ねこさん
ゴールデンウィークに両親が東京へ遊びにくるんだ。両親は新幹線を利用するから、東京駅近くで楽しめる展覧会ってないかな?
茶箱
東京駅周辺にもたくさん美術館があるよ。ゴールデンウィークに楽しめる展覧会は洋画から日本画までいろいろあるけれど、どれがいいかな?
ゴールデンウィークおすすめ展覧会 東京駅周辺編
2019年のゴールデンウィークを4月27日(土)~5月6日(月)までとして、その期間に開催している美術展を紹介します。
まだ開催していない展覧会もありますので、素敵な展覧会のパンフレットから展覧会の雰囲気や展覧会の内容を調べてみました。
ゴールデンウィークの美術館巡りの参考にしてもらえるとうれしいです。
「ルート・ブリュック 蝶の軌跡展」 東京ステーションギャラリー
☝「ルート・ブリュック 蝶の軌跡展」のパンフレット
かわいい素敵なパンフレットが興味をかきたてます。
フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュックの日本初個展になります。
名窯アラビアの専属アーティストとして50年にわたって活躍した彼女の作品は、今も多くの人に人気があります。
ルート・ブリュック(1916-1999)
1942年より、アラビア製陶所・美術部門のアーティストとして活動。60年代からはタイルピースを組み合わせた立体的な作品を生み出した。
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●東京駅改札出てすぐの美術館で便利
●あまり知られていない展覧会なので空いているかも
●大人気のフィンランドアート
基本情報
●会期:2019年4月27日(土)~2019年6月16日(日)
●場所:東京ステーションギャラリー(JR東京駅丸の内北口改札前)
●チケット:大人一般 当日券1100円
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東京ステーションギャラリー - TOKYO STATION GALLERY -
特におすすめ「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」でGWを楽しむ
★趣味のあう友達同士で
★デートにぴったり
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「ラファエル前派の軌跡展」 三菱一号館美術館(東京丸の内)
☝「ラファエル前派の軌跡展」のパンフレット
ロセッティの作品で色っぽい女性が大きく描かれたパンフレット。この女性はロセッティのミューズであった女性なのですが。
ラファエル前派同盟は1848年英国で、若いアーティストが集まって結成したグループ。彼らの英国美術の刷新を目指した勢いを感じる作品が楽しめます。
彼らの人間関係はこの展覧会を見る上でとても重要なので、事前に知っておくことをおすすめします。
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●三菱一号館美術館の素敵な建物も楽しめる
●英国アートが身近に感じることができる
●三菱一号館美術館のカフェもおしゃれ
基本情報
●会期:2019年3月14日(木)~2019年6月9日(日)
●場所:三菱一号館美術館(東京丸の内)
●休館日:毎週月曜日(5/27、6/3、3/25は開館)
●チケット:大人一般 当日券1700円
アフター5女子割あり(第2水曜17時以降/当日一般(女性のみ)1000円)
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特におすすめ「ラファエル前派の軌跡展」でGWを楽しむ
デートにぴったり
趣味のあう友達同士で
ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「六古窯」 出光美術館(東京丸の内)
☝「六古窯」のパンフレット
手前は南北朝時代の《信楽窯の壺(部分)》です。
「六古窯」(ろくこよう)は、中世から現代にまで続く瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前のやきものをいいます。
素朴で豪快な力強さのあるやきものは、日本的なものとして親しまれています。茶の湯のうつわとしても使われていて、唐物などに影響をうけながらも各地で独自のスタイルの作品が見られます。
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●素朴で力強いやきものを思う存分楽しめる
●出光美術館から見える皇居は圧巻、平成最後、令和最初はここから皇居を眺めるのもいいかも
●茶の湯をたしなむ人も楽しめる
基本情報
●会期:2019年4月6日(土)~2019年6月9日(日)
●場所:出光美術館(東京丸の内帝劇ビル9階)
●休館日:毎週月曜日(4/29、5/6は開館)
●チケット:大人一般 当日券1000円
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特におすすめ「六古窯」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「アートになった猫たち展」 日比谷図書文化館
