駅を降りてすぐの和菓子屋さんで、見た目もサイズもかわいい和菓子「千鳥饅頭」を発見しました。
かわいい和菓子:千鳥饅頭 千鳥屋総本家
一羽でびょーんと飛んでいく千鳥が、かわいくてたまりません。
乙女心が、キュンキュン。
でも、なんだかどこか遠くに行きたいな~、千鳥のように。
と、ちょっとお疲れ気味のサラリーマンのような気分にもなってきます。
饅頭の中は、さっぱり白あん。
饅頭の皮は、もそもそ。
口の中の水分は奪われます。
素朴な甘さが、ほっとする和菓子です。
小さめサイズも食べやすい。
抹茶が苦手な人も大丈夫な和菓子、コーヒーでも合います。
夏休みのおやつに、ちょうどよいサイズです。
価格
150円ぐらい(2017年7月現在)
レシートを無くしてしまいました。
かわいい和菓子のお店:千鳥屋総本家(本店駒込)
東京JR山手線「西日暮里駅」の駅前のお店で購入しました。
本店はJR山手線「駒込駅」にあります。
寛永7年(1630年)に創業した伝統あるお店です。
お店の袋に描かれた千鳥は、3羽仲良く飛んでいるのが、夏休みの家族旅行みたいに見えます。
かわいい♡
同じ「千鳥屋総本家」では、江戸の下町マダム風の和菓子も販売しています。
かわいい和菓子を食べながら:千鳥饅頭
「流水千鳥(りゅうすいちどり)」
☆千鳥とは
特定の種類の鳥のことではありません。冬に群れ飛び、海岸、干潟、河川でよく見ることができる水鳥の総称です。(なので「千鳥」は冬の季語)
☆千鳥の文様
平安時代から使われてきた伝統ある文様。水の文様や水辺の植物の文様と組み合わせて描かれることが多い文様です。
[参考:「茶の湯 銘と和歌12」淡交テキストより]
かわいい和菓子「千鳥饅頭」が包まれていた包装紙にも、波模様が描かれています。
日本文化の「刺し子」の柄にも千鳥はあります。
ちょっとわかりづらいけれど、群れをなして飛ぶ千鳥を表しています。
古くから「千をとる」とされ、勝運祈願や目標達成の良い柄
ホビーラホビーレ「楽しい刺し子」パンフレットより
縁起のいい柄なんです 。
この刺し子「千鳥柄」は初心向けです。
簡単であっという間(刺し子柄の中では)に完成します。
単純すぎる柄でつまらないなな~と思っていたのですが、見れば見るほどかわいいので愛着がわいてきます。