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やきものと一緒に豪邸拝見ツアーも楽しめる 東京渋谷区 戸栗美術館『17世紀の古伊万里 逸品再発見Ⅰ 展』

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渋谷区松濤にある戸栗美術館で行われている『17世紀の古伊万里 逸品再発見Ⅰ 展』を見てきました。

展覧会の内容 

単純にピンク色のかわいいパンフレットにひかれて見に行ってきました。約70点の作品がみることができます。

古伊万里と限定されていても、形も、色も、模様もさまざまな作品があります。特に17世紀は、古伊万里は技術革命によって多様な作品が生み出された時代だそうです。

[展覧会パンフレット]

お勧め度:★★★★(★5満点)

大皿や大きな壺といった大型の作品もありますが、普通に家庭で使えるような大きさ、形の器もたくさんあり、まるで瀬戸物屋さんに器を買いにきたおばさんのようになって、ウロウロしてしまいました。

ずっと見ていたいぐらい楽しく、飽きることなく見られます。

器好きな方にはおススメです。

夏休みの自由研究にもおススメしたいと思います。

混雑度:★(★5満点 多いほど混んでます)

ちらほら人はやってきますが、人は少なめです。

夏休みには、特別企画が予定されています。子ども向けのプログラムもあり、賑やかになるかもしれません。

ただ、渋谷駅から少し離れているので、真夏に歩いて行くのはちょっとつらいかもしれません。熱中症には注意です(笑)

所要時間:20~30分程度

じっくりみて1周20分程度です。

その後1Fで、セルフサービスの飲み物(有料:緑茶50円、紅茶・コーヒー100円)を飲んで庭を眺めながらぼ~とした後、もう1回のんびり見にいってきました。

感想

「伊万里はこう!」という典型的なデザイン、形がないことが「おもしろい」展示になっています。

器のデザインだけでも十分に楽しめますが、やきものの成形方法など詳しい説明があるのも勉強になります。

伊万里の歴史も知ることができます。

 

私の伊万里のイメージ「華やかなやきもの」は、なかなか我が家の料理には似合わない気もしますが、ぜひ、日常生活の中で実際に伊万里を使ってみたいと考えています。

まずは豆皿を購入してみようかな~と最近は計画しています。

家に持って帰りたい・気になった作品

銹釉色絵 家形香炉 伊万里 

江戸時代(17世紀後半)

おままごとで使うようなお家です。

びっくりな!!けっこう大きめサイズ(高さ20.2センチ 幅22.8センチ×12.2センチ)で、本格的な障子、黄色の風にそよめく暖簾がついています。

家の裏側には屋根から蔦をのばした赤や金色の「瓢箪」が描かれています。そんなところもオシャレです。

香炉としては、1階で香を焚き、その香り(煙)が屋内を通って屋根の破風から煙が出る仕組みになっています。

素敵なおもしろいデザインでもありながらも、香炉として使用できるのも優秀です。

お楽しみ①展示解説シートなどが充実

「やきもの」初心者にもわかりやすくパンフレットが揃っています。

展示物の一覧はもちろんのことですが、その他にも資料が用意されていました。

★展示解説シート

伊万里焼に用いられる成形技法を模式図での説明してあります。

轆轤成形

面取り

轆轤型打ち成形

糸切り成形

型押し成形

板作り成形

 

★やきもの鑑賞シート

作品についているキャプションの見かた・キャプション用語の解説

器種

絵付け技法

うつわの各部名称

基本的なことも書いてあり、やきもの初心者でもわかりやすいです。夏休みになったら自由研究にも使えそうです。

 

★パネル資料(有料:カラー200円 白黒50円)

展示室に作品とともに飾ってあるパネルが冊子になっています。作品を見ながらパネルをみるのはけっこうたいへんな労力ですので、あとからゆっくりこの本を読むものおススメです。白黒バージョンがあって50円ってお得です。

私は白黒を買ってみました。

お楽しみ②豪邸見学ツアー

くっだらない話ですが、戸栗美術館がある「松濤」は高級住宅地として有名です。驚くほどの豪邸が建ちならんでいます。

この東京の一等地に、この大きさの家を建てられるって!と庶民の私には想像を絶します。しかも、どの家もおしゃれで素敵なんです~。

美術館に行くだけで、もれなく豪邸拝見ツアーもできます。

あまりジロジロみるとセコムが作動するかも(笑)気をつけましょう。

展覧会の基本情報

2017年5月27日(土)~9月2日(土)

渋谷区松濤 戸栗美術館