東京 日本橋 長門
東京駅からほど近いにぎやかなお店が立ち並ぶなかに、ポコっと現れる趣のあるお店があります。
一見、何のお店だろうか?と思いますが・・・・・・。
実はこのお店、有名な老舗の和菓子屋さん「日本橋 長門(ながと)」なんです。
お店:東京 日本橋 長門(ながと)
東京駅から高島屋に向かう春は桜がきれいな通りに面した場所に「長門」はあります。
こんなところに老舗の有名和菓子屋さんがあるのか~という感じの違和感もありますが(笑)
●JR:東京駅八重洲北口より徒歩2分
●東京メトロ銀座線・東西線:日本橋駅B3出口より徒歩1分
●都営浅草線:日本橋駅B3出口より徒歩1分
創業は江戸時代中期、享保年間(1716~1635年)。
8代将軍吉宗公の頃までさかのぼります。将軍家の菓子司となりました。代々その菓子作りの技は途絶えることなく、現当主14代に至るまで継承されています。
「長門」の有名な和菓子は「松風」です。
残念ながら予約をしないと購入できません。
途絶えていけないと先代から受け継いだ菓子は、吉宗公に献上したといわれる「松風」。
当主は「松風は一子相伝で、製法はトップシークレット、門外不出。今でもひとりでこっそり焼くんですよ。」 という。
トップシークレット!!が気になります。
食べてみたい。予約してみようかな~。
かわいい和菓子:長門 季節の生菓子「菖蒲(しょうぶ)」
5月の節句が近づくと和菓子も節句に関連した商品が多くなってきます。
老舗の和菓子屋さん東京日本橋「長門」でも5月の節句を意匠とした和菓子が並んでいました。
見た目
薄い紫色の餅に、2層になった白あんとこしあんが包まれています。透き通るような餅の皮になっています。
花の菖蒲に比べると、だいぶ色が薄くてお上品です。
大きさも小じんまりしていて、花の菖蒲のゴージャスな感じはないかな~。
控えめなかわいらしい「小さな男の子」というイメージがします。
食べてみる
外側のお餅はもちもちしていてやわらかいです。
中のあんは、けっこう甘めです。
長門 かわいい和菓子のおススメ度:★★★
(★5満点)
小じんまりサイズは、お茶席にピッタリの和菓子です。
あんこの味が甘めだったので、もう少し甘みが抑えめでもいいかな~と感じました。(この日は奥歯が腫れ気味で歯が痛かったので、味覚が狂っていたかもしれませんが。)
男の子の節句の和菓子というよりも、上品なおばさまたちの会で食べたい和菓子です。