☝「アートになった猫たち展」のパンフレット
歌川国貞、歌川国芳、広重、竹下夢二などの「猫」が描かれたパンフレット
展覧会では浮世絵と近代美人画のコレクションを中心に、暮らしの中の猫、多くの画家を魅了してきた猫の作品100点(展示替え含む)が見ることができます。
猫好きの画家って多いんですよね。
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●猫好きさんは見逃せない
●公園の中にある日比谷図書館は散歩もできる場所
●創業1周年目のミッドタウン日比谷もすぐそば
基本情報
●会期:2019年4月26日(金)~2019年6月23日(日)
●場所:日比谷図書文化館 (東京日比谷公園内)
●休館日:5/20(月)、6/17(月)休館
●チケット:大人一般300円
千代田区民は無料
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特におすすめ「アートになった猫たち展」でGWを楽しむ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「ギュスターヴ・モロー展」 パナソニック汐留ミュージアム(東京新橋)
☝「ギュスターヴ・モロー展」のパンフレット
パンフレットの表には、モローの《一角獣》(部分)1885年頃。夢の中の世界のような不思議な世界観たっぷりの作品です。
ギュスター・モロー(1826-1898)は、神話や聖書をテーマにした作品を多く描いています。今回は14年ぶりにモロー美術館から名作が一挙公開されます。
日本人には少しとっつきにくい作品が多いのですが、これを機に楽しんでみるのもいいかもしれません。
●不思議な世界がのぞける
●聖書や神話の苦手対策として
●モロー作品が一気に見られる
基本情報
●会期:2019年4月6日(土)~2019年6月23日(日)
●場所:パナソニック汐留美術館(東京新橋)
●休館日:水曜日(6/5、6/12、6/19は開館)
●チケット:大人一般 当日券1000円
※5月18日は国際博物館の日で入館無料
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特におすすめ「ギュスターヴ・モロー展」でGWを楽しむ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「福沢一郎展」 東京国立近代美術館(東京竹橋)
☝「福沢一郎展」のパンフレット
ゴジラのように口から白い何か力強いパワーを吐き出した男性が衝撃的な作品《扇動者》1913年 がパンフレットの表紙に。
福沢一郎さんってだれですか?と思う人も多いかもしれません。
私もついこの前まで知りませんでした。私が初めて福沢一郎さんを知ったのはピンクの牛の作品☟。こちらがとても衝撃的で興味をもちました。
福沢一郎(1898-1992)さんは、昭和戦前期から戦後まで日本の洋画界で活躍した画家です。混乱の中の日本で、芸術作品を通して問題意識を訴えつづけた福沢さんのユーモアたっぷりの作品を鑑賞できます。
●作品から福沢さんの声が聞こえてきそう
●ユーモアたっぷりの作品が多い
●作品を見ながら社会問題などいろいろなことを考えられる
●このチケットで東京国立近代美術館の常設展がみられる
基本情報
●会期:2019年3月12日(火)~2019年5月26日(日)
●場所:東京国立近代美術館(東京竹橋)
●休館日:月曜(3/25、4/1、4/29、5/6は開館)、5/7(火)
●チケット:大人一般 当日券1200円
2019年5月1日(水・祝)は、皇太子殿下が御即位されることを祝して、美術館・工芸館の展覧会が無料。
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特におすすめ「福沢一郎展」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「イメージコレクター・杉浦非水展」 東京国立近代美術館(東京竹橋)
☝「イメージコレクター・杉浦非水展」のパンフレット
たくさんの杉浦非水さんの作品がパンフレットの表紙になっています。これだけ見てもワクワクしてきます。
杉浦非水さん(1876-1965)は、日本のグラフィックデザインの創成期を代表する図案者のひとり。今回の展覧会では代表作の「三越」のためのポスター、雑誌の表紙デザインなどが楽しめます。
(前期と後期で大幅な展示替えがあります。)
▼この画像をクリックするとアマゾンへ。おすすめの本『杉浦非水のデザイン』
●かわいさもある昭和レトロなポスターが楽しめる
●動植物を描いた作品も見逃せない
●昭和の生活が感じられる
基本情報
●会期:前期:2019年2月9日(土)-4月7日(日)
後期:2019年4月10日(水)-5月26日(日)
●場所:東京国立近代美術館(東京竹橋)
●休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)5月7日[火]
●チケット:一般500円(400円)
*本展の観覧料で、入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご観覧いただけます。
