期中無休
●チケット:大人一般 当日券1800円
☟公式ホームページはこちら
特におすすめ「ムーミン展」でGWを楽しむ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★趣味のあう友達同士で
★デートにぴったり
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」21_21 DESIGN SIGHT
☝「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」のパンフレット
不思議な眼鏡をかけた赤と青の花瓶?かわいい少年にも見えてくる?
展覧会アートディレクターは浅葉克己さん。
世界中を旅して世界中の人々やモノたちに出会ってきた浅葉さんにとって「ユーモア」は、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつだそう。
そんな「ユーモア」を通して、国内外のアーティストの作品を集めた展覧会になっています。
注意点として、展示内容の一部に、性的・暴力的表現を含む刺激の強い作品が含まれていること、社会風刺の要素を含む作品も一部展示があることがパンフレットに書かれています。
●ユーモアセンスを磨ける
●楽しい気分になれる
●おしゃれなユーモアを楽しめる
基本情報
●会期:2019年3月15日(金) - 6月30日(日)
●場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
●休館日:火曜日
●チケット:大人一般1100円
☟公式ホームページはこちら
http://www.2121designsight.jp/
特におすすめ「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「nendo × Suntory Museum of Art information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」 サントリー美術館
☝「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」のパンフレット
鉛筆書き?他のパンフレットに比べるとかなりさっぱりしたデザイン(笑)。
鑑賞者が美術作品を前にしたときに、その作品の背景にある製作過程や作者の意図や想いなどを知ることで生まれる感動と、ただただ理由もなく心が揺さぶられる感動という、2種類の感動があると仮定して、前者を「information(左脳的感動)」、後者を「inspiration(右脳的感動)」と位置づけ、同一の作品に対して2つの異なる鑑賞の仕方を提案することを考えました。
《引用:「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」パンフレットより》
美術品27点を「information」と「inspiration」2つの楽しみかたができるとした展覧会内容は、新たな美術の楽しみ方を提案してくれているようです。
●右脳と左脳をつかった美術の楽しみ方が変わるかも
●脳が喜んでくれそう
基本情報
●会期:2019年4月27日(土)~6月2日(日)
●場所:東京ミッドタウン ガレリア3階
●休館日:会期中無休
●チケット:大人一般 当日券1100円
☟公式ホームページはこちら
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_2/index.html
特におすすめ「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★デートにぴったり
「世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」目黒区美術館
☝「世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」のパンフレット
右上の黒いデザインの作品は、クリムト《ウィーン分離派の蔵書票》(部分)1900年頃のものです。
2019年のアート界はクリムト、ウィーンが大注目されています。この目黒区美術館の展覧会も見逃せません。
1897年のウィーン分離派設立から1914 年の第一次世界大戦勃発まで(19世紀末から20世紀初頭)のウィーンで生み出された版画や挿絵本とその原画、装丁、壁画の原画などの作品が展示されています。
グスタフ・クリムト関連の作品もありますので、『クリムト展』『ウィーン・モダン』と合わせて楽しみたい展覧会です。
*クリムトの油彩画などは展示されていません。クリムトの習作やスケッチはあり。
(2019年1~2 月、京都国立近代美術館で紹介されたもの)
●19世紀のウィーンの様子がたっぷり楽しめる
●クリムト関連作品もあり
●おしゃれなデザインの作品がたくさん
基本情報
●会期:2019年4月13日(土)~2019年6月9日(日)
●場所:目黒区美術館(東京目黒)
●休館日:月曜日 ただし、4月29日(月・祝)及び5月6日(月・休)は開館し、4月30日(火・休)及び5月7日(火)は休館
●チケット:大人一般 当日券800円
☟公式ホームページはこちら
http://mmat.jp/exhibition/archive/2019/20190413-63.html
特におすすめ「世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」でGWを楽しむ
★デートにぴったり
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」東京都庭園美術館
☝「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」のパンフレット
伊勢丹チェック柄のワンピースを着た不思議な女の子(フランスの女性小説家コレットの娘)を描いた《ベル=ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)》 1933年 がパンフレットの表紙(左)です。
本展は12年ぶりに開催されるキスリングの個展です。
東京都庭園美術館の建物に飾られているのがとても素敵です。おしゃれな作品は、自分の家に飾りたくなるようなものばかり。
1920-30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれたキスリング。レオナール藤田と一緒に写った写真も展示されていました。
エコール・ド・パリの時代ピカソやモディリアーニ、ブラックといった芸術家たちとの交流もあったキスリング作品を見ていると、当時1920~1930年頃の活気あるパリの雰囲気も漂ってきます。
●おしゃれなキスリング作品が楽しめる
●キスリングを知らない人もファンになってしまうはず
●エコール・パリの雰囲気たっぷり
