東京渋谷にある松濤美術館で行われている『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』を見てきました。
- 展覧会の内容:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- お勧め度:★★★★(★5が満点):『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- 混雑度:★★(★5が混雑):『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- 所要時間:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- 気になった作品:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- まとめ:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
- 展覧会の基本情報:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
展覧会の内容:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
[展覧会パンフレット]
*渋谷区立松濤美術館のホームページでは、パンフレットのPDFが見ることができます。
三沢厚彦さんは、現代日本を代表する彫刻家のひとりです。
樟(クスノキ)の丸太を木彫という伝統的な技法で彫りだしたものに、油絵具で彩色したことで生み出された実物大の動物たち「ANIMALS」が展覧会会場のあちこちにいます!!
展覧会会場にはあちこちに作業途中の制作現場があったりして、不思議なおもしろ空間になっています。
さらに三沢厚彦さんと親交の深い、彫刻家の舟越桂さん、画家の小林正人さんと杉戸洋(ひろし)さん、写真家の浅田政志―さんの作品もあり、いろいろな作品が楽しめるという贅沢な展覧会になっています。
展覧会にはキャプションがついてないのも特徴的でした。
思いっきり自分の感性で楽しめます!!
お勧め度:★★★★(★5が満点):『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
動物好きな人なら、ワクワクのとまらない展覧会。
動物園というより、動物好きのおもしろいおじさんの家に遊びに来たような感覚になります。
一人でドキドキしてもいいし、デートでいちゃいちゃ?してもいいし、友達同士で「かわいい」を連発してもいいし。
他の人の迷惑にならないようにですが(笑)
難しいことを考えずにも、だれもが楽しめると思います。
混雑度:★★(★5が混雑):『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
天気の悪い平日の12時ごろにいきました。
駅から15分くらい歩く美術館ですし、「天気の悪い今日はガラガラかな~」と思いましたが・・・・・・。
10人ぐらいのおばちゃんとおじちゃんの団体さまと数組のカップル、サラリーマンらしい(スーツを着た)男性3人組、一人で見入っている若いデザイナーぽい人など、わりとたくさんの人がいました。
特に、お土産ショップが賑わっていました(笑)
所要時間:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
じっくりみて20~25分程度です。
「ANIMALS」と別れ難く2周しました。
1周した後に、お土産ショップを見て「買おうかな~」グッズをチェックした後、2周目をスタートして、見終わった後に狙っていたグッズを買って。
トータルで35分くらいかかりました。
気になった作品:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
「ANIMALS」のりす、うさぎ、ころがった白クマが私のお気に入りです。
ちなみに、こんなにもかわいい「ANIMALS」の魅力は何か?を考えてみました。
①ピンク!!
どの「ANIMALS」にも使われている、耳の中、口、ぷっくりふくらんだ肉級のうっすらピンクがポイントなんでは?と思うんです。
彫刻って本来はちょっと怖い作品が多いのですが、このピンクでキュートに変身している気がするんです。
②動物に不可欠?なしっぽ!!
作品は前からだけでなく、後ろにも回って見てください。
どの作品にも、かわいいくるっとした立派なしっぽがついています。
このしっぽからも、魅力があふれている気がします。
お楽しみ①会場内のあちこちで「ANIMALS」発見!!:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
美術館全体が作品の展覧会場となっています。
「あ!!こんなところ」に「ANIMALS」の仲間たちを発見するのも楽しい♡
キョロキョロしながら歩いてみてください。
お楽しみ②こどものためのガイド:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
[こどものためのガイド]
受付で欲しいことを伝えるともらえました。
作品の作り方も載っています。
入口付近にあるスタンプも忘れずに押しましょう。
お楽しみ③お土産ショップ:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
ポストカードも充実していましたので、お気に入りの「ANIMALS」も見つかるはずです。
私は、カレンダーを購入しました。
来年は、一年間毎月三沢さんの作品が楽しめます♡
1月ライオン(白)、2月ネコ、3月リス、4月うさぎ、5月キリン、6月かえる、7月ライオン(茶)、8月犬、9月くま(黒)、10月ヒョウ、11月ふくろう、12月くま(白)になっています。
嬉しいことに、ネットでも三沢厚彦さん「ANIMALS(アニマルズ)」のカレンダー、写真集が買えます!!

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お楽しみ④東京丸の内にも「ANIMALS」出現:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
今年(2017年)の夏。
あれ?白クマ変わった??
2年前(2015年)の夏には柵もなかった!!
東京丸の内の街の中にも「ANIMALS」がいます。
私は数年前にこの作品で三沢さんを知りました。
丸の内に行く時には「ANIMALS」にも会いに行ってみてください。
ここでは写真も撮れますし、おすすめです。
まとめ:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
美術館に入るとすぐに大きな白いくまが出迎えてくれるのに感動♡
かわいい~~。
数年前から三沢厚彦さんの作品は気になっていましたにいるので、この展覧会をすごく楽しみにしていました。
楽しみを上回る楽しさを味わえました!!
美術館にいると、まるで三沢さんの作業場兼お宅にお邪魔しているような気分になります。
作品のかわいさを見るのも楽しかったのですが、なによりも三沢さんが、見にくる私たちを楽しませようとしてくれている気持ちが伝わってきて、嬉しくなりました。
「三沢さん、楽しかったです。ありがとうございます。お邪魔しました。」
と言いたくなります(笑)
展覧会の基本情報:『三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館』松濤美術館
2017年10月7日(土)〜11月26日(日)
渋谷区立松濤美術館
一般500円