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東京から50分。紅葉で染まった別世界が広がる 熱海MOA美術館

熱海にあるMOA美術館は今、紅葉がきれい!!

東京駅から新幹線(こだま)に乗って50分ぐらいでJR熱海駅に到着。

途中の車窓からは富士山も楽しめます。

JR熱海駅からバスに乗って10分ぐらいの場所にあるMOA美術館では、別世界のような景色が広がっていました。

茶の庭:MOA美術館

MOA美術館の中にある茶の庭には、茶室「一白庵」、茶室「樵亭」があります。

紅葉を見ながら抹茶を楽しむことができます。

庭には茶花になりそうな花も綺麗に咲いていました。

茶室「 一白庵」:MOA美術館

大広間に飾られた茶道具を鑑賞しながら、黒漆塗のテーブルとイスの立礼席で、季節の和菓子と抹茶、干菓子と煎茶が楽しめます。

茶室 一白庵は、当館創立者岡田茂吉の生誕100年を記念して、百の字を一と白に分けて「一白庵」と命名しました。設計はワシントンにある日本大使館の茶室を手掛けた江守奈比古氏です。大広間、広間、小間、立礼席のある茶室です。

「MOA美術館」のホームページより

 紅葉の山をバックに茶室は建っています。

こんな平屋の家に住んでみたい。

入口で茶券を買って、(MOA美術館の入館料を支払う際にお茶券とセットの割引チケットがありました。)

お菓子(3種類から)と、緑茶か煎茶かを選びます。

私は干菓子を選びました。

山の紅葉を表しているのでしょうか。

愛知県半田市の老舗 松華堂の干菓子です。米粉の煎餅の中に、白味噌餡が入った種合わせと寒天を固めた錦玉です。

「MOA美術館」ホームページより

お茶碗にも紅葉が。水で流れる落ち葉が描かれています。

勝手にお茶碗の銘は「竜田川」で(笑)。

茶室の中からも美しい紅葉が見えます。

同伴者は「竹風」という和菓子を選びました。

お上品などら焼きといった感じです。

地元静岡県熱海市の和菓子屋 わかなやが提供する和菓子「竹風」です。自然農法産小麦粉と小豆、ミネラルシュガーを用いて提供する焼き菓子で焼印の竹が清々しい意匠です。しっとりめの煎餅に挟まれたつぶ餡が素朴な味わいです。

「MOA美術館」ホームページより

(もう一つの和菓子は「羽二重もち」でした。)

こちらのお茶碗は「椿と松」。

縁起のよさそうな感じなので勝手に銘は「寿」としました。

 

茶室「樵亭(しょうてい)」:MOA美術館。

通常非公開の茶室樵亭が特別に公開されていました。

公開日時:2017年10月27日(金)~12月10日(日)

 

さっそく門を通って茶室へ向かいます。

落ち葉も素敵。

灯篭やつくばいのある庭を通ると、

茶室が見えました。

広めで光が十分にあたる気持ちのよい茶室です。

11月でしたので、炉がきってあります。

釜は阿弥陀堂(あみだどう)高橋敬典(たかはしけいてん)

水指は楽山焼(らくざんやき)11代長岡空権(ながおかくうごん)

掛軸には茶室の名前になっている「樵亭」の文字が。

花入れは竹の一重切り 銘「蟹」。

会記が置かれていました。

そして茶室の銘になった襖の絵。

ちょっとのんびりムードの顔をした樵夫(きこり)。

 

まとめ:MOA美術館

MOA美術館はお庭も楽しめます。

高台にあるので、海も見えますし、山も見えます。

こんな場所で休暇をのんびり過ごしたい~~♡

 

レストランやカフェもあり、一日のんびり楽しめる素敵な場所です。

軽食もたのしめるカフェで遅めの朝ごはんを食べるのもおすすめです。

季節ごとに違った庭を見ることができそうなので、今度は春あたりに行ってみようかな~という気分になりました。

 

ちなみにMOA美術館は国宝をもっていますので、展示品も見応え十分です!!

国宝「紅白梅図屏風」尾形光琳

国宝「色絵藤花文茶壺」野々村仁清

国宝 手鑑「翰墨城」

今回は「色絵藤花文茶壺」を見ることができました。