ねこさん
ゴールデンウィーク、どこかに遊びにいこうよ。
茶箱
ゴールデンウィークは美術館で人気の展覧会が目白押しなんだよ。どれかひとつでも二人で行ってみない?
ゴールデンウィークおすすめ展覧会 上野編
2019年のゴールデンウィークを4月27日(土)~5月6日(月)までとして、その期間に開催している美術展を紹介します。
まだ開催していない展覧会もありますので、素敵な展覧会のパンフレットから展覧会の雰囲気や展覧会の内容を調べてみました。
ゴールデンウィークの美術館巡りの参考にしてもらえるとうれしいです。
「クリムト展」 東京都美術館
☝「クリムト展 ウィーンと日本1900」のパンフレット
上段左から
●《ベートヴェン・フリーズ》部分 1901-1902年
●《ユディトⅠ》部分 1901年
☝とにかく我が家の旦那さんは、元SMAP草彅君に似ていると言い続けている(笑)作品。
下段左から
●《ヘレーネ・クリムト》部分 1898年
●《アッター湖畔のカンマー城Ⅲ》部分 1909/1910年
●《オイゲニア・プリマフェージ》部分 1913/1914年
すべてグスタフ・クリムトの作品。
2019年一番の注目の展覧会といっても過言ではないほど。
クリムト(1862-1918)は、19世紀末のウィーンを代表する画家。華やかな黄金様式の作品、甘美な女性像の作品は圧倒的な人気があります。
今回は日本では過去最多となる20点以上の油彩画が出展されます。
●東京都美術館は65歳以上の方はとてもお得。当日券は1000円
●クリムトの油彩画がたっぷり楽しめる
●2019年一番ともいわれる話題の展覧会
基本情報
●展覧会:「クリムト展 ウィーンと日本1900」
●会期:2019年4月23日(火)~2019年7月10日(水)
●場所:東京都美術館(東京上野公園)
●休館日:5/7(火)・5/20・5/27・6/3・6/17・7/1(月)休館
●開館時間:9:30~17:30 毎週金曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券1600円
*5/15と6/19はシルバーデーで65歳以上は無料。混雑が予想されます。
☟公式ホームページはこちら
特におすすめ「クリムト展」でGWを楽しむ
★趣味のあう友達同士で
★デートにぴったり
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「ル・コルビュジェ」 国立西洋美術館
☝「ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代」のパンフレット
若きル・コルビュジエ(1887-1965)が椅子に座ってくつろぐ姿。デリケートそうな聡明な感じの男性です。
展覧会の開かれる国立西洋美術館を設計したのが、このル・コルビュジエです。2016年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。
彼自身が設計し作りあげた世界遺産建築のなかで、彼の作品多数見られる貴重な機会です。
●世界遺産の建物も見られる
●国立西洋美術館の常設展もこのチケットで見られる
●JR「上野駅」公園口より近い場所にある
基本情報
●展覧会:「ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代」
●会期:2019年2月19日(火)~2019年5月19日(日)
●場所:国立西洋美術館(東京上野公園)
●休館日:毎週月曜日(4/29と5/6は開館) 5/7(火)休館
●開館時間:9:30~17:30 毎週金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券1600円
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ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代 | 世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念
特におすすめ「ル・コルビュジェ展」でGWを楽しむ
外国人に日本を紹介
デートにぴったり
趣味のあう友達同士で
ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「林忠正」 国立西洋美術館(常設展内)
☝「林忠正 ジャポニスムを支えたパリの美術商」のパンフレット
アンリ・リヴィエール《セーヌ川の祭、7月14日》(エッフェル塔三十六景)は、大きく日本の浮世絵の影響を受けたと思われる作品です。
林忠正ってだれ?という人も多いはず。彼は西洋で日本美術を商った初めての日本人です。1878(明治11)年のパリ万国展覧会を機に通訳として渡仏した後もパリで日本の美術や工芸を取り扱う店を構えました。日本ではあまり知られていない、彼の生涯にわたる日本と西洋の繋がりを知ることができます。
原田マハさんの小説ゴッホの生涯を題材とした『たゆたえども沈まず』でも、林忠正はゴッホにも大きな影響を与えた人物として描かれています。
▼▼こちらからアマゾンへ。
▼▼原田マハさんのアート小説はこちらでも紹介しています。
●国立西洋美術館の常設展チケット、「ル・コルビュジェ」のチケットで見られる
●JR「上野駅」公園口より近い場所にある
●原田マハさんファン必見、原田マハさんの本『たゆたえども沈まず』をより楽しめる
基本情報
●展覧会:「林忠正 ジャポニスムを支えたパリの美術商」
●会期:2019年2月19日(火)~2019年5月19日(日)
●場所:国立西洋美術館 常設展内の新館2F版画素描展示室(東京上野公園)
●休館日:毎週月曜日(4/29と5/6は開館) 5/7(火)休館
●開館時間:9:30~17:30 毎週金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券500円 常設展の観覧券または「ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代」の観覧券で見ることができます。
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林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商|開催中の展覧会予定|国立西洋美術館
特におすすめ「林忠正展」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「大哺乳類展2」 国立科学博物館
☝「大哺乳類展2 みんなの生き残り作戦」のパンフレット
たくさんの哺乳類が勢揃い。名前を知っている哺乳類はどれくらいいるかな?
