火曜日、週末の予定をそろそろ決めましょう。
夜のレストランは混んでいるので、私の金曜日は、一人で楽しむ曜日です。
さあ、どこに行きましょうか。
狙い目は美術館です。
金曜日は、夜も開館している美術館があります。
シニア世代、親子連れ、団体さんもほとんどいないので、ゆったり自分のペースで巡ることができます。(もちろん混んでいる時もありますが。)
「ダリ展」
スペインのちょっと変わった芸術家サルバドール・ダリ。
ルックスも変わっているし、創作した作品も不思議。
でも、変わり者を演じていたという話も聞いたことがありますが。
実際にダリの絵を見たことがなかったので、すごく楽しみにしていた展覧会です。
ただし、混んでいるという、うわさです。
混雑度:やや混み
金曜日の夜はそんなに混んでません。(今回だけかもしれません。)
ダリの絵がミステリアスなためか、
何か絵に秘密があるのではと考えてしまうためか、
張り付くように一枚一枚じっくり見ている方が多いように感じました。
浮世絵の展覧会のように、じっくりと近くで見たい人の列が連なっています。
現実世界からの逃避におすすめ
現実の世界に疲れたかたへお勧めします。
絵が正しいのか、現実が正しいのか、自分が正しいのか不安になり、だんだんそれが楽しくなってきます。
一人もいいですが、デートもいいですね。
男性はちょっとダリの本を読んでおいて、軽く知識を女性に語りましょう。
あまり、話しすぎるのはイヤですが無知な男はもっと最悪です。
当日のおすすめファッション
男性だったら。
つけ髭(ムスタッシュ)をと言いたいところですが。
いかにも過ぎていやらしいですよね。
ちょっと変わったデザインの蝶ネクタイとかどうでしょうか?
女性だったら。
私のダリといえばイメージ「赤」なので、赤いカーディガンに赤の靴下はどうですか?
靴とバックを黒にすれば、悪目立ちしません。
あ、あと目を強調したかったら黒ぶちメガネもおすすめ。
自分なりのダリ・ファッションで。
家に持って帰りたい作品
●『ガラの晩餐』
ガラのために書いたレシピ本だそうです。
ガラとはダリの生涯愛した奥様ですね。
率直な感想は、えー!これ、レシピ本ですか?
我が家の食卓には、こんなにも大胆な料理は並べませんが。
作品タイトルもすごい。
「秋の人肉食い」「ガラを食べる私」
質素な日本風の我が家に持ち帰り、このビビットな絵(今回の展示は12枚)を、キッチンの壁に並べて飾ると
奇抜な夢の中のキッチン
になりそうです。
ティム・バートン監督の映画の中で、ジョニー・デップが料理をしてそうなイメージ
ジューサーをつかって、トマトスープ(真っ赤な)でも作ろうかしら。
という感じになります。

- 作者: キャサリン・イングラム,アンドリュー・レイ,【監訳】岩崎亜矢,【翻訳】小俣鐘子
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
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まとめ
美術展に行かなくても、ダリの本を読んだり、作品集を眺めるだけで、あなただけのダリの世界を覗けます。
でも「ごめんなさい ダリ君とは つきあえないわ」
ダリさんとお付き合いできるかといえば、難しいと思います。
基本情報
場所:新国立美術館
会期2016年9月14日(水)~12月12日(月)
観覧料:一般1600円
所要時間:私は1.5時間程度
音声ガイドナビ:竹中直人さん
ちょいちょい彼流の笑いをはさんでくるので、飽きずに聞くことができました。