東京丸の内(日比谷・有楽町)にある出光美術館で行われている『色絵 Japan CUTE !』を行ってきました。
この展覧会の混雑はどうかな?
予想では夕方を狙っていくのでそんなに混雑はしていないはずなのですが・・・・・・。
- 混雑度:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- お勧め度:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- 所要時間:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- 展覧会のみどころ:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- 気になったかわいい作品:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- お楽しみ①『色絵 Japan CUTE !』板谷波山さんの作品
- まとめ:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- 展覧会の基本情報:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
- おすすめ本:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
混雑度:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
★★☆☆☆(★5満点 多いほど混んでます)
平日の3時半ごろ到着しました。
展覧会が始まって1カ月ほど経過して中だるみ中なのか。
寒い日が続いていているからなのか。
開館時間が5時までなので、ゆっくり見るのにはギリギリの3時半に入館したこと。(最終入館は4時半、金曜日は7時まで開館しているので午後6時半が最終入館)
などもあってなのでしょうか、会場の中は混雑していません。
予想どおりです!!
銀座にも近い場所がら、お買いもの途中のような中年の女性二人組の姿が目立ちました。
お勧め度:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
★★★☆☆(★5満点)
「今まで見たことのない!!」 という感動はないのですが(笑)
とにかく、かわいい♡のです。
カラフルな色合いや、花が描かれたり、動物がちょこんとのっていたり。
「あ~こんなところに、かわいい♡」が連発です。
かわいいもの好きな女性の方に、特におすすめします。
素敵なデートにもおすすめです。
こんな展覧会に女性を誘ったら、「女性心を知っているな~」「こんなかわいい展覧会を知っているなんて、すごい」と感心してもらえそうです。
また、外国の方にもぜひ紹介したいです。
日本の繊細な、華やかな芸術の魅力を知ってほしいです。
所要時間:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
ミュージアムショップもみて、合計で45分ぐらい。
混雑していなかったので、空いている作品を狙ってウロウロしながら見ました。
最後は最終入館時間を過ぎていましたので、入口付近の作品をのんびり鑑賞したり、マイペースに鑑賞しました。
好きな作品はじっくり、あとは「フムフム」程度で鑑賞。
混雑していると、細かなデザインも多いので、じっくり見る人が増えて作品鑑賞に時間がかかるかもしれません。
展覧会のみどころ:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
[展覧会パンフレット:表]
色絵は、古九谷・柿右衛門・鍋島といった磁器や、野々村仁清(ののむら にんせい)・尾形乾山(おがた けんざん)の京焼に代表される、江戸時代に花開いたカラフルなやきものです。
将軍家や御三家への贈物として、佐賀・鍋島藩で作られた特別なうつわ〈鍋島〉に宿るのは、こまやかな季節の移ろいに心を寄せ、上巳(じょうし 雛祭)や七夕(しちせき)といった「五節句」に季節を祝う、日本人の繊細な季節感です。
小袖意匠をアレンジした〈古九谷〉には、流行に敏感で、時に大胆なデザインを生活に取り入れる、斬新なファッション性がみられます。
仁清や乾山の京焼を飾る和歌・能の意匠は、豊かな文学の伝統を、遊戯性あふれる宴のうつわに仕立てたもの。
そして欧州の王侯貴族など、世界を魅了した〈柿右衛門〉〈古伊万里〉は、カラフルで楽しい日本デザインに、国境を越えて人々を幸せにする、普遍的な魅力があることを物語っています。
展覧会ホームページにより
①かわいいカラフルな色合い
華やかな色々に驚きます。
②花や動物といったかわいい意匠(デザイン)
星型のようにみえる「紅葉」、菊、椿、梅、薔薇など。
動物では、兎やリス、狛犬、鳥、獅子など。
何が描かれているのかを見るのが楽しいです。
③やきもの、食器で春夏秋冬の季節を味わう。
描かれている花などによって、日本の美しい四季を感じることができることを見どころにして楽しむと、さらに「かわいい」を実感できると思います。
気になったかわいい作品:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
[展覧会パンフレット:裏]
「色絵紅葉文壺」
尾形乾山 江戸時代中期
[パンフレット裏面:上段真ん中の作品です]
赤、青、黄色の星型に見える紅葉が描かれた壺。
これが江戸時代に描かれたもの!!なのかと驚きました。
モダンなデザインなんです。
現代の庶民の我が家のキッチンカウンターに置いてあっても違和感のなさそうなデザインです(笑)。
「色絵葡萄栗鼠文角皿 5客」
四角いお皿に、右上に葡萄と左下に栗鼠(りす)の組み合わせが描かれています。
葡萄と栗鼠の組み合わせは多産を表す吉祥の意匠。
よく見えると、手書きなので、5客の皿それぞれに描かれた栗鼠のしっぽの向きなどが少しづつ違います。
かわいすぎ~~♡
「紅毛茶碗」
小山冨士夫 昭和40年代
黄色ではない(笑)、レモンイエロー色の茶碗です。
おしゃれですわ~~。
できるなら、毎朝このお茶碗で紅茶(レモンティー)を飲みたい。
「色絵樽乗西洋人物酒器」
キモかわいい作品。
見るだけで、おもしろいです。
お楽しみ①『色絵 Japan CUTE !』板谷波山さんの作品
魔法のような色合いのやきものを作り上げた板谷波山さんの作品も見られます。
数年前に、この出光美術館「板谷波山展」で衝撃を受けた作品にも再会できました。
まとめ:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
展覧会の名前のとおり、「CUTE!」キュートがつまった展覧会でした。
出光美術館の休憩ソファーに座って窓から、皇居をみていると・・・・・・。
今回展示されている作品は、江戸時代中期の華やかでかわいいものが多く、日本の江戸時代の平和さをほっこり感じました。
「日本のやきものは地味なものが多い」という考えを、一気にくつがえしてくれる展覧会、ワクワクしながら見ることができます。
素敵なインテリアショップを見るような感覚で楽しめる展覧会です。
いろいろな展示作品が欲しくなります!!
展覧会の基本情報:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
2018年1月12日(金)~3月25日(日)
出光美術館[東京・東京都千代田区丸の内 帝劇ビル9階]
おすすめ本:『色絵 Japan CUTE !』出光美術館
もっともっとかわいい色絵を楽しみたいひとへおすすめの本を選んでみました。