基本情報
●会期:2019年4月20日(土)– 7月7日(日)
●場所:東京都庭園美術館(本館+新館ギャラリー1)
●休館日:第2・第4水曜日(4/24、5/8、5/22、6/12、6/26)
●チケット:一般1100円
☟公式ホームページはこちら
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/190420-0707_kisling.html
特におすすめ「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」でGWを楽しむ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★デートにぴったり
『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』Bunkamura ザ・ミュージアム
☝『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』のパンフレット
上左:ウジェーヌ・ブーダン 《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー》(部分) 1863年
上右:エドガー・ドガ 《リハーサル》(部分) 1874年頃
イギリスの海運王ウィリアム・バレルが収集した9000点ものコレクションから西洋近代絵画80点ほどの作品が紹介されます。
今回の展覧会で見られる作品は、イギリスのバレルのコレクション改装のため奇跡的に実現したもので、この機会は見逃せません。
巡回予定
■福岡県立美術館
2018/10/12(金)~12/9(日)
■愛媛県美術館
2018/12/19(水)~2019/3/24(日)
●バレルが収集した名画が初来日
●ドガ、ゴッホ、クールベーなど大人気画家の作品が楽しめる
基本情報
●会期:2019/4/27(土)-6/30(日)
●場所:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京渋谷)
●休館日:2019/5/7(火)、5/21(火)、6/4(火)のみ休館
●チケット:一般1500円
☟公式ホームページはこちら
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_burrell/
特におすすめ『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★デートにぴったり
「女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし」渋谷区立松濤美術館
☝「女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし」のパンフレット
江戸時代に生きた女性の「くらし」を、美人画や春画、着物や化粧道具などから、10のテーマ着物、芸事、化粧、娯楽、労働などなどを読み解き紹介する展覧会。
江戸時代の女性のくらしがリアルに見えてきそう。
※18 歳未満の方(高校生を含む)がご覧になれない作品が一部含まれることがパンフレットに書かれています。
●江戸時代の女性のくらしが見えてくる
●女性の生き方について考えることができる
基本情報
●会期: 2019年4月6日(土)~2019年5月26日(日)
*会期中展示替えがあり
前期:4月6日(土)~5月1日(水・祝)
後期:5月3日(金・祝)~26日(日)
●場所:渋谷区立松濤美術館(東京渋谷)
●休館日:月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、4月23日(火)、5月2日(木・休)、7日(火)
●チケット: 一般1000円
☟公式ホームページはこちら
https://shoto-museum.jp/exhibitions/182ukiyoe/
特におすすめ「女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「花・Flower・華ー四季を彩るー」 山種美術館
☝「花・Flower・華ー四季を彩るー」のパンフレット
表紙は荒木十畝《四季花鳥》(部分)1917年 です。それぞれの季節の美しさがえがかれています。
各四季に咲き誇る花、梅、桜、牡丹、百合、朝顔、菊、水仙、椿などの江戸時代の画家酒井抱一から、近代・現代の画家、横山大観、菱田春草、上村松園、小林古径、梅原龍三郎、山口蓬春、加山又造までの作品を見ることができます。
花の絵画で満開になった会場はとても華やかに彩られ、名だたる画家たちによる花の絵画の競演が楽しめます。
●花で彩られた華やかな世界が楽しめる
●日本絵画の巨匠たちの作品が一気に鑑賞できる
基本情報
●会期:2019年4月6日(土)~6月2日(日)
●場所:山種美術館(東京渋谷区)
●休館日:月曜日(但し、4/29(月)、4/30(火)、5/6(月)は開館、5/7(火)は休館)
●チケット:一般1200円
☟公式ホームページはこちら
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/flower.html
特におすすめ「花・Flower・華ー四季を彩るー」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「尾形光琳の燕子花図」 根津美術館
☝「尾形光琳の燕子花図」のパンフレット
上:《桜下蹴鞠図屏風》(部分)17世紀
下:尾形光琳《燕子花図》(部分)18世紀
第一章では、江戸時代の人々が憧れた公家風俗や王朝文学
第二章では、江戸初期の宮廷周辺における草花ブームの草花図
第三章では、祇園祭に沸く京の都や、社寺参詣や物見遊山の人々でにぎわう様子
と三章に分けて江戸時代の絵画が楽しめます。
*パンフレットにも載っている尾形光琳《燕子花図》は国宝です。
●国宝《燕子花図》が楽しめる
●日本美術の美しさを認識できる
基本情報
●会期:2019年4月13日(土)~5月12日(日)
●場所:根津美術館 展示室1・2(東京表参道)
●休館日:毎週月曜日、4月15日(月)、22日(月)、5月7日(火)
●チケット:一般1300円
☟公式ホームページはこちら
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
特におすすめ「尾形光琳の燕子花図」でGWを楽しむ
★デートにぴったり
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
まとめ
ねこさん
おしゃれな展覧会が盛りだくさんで悩んじゃう。美術館の建物自体も素敵な『キスリング展』に誘ってみようかな~。
「2019年のゴールデンウィークにおすすめの展覧会・美術館 上野編」はこちらから。
「2019年のゴールデンウィークにおすすめの展覧会・美術館 東京駅周辺編」はこちらから。