今回のテーマは「生き残り作戦」
哺乳類たちが生き残るための、生きていくためのびっくりする工夫を知ることができます。剥製や標本は500点以上という圧倒的なボリュームも魅力です。
●動物好きさんにはたまらない
●生物としての生き残り法を学べる(笑)
●天気に関係なく動物(剥製標本)を見ることができる
基本情報
●展覧会:「大哺乳類展2 みんなの生き残り作戦」
●会期:2019年3月21日(木)~2019年6月16日(日)
●場所:国立科学博物館 (東京上野公園)
●休館日:月曜日(4/29と5/6、6/10は開館) 5/7(火)休館
●開館時間:9:30~17:00 毎週金曜・土曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●GW特別延長開館:4/28、4/29、5/5は20:00まで 4/30~5/2、5/6は18:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券1400円
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特におすすめ「大哺乳類展2」でGWを楽しむ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「東寺」 東京国立博物館
☝「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」のパンフレット
所狭しと仏像が散りばめられた(笑)パンフレット。よくよく見ると「国宝」「重要文化財」などのコメントが付いています。当たり前のように「国宝」って、恐ろしい。(笑)
東寺は平安京遷都に伴って西寺とともに建立。823年弘法大師空海が真言密教の根本道場とした場所です。本展では空海にまつわる名宝や東寺に伝わる文化財を紹介するものです。
今展覧会には国宝11体、重文4体が出品されます。
●仏像好きさんにはたまらない
●国宝が11点も揃う恐ろしさ・圧倒的な迫力
●なんだか心が浄化されそう
●このチケットで東京国立博物館の常設展がみられる
基本情報
●展覧会:「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」
●会期:2019年3月26日(火)~2019年6月2日(日)
●場所:東京国立博物館 平成館(東京上野公園)
●休館日:月曜日(4/29と5/6は開館) 5/7(火)休館
●開館時間:9:30~17:00 毎週金曜・土曜日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券1600円
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特におすすめ「東寺展」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「美を紡ぐ日本美術の名品」 東京国立博物館
☝「美を紡ぐ日本美術の名品ー雪舟、永徳から光琳、北斎までー」のパンフレット
皇室ゆかりの名品である狩野永徳《唐獅子図屏風》(前期)と《檜図屏風》(後期)が公開されます。皇室の至宝・国宝を守り、伝えるためのプロジェクト展覧会です。
●教科書をみているような名品が揃う
●日本の美を守り、伝えるプロジェクトに参加できる
●日本美術に改めて注目できる
●このチケットで東京国立博物館の常設展がみられる
基本情報
●展覧会:「美を紡ぐ日本美術の名品ー雪舟、永徳から光琳、北斎までー」
●会期:2019年5月3日(金・祝)~2019年6月2日(日)
●場所:東京国立博物館 本館特別4・5室(東京上野公園)
●休館日:月曜日(5/6は開館) 5/7(火)休館
●開館時間:9:30~17:00 毎週金曜・土曜日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:大人一般 当日券1100円
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東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」
特におすすめ「美を紡ぐ日本美術の名品展」でGWを楽しむ
★外国人にもおすすめ
★趣味のあう友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「イランの子どもの本」 国際子ども図書館
☝「詩と伝説の国 イランの子どもの本」のパンフレット
ちょっと不気味(笑)の絵本。色合いやデザインが日本の絵本とは少し違ってお国柄が現れています。
イランの子どもの本を「詩と伝説の国イラン」「イランの児童書の現在」「画家・作家紹介」の3部構成で展示。
絵本を通してイランの文化も知ることができます。
●見たことのない絵本に出会える
●イランという国が身近に感じられる
●子どもと一緒に楽しめる
基本情報
●展覧会:「詩と伝説の国 イランの子どもの本」
