6月
この時期になると、あちこちの和菓子屋さんに行くたびに気になるのが「あゆ」のかたちをした和菓子です。
「あゆ」は、川によっては、早いところでは5月から解禁されていますが、6月になるとぞくぞくと「あゆ」の解禁の知らせが届きます。
それに合わせて和菓子の世界でも「あゆ」があちこちのお店に並ぶようになります。
同じ「あゆ」なのに、それぞれのお店ごとに形や中身も違っているおもしろい和菓子ですよ。
寿々木(東京九段下)季節の和菓子「あゆ」
東京九段下にある老舗和菓子屋さん寿々木で買った季節の和菓子「あゆ」を食べてみました。
寿々木(東京九段下)
創業して120年。
終戦までは九段下北1丁目の目白通り沿いにありましたが、昭和22年に現在の九段生涯学習館脇に移った。
【参考:「九段下さくら会商店街」ホームページより】
寿々木は老舗の和菓子屋さん。
お店には喫茶室もあります。
お持ち帰りの場合は、道路に面した小窓で注文すると用意してくれます。
今回は平日夕方の4時半ごろお店に行ったところ、あゆは残り一匹でした。
売り切れ注意です。
あゆ一匹一匹、透明の袋に入っています。
寿々木の「あゆ」は、エラのしわとブルドック顔がチャームポイント
エラのあたりのしわ?が特徴的です。
そのせいか顔はなんとなく、クシャっとしたブルドックのようにみえます(笑)
顔に比べるとボディはすらっとした細身です。
寿々木のあゆ、中は求肥でした。
身がひきしまったような厚めのカステラ生地の皮に、もちっとした求肥が入っています。
カステラ生地の甘くてこうばしい香りが、たまりません。
カステラ皮が厚めにつくられているので、皮の香ばしさをしっかり味わえますよ。
基本情報
菓子名:季節の和菓子「あゆ」
価格:150円(税込)(2018年6月現在)
賞味期限:明記なし(当日中がおすすめだと思います)
製造:寿々木(東京九段下)
通販・オンラインショップ:なし
まとめ
ぽっちゃりだったり、ミニサイズあゆが多いなかで、寿々木さん(東京九段下)のあゆは、細めのスラリとしたあゆでした。
でも、見た目はブルドック顔で愛くるしいさもありますよ。
▼2017年に食べた 和菓子あゆ の記事はこちらです。読んでみてくださいね。