●無料観覧日: 5月1日(水・祝)、5月5日(日)、5月18日(土)(国際博物館の日)
※5月1日(水・祝)は皇太子殿下が御即位されることを祝して入館無料です。
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特におすすめ「イメージコレクター・杉浦非水展」でGWを楽しむ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★外国人にもおすすめ
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★デートにぴったり
「The 備前」 東京国立近代美術館工芸館(東京竹橋)
☝「The 備前」のパンフレット
荒々しい豪快なイメージの備前焼がかっこいい。
備前市伊部地域を中心に作られたやきものを「備前焼」と呼びます。中世以降に生活雑器を生産し、桃山時代に入ると茶の湯のうつわをつくるようになります。
この展覧会では茶人などに見立てられた古備前の名品から、近代の作家、現代の若手の作品までが紹介されています。
●レトロな建物が素敵な美術館
●公園の散歩も楽しめる
●かっこいい豪快な備前焼のやきものが満載
基本情報
●会期:前期 2019年2月22日(金)~2019年5月6日(月・祝)
●場所:東京国立近代美術館工芸館(東京竹橋)
●休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)
●チケット:一般900円
※本展の観覧料で入館当日に限り、本館所蔵作品展「MOMATコレクション」、「イメージコレクター・杉浦非水展」(本館2F ギャラリー4)もご覧いただけます。
●無料観覧日: 5月1日(水・祝)、5月5日(日)、5月18日(土)(国際博物館の日)
※5月1日(水・祝)は皇太子殿下が御即位されることを祝して入館無料です。
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特におすすめ「The 備前」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「映画イラストレーター宮崎祐治の仕事」 国立映画アーカイブ(東京京橋)
☝「映画イラストレーター宮崎祐治の仕事」のパンフレット
2019年創刊100周年をむかえる「キネマ旬報」誌を中心に活躍してきた宮崎さんの魅力的な作品が紹介されます。
宮崎さんの名前を知らなくても、どこかで目にしたことのあるユニークな宮崎作品に出会えるはず。
宮崎祐治さん(1955-)
1975年「キネマ旬報」誌への投稿をきっかけに映画イラストレーションを発表。その後映画イラストレーターとして独自の地位を確立している。
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●昭和・平成の映画カルチャーが楽しめる
●宮崎祐治さんの作品あれこれを知ることができる
●映画が見たくなる
基本情報
●会期: 2019年4月23日(火)~ 2019年8月25日(日)
●場所:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
●休館日:月曜日
●チケット: 一般250円
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*2019年5月1日(水・祝)は皇太子殿下の御即位を記念して展示を無料でご覧いただけます。
*2019年5月18日(土)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料でご覧いただけます。
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特におすすめ「ニッポン制服百年史展」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「円覚寺の至宝」 三井記念美術館(東京日本橋)
☝「円覚寺の至宝」のパンフレット
円覚寺の山門(江戸時代)が表紙になっています。右下には開山した無学祖元の像《無学祖元座像》鎌倉時代 です。
鎌倉円覚寺の歴史と文化を知ることができる特別展になっています。
円覚寺は、1282年鎌倉幕府8代執権北条時宗が無学祖元を開山として創建されました。中国との国際的な交流を通して鎌倉独自の宗教、文化、芸術の中心的な存在で、今日まで優れた作品が遺されています。
そんな円覚寺の至宝を一堂に集めた展覧会です。
●鎌倉時代の風を感じる
●日本の歴史好きの人も楽しめる
基本情報
●会期:2019年4月20日(土)~2019年6月23日(日)
●場所:三井記念美術館(三井本館7階)
●休館日:月曜日(4/29、5/6は開館) 5/7(火)
●チケット:一般1300円
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特におすすめ「円覚寺の至宝」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
まとめ
ねこさん
東京駅周辺にもたくさんの美術館があるんだね。どの展覧会も見てみたいな~。両親二人とも映画好きだから『映画イラストレーター宮崎祐治の仕事』を見に行こうかな。