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『ルーベンス展 バロックの誕生』国立西洋美術館(東京・上野) 混雑は始まっている

東京上野にある国立西洋美術館で開かれている、『ルーベンス展 バロックの誕生』を見てきました。

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ムチムチの女性がたくさんいるよ(笑)。

 

 

『ルーベンス展 バロックの誕生』国立西洋美術館(東京・上野)

ルーベンスは、1577年父の亡命先ドイツで生まれ、1640年(62歳)アントワープで亡くなります。現在のベルギーあたりのネーデルランドで活躍した、バロック美術の大成者で「王の画家にして画家の王」といわれている巨匠。17世紀を代表する画家です。教養の高い人で、絵画の世界だけでなく、外交官として政治の世界でも活躍をしたそうです。

 

ルーベンスは、美術の教科書などでも学ぶほどの巨匠で、日本ではアニメ『フランダースの犬』で最後にネロが見たいと願う祭壇画《キリスト降架》を描いた画家として有名です。

 

混雑度 

平日の午前10時ごろ行ってきました。

まだ始まって2日目ですし、そんなにメディアでも取り上げられていないし、朝早く行けば空いているかな~、もしかしたら展覧会の主催者ががっかりするぐらいガラガラかな(笑)?と思いつつ乗りこみました。

 

入り口はまったく混んでいませんし、入っていく人もパラパラ程度なんですが、会場内の入ると、うわっというぐらいの人が入り口付近に集まっています。入り口はどうしても混雑しますね。

 

とりあえず落ち着いて次の部屋に行くと、少し混雑解消しています。さらに、階段を上って次の部屋へ行くとだいぶ人が減っています。私はこのあたりからゆっくりと鑑賞を始めました。なんせ、自分の混雑予想がはずれてショックだったので、ここで気持ちを落ち着けることにしました(笑)。

 

この後に、入り口のほうへ戻りました。気持ちも落ち着いたからか、混雑度もすこし少なくなっている気がします。(気のせいかな?)9時半開始の展覧会の場合、10時頃って割と混雑するのかな?とも感じます。

 

この後は順序どおりに部屋を進んでいきます。最初の入り口付近ほど混雑することはありませんでした。たくさん人はいるのですが、空いている絵画からのんびり鑑賞することができる混雑度です。

 

当日は、団体さまが多かったです。高校生の団体や、小学生の団体、おばさまたちの団体などあらゆる団体さまがいました。美術館の前には、旗をもったガイドさんが人数確認をしていましたから(笑)。人気の展覧会です。

 

一人で来ている人もは、若い人(20~40代くらい)が多かったです。スーツ姿の男性もわりと多く見ました。全体的には年配の方と若めの人半々くらいの比率、男性と女性の比率も半々くらいです。わりと若い人が多いことに驚きました。

 

展覧会を見終わって、ベンチでのんびりしていた時に気づいたのですが、フェルメール展の図録やグッズを持っている人を何人か見ました。朝、フェルメール展に行って、お昼~午後にこちらのルーベンス展に来る人も多いようです。となると、反対バージョン朝ルーベンス展、昼以降フェルメール展といった流れも考えられます。上野は大きな展覧会が多く開かれていますので、掛け持ちさんも多いようです。

 

おすすめ度

西洋絵画に興味のあるひとにおすすめの展覧会です。

教科書でみるような、美術の本で必ず取り上げられる西洋絵画の巨匠ともいえるルーベンスの作品が、日本で一気に見られるという贅沢な展覧会ですので、見ておいて損はありません。

 

キリスト教に興味のあるひとにもおすすめ。

キリスト教に関する西洋の考え方や、神話に基づく考え方を知ることのできる絵画が多く展示されています。

キリスト教の世界観に触れてみたいなと感じている人に、ぜひぜひおすすめです。日本人がなかなか知りえないけれど、西洋世界(キリスト教世界)では当たり前のような知識を高めてくれます。

 

美術をこれから極めていきたい学生さんに特におすすめ

西洋美術の代表作を若いうちに見ておきたいですよね。

 

所要時間

70分ぐらいでした。

混雑を避けて、絵画をウロウロしながら見たため少し時間がかかりました。順序よくみても50分程度はかかってしまうと思います。大作が多いので、見ごたえのある作品が多いんです。

 

どうしても所要時間を短くしたい方は、ルーベンスの作品以外を参考程度に軽めにおさえて、ルーベンス作品を重点的に鑑賞するという方法も考えられます。

 

