展覧会『サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス
』に行ってきました。
つくづく「女子って、なんでこんなに陶磁器が好きなんだろうか?」と思います。
結婚前には、素敵な食器を買いそろえようと思い描き。
友達からの結婚お祝いは、もちろんティーカップセットをもらい。
そして結婚したら、陶器の産地にまで行ってお気に入りの自分の食器を探す。
旅行へ行った時も、また人生の節目には、陶磁器を記念に買ってしまう。
もちろん、あちこちで陶磁器を見ることも大好き。
今回の展覧会は、コレクターさんの陶磁器コレクションを見られる、陶磁器好き女子の心をくすぐる企画です。
陶磁器の魅力を十分に楽しんできました。
- 展覧会の基本情報
- 混雑度:★★(★5満点 多いほど混んでます)
- 所要時間
- お勧め度:★★★★(★5満点)
- 展覧会の内容
- 絵がおもしろい作品
- 形もおもしろい(絵はもちろん)
- 感想
- お楽しみ①写真が撮れます
- お楽しみ②日本の作品が誇らしいです
展覧会の基本情報
2017年1月25日(水)~3月12日(日)
サントリー美術館
東京ミッドタウン ガレリア3階(六本木)
混雑度:★★(★5満点 多いほど混んでます)
金曜日でしたので入館したのが6時過ぎでした。
人はまばらです。
特に目玉作品があるわけではなく、大がかりな企画展というわけではないようですので、こんなものでしょうか?
女子一人で来ている方が多かったです。
やはり陶磁器好き女子ではないでしょうか?
また女子同志でミッドタウンにお買いもののついで、という人も多いのかもしれません。
所要時間
思いのほかじっくり見てしまい、1時間以上かかってしまいました。
陶磁器は2回も見てしまいました。
さらっと見れば30分程度で見終わります。
音声ガイドもありました。
お勧め度:★★★★(★5満点)
陶磁器・食器が好きな方におススメします。
また、北欧雑貨が好きな方にもおススメします。
おもしろかわいい陶磁器の魅力に、はまってしまうと思います。
なんといっても、なぜかクスっと笑えるのでちょっとお疲れの方にもおススメします。
ガラスのコレクションの中には歴史的に貴重なものも展示されていましたので、ロマンを感じたい方にもおススメします。
古代のガラスなどは、男性も楽しめると思います。
展覧会の内容
野依利之(のよりとしゆき)氏のヨーロッパ陶磁器コレクション。
辻清明(つじせいめい)氏の古代から近代にかけての各国のガラス器コレクション。
がサントリー美術館の所蔵品に新しく加わり、お披露目です。
両氏のコレクション、あわせて200件が展示されています。
絵がおもしろい作品
上手なわけではない?、なぜか微妙な絵が逆に興味をひきます。
大胆な花模様に、かわいらしいお家があり、さらに4等身のおじさまがいます。木の葉もおもしろい。もしかして松なのかな?
頼りなさそうなライオン?ちょっと毛がさみしい感じもします。
おめでたい感じはしますが・・・。ひな祭りぽい?
天使。キモかわいい感じです。
コントの1シーンのよう。
素敵なような、なんともいえない笑いがこみあげてきました。
馬が木馬ぽく、木の曲がり具合もはげしいです。
形もおもしろい(絵はもちろん)
異国情緒あふれる色合いです。口のまわりに蛇がまとわりついているようです。
両側に顔がついています。ちょっとこわい・・・。
キャー!!こわい。けれど、見ているうちに愛着がわいてきます。
感想
国宝や重要文化財といった名品が展示されているわけではありません。
ですので、人気のある展示会とは決して言えないのですが。
人も多くありませんでしたので、一品一品じっくり見ることができて、まるで自分のもののように愛しんでしまいました。
特に、陶磁器のコレクションの中のヨーロッパ(オランダ・イタリアなど)の作品の絵柄にはまりました。
ちょっと「クスッ」と笑ってしまうデザインが多くあります。
なんだか絵がキュートなんです。
同じような柄でも、どんどん愛着がわいてきます。
そして、新しい絵の見かたや発見があるとすごくうれしくなります。
すばらしい豪華な絵画・陶芸に、少しおなかいっぱい気味の私の気分転換にもなりました。
大満足です。
お楽しみ①写真が撮れます
今回の展示物は写真撮影可能です。
写真を撮って、家でもう一度楽しむことができるので、お得な感じです。
写真をとるのに忙しくて、現物をみるのを忘れてしまいがちなので気をつけてください。
また、写真をとることに夢中で周りの状況を判断するのを忘れてしまうことにも気をつけたいです。
お楽しみ②日本の作品が誇らしいです
ヨーロッパの陶磁器のなかに、ポツポツと(2点)日本の有田の作品があります。
あれ!やけにクリアーな色合いに、きれいな絵だな思うと有田の作品でした。
陶磁器の白さと絵柄の細かさが、ヨーロッパの作品とは異なります。
誇らしいほど美しいです。
でも、今回はヨーロッパ陶磁器にメロメロの私です。
日本の若手の作品をみた展示会の記事もあります。