7月20日から始まったドラマ「黒革の手帖」は松本清張さんの有名な作品です。
何度もドラマ化されている人気のある作品で、今回は若い武井 咲さんが、悪女?村口元子を演じるのが話題になっています。
先日、銀座風月堂ではこのドラマの撮影がおこなわれていました。
昭和を感じるノスタルジックなこのお店は、ドラマの内容と雰囲気がぴったりです。
お店で買える(食べられる)和菓子もどこか懐かしい。
和菓子:銀座風月堂 水鏡
「大暑」の和菓子です。
7月17日~7月20日までの販売です。
ユ~ラユ~ラ。
手水鉢のなかで金魚が2匹仲良く泳いでいます。
見た目もかわいい。
黒猫が金魚を狙っている感じをイメージして、猫の懐紙を使ってみました。
ちょっと「黒革の手帖」も意識しています。
狙った獲物は逃がさない(笑)みたいな。
たっぷり入った白あんは甘め。
まわりの求肥はもっちもち。
暑い部屋の中で食べたので、もう一杯お茶が飲みたくなりました。
価格:300円(税込)(2017年7月現在)
お店:銀座 銀座風月堂
銀座6丁目にある老舗のお店です。
昭和ぽいレトロなお店で、いつも素敵なおばさま、おじさまでにぎわっています。
付近では、夕方過ぎになると、黒革の手帖に出てくるような銀座の高級クラブにお勤めの方もみかけます。
ちょっと日常から離れた雰囲気が味わえます。
私個人的には、紺色のワンピースに白襟のついた店員さんの制服が、かわいらしくて大好きです。
接客も丁寧で感じがよいので、喫茶店もおすすめです。
今のシーズンは入口に「氷」と書かれた白と水色の「のれん」がかかっています。
風が吹くと、白の面が正面にきたり、水色の面が正面にきたり、ユラユラと涼しげです。
お菓子の印象
「水冷々風颯々(みずれいれいかぜさつさつ)」
水はすっきり冷たく、風は心地よく吹く、爽快な感じのことばです。
「心静かなれば即ち身涼し」に通じる、迷いやとらわれがすべて消えさった後の心のさわやかさを表現したものと見るほうがよいだろう。
きびしい暑さが続くなか、さまざまな工夫によって体の暑さをやわらげることはできても、心にすずしさをよぶ努力が足りなければいつまでも本当の爽快感を味わうことはできない。
『茶席で役立つ禅語ハンドブック』朝山一玄著
黒革の手帖のようにドロドロしたドラマも心に涼しさをもって見れば、さわやかな女性の成長物語にみえるかも?(笑)
お菓子のおススメ利用方法
おススメには★がついています。
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ビジネス手土産
仲良しフレンドへプレゼント
両親への手土産
★カジュアルなお茶席用の菓子
★我が家の来客用菓子
主人と私のおやつ
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5月には、テレビで紹介された銀座風月堂のチョコマロンを食べました。