
かわいい本「大家さんと僕」矢部太郎 を読んだよ。
笑いもあり やさしい気持ちでいっぱいになれる
年齢も性別もこえた友情
こんな風に人とふれあうことのできる場所がまだ
この東京に(しかも新宿)にあったんだ。
「やべさん、うらやましい」
かわいい本タイトル・内容:「大家さんと僕」
矢部太郎 著 / 平凡社
手をつないだ、かわいらしい大家さんと矢部さんが描かれています。
本の帯には「手塚治虫文化賞 短編賞 受賞」と書かれていて、30万部突破の文字も。
すごい!!
賞もとっているんですね。
内容
漫画になっています。
かんたんなタッチで描かれたまんがの絵からは、ほんわかした大家さんと矢部さんの雰囲気がつたわってきます。
話しがあっているようで、かみあっていないような(笑)
お互いが気になっているのに、踏み入ることにちょっと躊躇してしまったり。
家族ではないけれど、家族のような。
なんともいえない、ふたりの関係性を表すのに、ぴったりの絵です。
気になったフレーズ:本「大家さんと僕」
本の中で出てきた素敵な言葉をピックアップします。
僕の大家さんなのに
僕の大家さんなのに・・・。
大家さんの家に草むしりのお手伝いにきた後輩芸人野口くんと大家さんが仲良くなって 、大家さんが「またいつでも来てね」と野口さんに声をかけると。
矢部さんがポツリ。
かわいい~~。
矢部さん、かわいすぎます(笑)
私のこと「おばあさん」って言ってましたね。
私のこと「おばあさん」って言ってましたね。
出先で先輩?後輩?と買い物中の矢部さんに、大家さんから電話がかかってきて。
矢部さん、電話にでながら、先輩?後輩?に「おばあさんから電話」と言ったのを大家さんに聞かれていました!
その日、家に帰った矢部さんに大家さんがぽつり。
確かに「おばあさん」だけどね。女性に、「おばあさん」扱いは失礼よね(笑)
そのほかにも、
入院中の大家さんが矢部さんのプレゼントした花柄のお洋服を着ていて、キュンとしたり。
大家さんが矢部さんを、みなさんに「俳優さん」と紹介するたびに笑えたり。
かわいいポイントが満載さんです。
心の奥から、ほくほくした、あたたかい感情があふれてきます。
情報:連載中「大家さんと僕」
雑誌「週刊新潮」では、連載が続いています。
毎週あたらしい「大家さんと僕」が読めます。
「dマガジン」で読めるので、私も毎週楽しみに読んでます。
まとめ・感想:かわいい本「大家さんと僕」
お笑い芸人としてのカラテカの矢部さんの印象といえば、細くて小さくて頼りないこと。
本業のお笑いでは、おどおどした挙動不審な芸人さん(優しそうな感じはありました)という感じでのキャラで、おもしろいんだか?なんだか?という感じでしたが。
こんな才能があったんだ!!と心底驚きました。
お笑いよりも、はるかにおもしろい漫画です。
しかも、ただおもしろいだけじゃなくて。心をあったかくしてくれる、やさしい漫画でもあります。
ちょっと人間関、家族関係に疲れたときに、ホームシックにかかったときに、読むとホロリとしてしまいそうです。
クスリと笑いたい人にもおすすめ。読んでいるうちに、いつのまにか笑顔になっている本です。
また読みたいな。

笑顔になれて、こころまであたたかくなる♡人間のやさしさが、あふれでた一冊だったよ。
読んでみて♡かわいい本:「大家さんと僕」