人が多くて歩きにくいことはありませんので、混雑がひどくなってくると、所要時間はさらにかかりそうです。

 

みどころ

①ドラマチックなルーベンス作品にみとれる

大作が多くドラマティックな作品が多く展示されています。

絵画をドラマティックにみせる顔の表情や、手の表現がどの作品もすばらしいのです。キャンパス全体に広がるルーベンスの世界に引き込まれます。

 

内側から光り輝く肌感の人物。むっちむちの体をした女性。ムキムキの男性。写真のようにリアルな絵ではないけれど、今にも動き出しそうな、会話をしそうな描写にもおどろきます。

すばらしさのあまりに、見終えた時にどっと疲れを感じるほどです(笑)。

 

▼《バエトンの墜落》

ペーテル・パウル・ルーベンス  1604-05年 ワシントン、ナショナル・ギャラリー

【「ルーベンス展」パンフレットより】

 

②宗教画 

西洋画をみるうえで、どうしても必要になるのがキリスト教の世界観です。よくわからない人には音声ガイドを強くおすすめします。キャプションを読むよりも、ぐっと絵画に入りこめます。

 

ルーベンスは古代文学・思想などの教養が高かったということで、絵画にもその教養が多く反映されているそうです。ルーベンスの知的さを感じながら絵画をみる楽しみもあります。

 

▼《マルスとレア・シルウィア》

ペーテル・パウル・ルーベンス  1616-17年 ウィーン、リヒテンシュタイン伯爵家コレクション

【「ルーベンス展」パンフレットより】

 

▼《スザンヌと長老たち》

ペーテル・パウル・ルーベンス  1618年 トリノ、サバウダ美術館

【「ルーベンス展」パンフレットより】

 

③むちっとしたかわいい子ども・天使

ルーベンスの描く、むっちむちでつるりとした美しい肌の子どもたちは、展覧会の見どころのひとつです。

 

▼《眠る二人の子供》

ペーテル・パウル・ルーベンス 1612-13年頃 東京、国立西洋美術館所蔵

この作品は普段は、西洋美術館の常設展に展示されているので、見たことのある人も多いはずです。モデルは画家の兄の子供と考えられています。

 

▼《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》

ペーテル・パウル・ルーベンス 1615-16年 ファドーツ/ウィーン、リヒテンシュタイン伯爵家コレクション

夭折の愛娘を描いた名作。5歳のころの長女クララ・セレーナ。

 

おすすめ本

①「すぐわかるキリスト教絵画の見かた」  千足伸行 著/ 東京美術

キリスト教の絵画を見るのに知っておきたいことが、わかりやすく書かれているので初心者におすすめの一冊。もちろんフルカラー。

この本を読んだ後だと、ルーベンスの絵画も違った作品に見えてくるかも。

すぐわかる キリスト教絵画の見かた

すぐわかる キリスト教絵画の見かた

 

 

▼▼となりの上野の森美術館では話題のフェルメール展がひらかれています。混雑状況や混雑対策を書いた記事、フェルメール作品について知っておきたいことをまとめた記事もかいていますのでぜひ見てみてくださいね。

www.pooh70.com

 

基本情報

●会期:2018年10月16日(火) ~ 2018年11月30日(金)

大きな展覧会のわりには会期が短めなので注意が必要です。

●場所:国立西洋美術館(東京・上野)

●展覧会ホームページ:▼▼こちらから見ることができます。みごたえたっぷりの公式ホームページになっています。

ルーベンス展-バロックの誕生|TBSテレビ

 

まとめ

西洋絵画の巨匠ルーベンス作品をおなかいっぱい味わえる展覧会です。

会場には、ルーベンスの描く宗教画や豊満な女性たち、たくましい男性たち、かわいい子どもたちの作品、ゴージャスでドラマチックな作品であふれかえっています。

 

あまりにも豪華で、会場を出た後にはどっと疲れを感じるほど、芸術の秋にぴったりの展覧会になっています。特に、芸術関連の仕事を目指している若い人には、ルーベンス作品を日本で見られるこの貴重なチャンスを見逃してほしくないな~と思います。

 

それにしても、ルーベンスの絵を見ていると、黄色の光輝くバターたっぷりのパンケーキを食べたくなるのは私だけなんでしょうか(笑)。

 

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