●会期:前期 2019年3月5日(火)~2019年5月19日(日)
後期 2019年5月21日(火)~2019年7月21日(日)
●場所:国際子ども図書館(東京上野公園そば)
●休館日:月曜日、国民の祝日・休日(5/5こどもの日は開館)毎月第3水曜日休館
●開館時間:9:30~17:00 毎週金曜・土曜日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
●チケット:入場無料
☟公式ホームページはこちら
詩と伝説の国―イランの子どもの本|開催中の展示会、これからの展示会|展示会情報|展示会・イベント|国立国会図書館国際子ども図書館
特におすすめ「イランの子どもの本展」でGWを楽しむ
★家族・親子で楽しめる(子どもも楽しめる)
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
「竹久夢二という生き方」 竹久夢二美術館
☝「竹久夢二という生き方」のパンフレット
あまり元気は感じない(笑)古風な美しさ、着物姿の竹久夢二が描く美女が描かれたパンフレット。右下には夢二の写真付き。
竹久夢二は明治17(1884)年生まれ。大正時代に活躍し、昭和9(1934)年に世を去る。画家、デザイナー、詩人として活躍し、ロマンに満ちた夢二の生き方、芸術を紹介し魅力を伝えてくれます。
●明治・大正・昭和初期の香りがただよう
●ロマンチックな女性の美を味わえる
●着物の美しさを楽しめる
基本情報
●展覧会:「竹久夢二という生き方」
●会期:前期 2019年4月4日(火)~2019年6月30日(日)
●場所:竹久夢二美術館(東京大学そば)東京都文京区弥生2-4-2 *上野公園からは少し距離があります。
●休館日:月曜日、5/7(火) ただしGWを含む4/23~5/6は無休で開館
●開館時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
●チケット:一般900円 *弥生美術館も併せて見ることができる。
☟公式ホームページはこちら
http://yayoi-yumeji-museum.jp/index.html
特におすすめ「竹久夢二展」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「ニッポン制服百年史」 弥生美術館
☝「ニッポン制服百年史」のパンフレット
江口寿史さんの「Kawaii」2011年の作品が描かれたパンフレットは平成の匂いがプンプンただよいます(笑)。
女学生服がポップカルチャーになった!
大正、昭和、平成時代の制服のデザインと着こなし紹介します。森伸之さん、青木光恵さんなどのイラストも楽しめます。
制服で学校を選んだ世代の私には気になる展覧会です。
●大正・昭和・平成の制服がカルチャーとして楽しめる
●ファッションの歴史がわかる
●懐かしい感じも味わえる
基本情報
●展覧会:「ニッポン制服百年史」
●会期:前期 2019年4月4日(火)~2019年6月30日(日)
●場所:弥生美術館(東京大学そば) 東京都文京区弥生2-4-3 *上野公園からは少し距離があります。
●休館日:月曜日、5/7(火) ただしGWを含む4/23~5/6は無休で開館
●開館時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
●チケット:一般900円 *竹久夢二美術館も併せて見ることができる。
☟公式ホームページはこちら
http://yayoi-yumeji-museum.jp/index.html
特におすすめ「ニッポン制服百年史展」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
「藝大コレクション展2019」 東京藝術大学大学美術館
東京美術学校開校に先だって130年以上にわたって収集されてきた約30000件の所蔵品からテーマにそって作品を紹介します。
●イギリスに学んだ画家たち(通期)
●起立工商会社工芸図案(2期)
●東京美術学校日本画家の風景画(2期)
●池大雅《富士十二景図》全点展示(1期)
●明治からの日本の美術の歴史を知る
●藝大の卒業制作作品が見られる
基本情報
●展覧会:「藝大コレクション展2019」
●会期:前期 2019年4月6日(土)~2019年5月6日(月・祝)
後期 2019年5月14日(火)~2019年6月16日(日)
●場所:東京藝術大学大学美術館(東京上野公園そば)
●休館日:月曜日(4/29、5/6は開館)
●開館時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
●チケット:一般430円
☟公式ホームページはこちら
特におすすめ「藝大コレクション2019展」でGWを楽しむ
★趣味のある友達同士で
★ひとりでじっくり・のんびり楽しめる
★外国人にもおすすめ
まとめ
ねこさん
上野周辺だけでもこんなにおもしろそうな展覧会があるんだね~。大哺乳類展が気になっているな。子どもが少な目の夕方~夜間に行って見るのも楽しそうだな。