梅雨に入っても、わりと日が出ていて暑い日も多い6月。
アジサイ、日の光がまぶしそうです。そろそろ雨を浴びたいかな~?
お気に入りの美術館カフェに行ってきました。
山種美術館にあるカフェ椿です。
ここは、青山にある有名な和菓子屋「菊家」の和菓子が展覧会ごとに楽しめる、和菓子好きには夢のようなカフェです。
和菓子:菊家 上生菓子「朝つゆ」
現在は、山種美術館で開催中の企画展「花 Flower 華 琳派から現代へ」に展示されている作品にちなんだ和菓子が食べられます。
この和菓子は、和菓子と一緒に写っているポストカード山口蓬春の『梅雨晴』からイメージされたものです。
です。
朝露とあじさいの艶やかな輝きをさっぱりとした錦玉羹で仕上げました。涼しげな初夏の和菓子です。(梅酒風味錦玉羹・白あん)
「Cafe椿」の和菓子パンフレットより
ひと目見て、「おお!」と感動です。
しっとりとしたあじさいに、日の光が差し込んでいるような美しい絵のとおりの和菓子です。
宝石のような爽やかなブルーが表現されています。
中のブルーのあんこを見ていると、まるでラムネを食べているような気分になります。
外側の錦玉羹で、見た目はきらきらとして美しく、食感はつるっとしています。
価格:510円(税込)(2017年5月現在)
和菓子のイメージ
「蝸牛(かたつむり)」
あじさいと蝸牛はセットのようなイメージがあります。
小さい頃、あじさいの葉の裏に、じと~~と蝸牛が歩いた跡がついていて「ぎゃ!!」と思ったものですが・・・・・・。
蝸牛、最近は見ません。どーしたんだろう?気づかないだけかな?
お店:青山 菊家(山種美術館Cafe椿)
東京の青山にある老舗の和菓子屋「菊家」が、山種美術館で開催中の展覧会にちなんだ和菓子をオリジナルでつくっています。
今回の展覧会では、5つの和菓子が作られています。
5月30日に紹介した和菓子「花の香り」と今回の和菓子「朝つゆ」の他に
小林古径『菖蒲』をイメージした和菓子→薫風くんぷう
鈴木其一『牡丹図』をイメージした和菓子→華の王
鈴木其一『四季花鳥図』をイメージした和菓子→夏の日
があります。
(山種美術館Cafe椿のパンフレット:和菓子購入時にもらえました)
次の展覧会ではどんな和菓子がつくられるのか楽しみになってきました。
次回は「川端龍子(かわばたりゅうし) 超ド級の日本画」です。豪快で、かっこいい和菓子ができあがりそうです。
(山種美術館パンフレットより)