三井記念美術館(東京・日本橋)でおこなわれている『仏像の姿 微笑む・飾る・踊る』を見てきました。

大仏人気を実感したよ。
『仏像の姿 微笑む・飾る・踊る』三井記念美術館(東京・日本橋)
仏像というと、立っているか座っているぐらいしか動きがないと思っていた仏像初心者の私です(笑)。
そんな私のような初心者的な考えをおもいっきり打ちのめしてくれる、ユニークな仏像にたくさん会えるのがこの展覧会です。
混雑度
平日の昼12時ごろに行きました。
仏像の人気はすごいです(笑)。
びっくりです。少し前にテレビで取り上げられたので、それも関係しているのかもしれませんが。とにかく、どの大仏の前も2重3重の人が列をなしています。
フットワークよく動けば、アリーナで仏像と対面できるチャンスもありますので、近くで見たいという狙いの仏像があったら、きょろきょろしてチャンスをつかみましょう。
鑑賞している人たちの多くは年配の方。(平日の昼間ですから。)ご夫婦、女性同士、一番多かったのは一人できている年配の男性でした。
男性がひとりで楽しむなんて、よっぽど大仏に興味があるんだと思います。
ちらほらですが、30代くらいの若い女性がひとりで熱心に見ているのも見ました。こちらも仏像好きなんでしょうね~。
私も、この秋に仏像に興味をもった一人。興味があるなしが大きく分かれるだけに、なかなか友達を誘いにくい展覧会ですし、行ったことも友達に話しにくいですね(笑)。
おすすめ度
仏像に興味のあるひとにおすすめの展覧会です。
迫力満点の大きな仏像が並んでいるわけではないのですが、仏像好きがワクワクする展覧会です。
なぜならユニークな仏像がずらっと並んでいるのです。今にも踊りそうだったり、優美に体を曲げていたり、片足をあげていたり。
表情も豊かで、微笑んでいたり、ぐっと口に力をいれていたり、目をぱっちりひらいていたり。
衣装も、文様が華やかだったり、うっすら色が残っていたり、衣のひだがすごくあったり。
どこを見ても楽しすぎます。
所要時間
1時間ぐらいでした。混んでいたので、空いている仏像から見たりウロウロしていたので、展示品数や会場の大きさから考えれば、おもったよりも時間がかかってしまいました。
みどころ
①ファッショナブルな大仏画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)
[展覧会パンフレット 部分より]
③音声ガイド
ひとつひとつの大仏に対してキャプションは詳しく書かれていますが、読むのがめんどくさい人には、音声ガイドをおすすめします。
仏像初心者には特におすすめ。ただ見ているだけでは、わからないこともガイドさんにいろいろ教えてもらえます。
④キャプションにある「見どころ」
今回のキャプションには、ひとつひとつにその大仏の「見どころ」が書かれています。仏像初心者は、「何を見ていいのか」「どこがポイントなのか」、まったく大仏の見方がわからないのでありがたいです。
おすすめ本
①「続仏像のひみつ」 山本勉 / 朝日出版社
仏像についてよくわからないという人におすすめです。『仏像のひみつ』の続編本です。
基本情報
●会期:2018年9月15日(土) ~ 2018年11月25日(日)
会期の残り少なめです。気をつけてください。
●場所:三井記念美術館(東京・日本橋)
●展覧会ホームページ:▼▼こちらから見ることができます。
まとめ
ユニークな仏像が楽しめる展覧会です。
展示してある仏像は、動きや表情がユニークなので、仏像について詳しいことがわからなくても、ただ見るだけで仏像鑑賞を楽しむことができます。
こんなに仏像を見るのが楽しいんだと思うはず。もっともっと仏像について知りたくなってきました。
▼私がこの秋に楽しんだ仏像展覧会はこちらです。
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