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『ミラクル エッシャー展』混雑まちがいなし 早めに行くべし 上野の森美術館(東京上野)

東京上野にある上野の森美術館で行われている『ミラクル ミッシャー展』を見てきました。

 

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ようこそ。不思議なミッシャーの世界へ。

 

 

エッシャーとはどんな人なのかというと。

マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher, 1898年6月17日 - 1972年3月27日)はウッドカット、リトグラフ、メゾティントなどの版画製作でよく知られたオランダの画家(版画家)である。建築不可能な構造物や、無限を有限のなかに閉じ込めたもの、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、など非常に独創的な作品を作り上げた。

[Wikipediaより]

 

 

混雑度:『ミラクルエッシャー展』

 

★★★★☆(★5満点 多いほど混んでます)

 

 

平日のお昼ごろに行きました。

 

まあ、そんなに話題にもなってないし、始まったばかりだし、そんなに混んでいないだろうから、お昼ごろに行けばいいかと安易に考えていました。 

 

何度も失敗しているパターン。

 

こんな風なときは、ぜったいに混雑しているんですよね~(笑)。

 

美術館の前で並んでいるわけではなかったのですが、なんせ中が混雑しているんですよ。

 

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エッシャーの作品は、どれも版画です。

 

そう!!

 

版画イコール混雑なんです。

 

なんせ、みんなが目の前でじっくり細かいところまで見たがるため、行列をなして絵を見ていかなければなりません。

 

マイペースで見ることは、まず不可能な状況です。

 

平日で、この状況ですので、週末や夏休みが近づいたら、ますます混雑してくるのは間違いないと思われます。

 

できるならば、会期中、早めに行くことをおすすめします。

 

おすすめ度:『ミラクルエッシャー展』

 

★★★★☆(★5満点)

 

 

「対照(秩序と混沌)』 1950年

 

「カストロヴァルヴァ、アブルッツィ地方」 1930年

 

不思議な世界を体験したい方に、おすすめします。

 

デザインや建築が好きな人は、絶対に気にいるはずです。

 

版画は平面なのに、そこにある作品は、立体的で、どこか奇妙な世界が広がっているのです。

 

白と黒が作り出す神秘的な世界、視点があらゆる方向から繰り出される作品たちに、引き込まれます。

 

現実の世界にちょっとお疲れな人にもおすすめです。

 

エッシャーの不思議な世界の魅力のとりこになると思ます。

 

おしゃれなデザインとしても楽しめますので、かわいいものが好きな人にも注目してほしいです。

 

所要時間:『ミラクルエッシャー展』

 

ミュージアムショップもみて、合計で45分ぐらいでした。

 

いつもの展覧会より短い時間で回った理由はただひとつ。

 

混雑に耐えられなかったから(笑)

 

私みたいに、わがままな性格で、見にくい作品をみるためにイライラするならば、展覧会では軽く作品を見て、図録を買って、ゆっくり家でそれを見るというのも、いいかなと思いました。

 

展示作品数も多いですし、最初から最後まで集中して作品を見ることはかなり難しいと思います。

 

版画ですので、図録に掲載されている作品も、クオリティーは高いのではないでしょうか。

 

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毎回のことながら、上野の森の美術館の会場は、どこかしら混雑しやすいつくりになっているような気もします。

 

広さもそうですが、動線がくねくねしていて、人の流れがスムーズにいかないような(笑)

 

秋に開催予定の今年の美術展の目玉「フェルメール展」は入場制限を決めた予約制になるということですが、ちょっと心配です。

 

展覧会のみどころ:『ミラクルエッシャー展』

 

①不思議なエッシャーの世界

 

物体が円体にうつりこんだわん曲している作品。

 

鏡にうつっている鏡の中の世界の作品。

 

鳥の目で見たような上空から見た作品。

 

現実ではありえないのに、まるで現実リアルな世界に見える作品。

「滝」 1961年

 

一番おもしろかったのは、平面の紙の作品を、裏側からパンチして、総合住宅のバルコニーの部分を突起させたという作品「バルコニー」(1945年)。

 

リアルな世界なんだけれども、どこか次元の違う世界が目の前に広がる、不思議な感覚を楽しめます。

 

「描く手」 1948年

 

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「ミラクル エッシャー展」のパンフレットも不思議なんですよ~。

 

どの角度から見ればいいの??

 [展覧会パンフレット]

 

②おしゃれなデザインの作品

 

繰り返される絵柄の作品。

 

「でんぐりでんぐり」 1951年

 

同じ絵が向きを変えてちりばめられた作品。

 

一つの絵だけれども視点が一つではない作品。

 

コンピューターを使って描かれたようなデザイン画、CGの世界のような作品たちが勢ぞろいしています。

 

「オランダ蔵書票教会(ハーグ)のための年賀状(グリーティングカード)」 1949年

 

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モチーフが繰り返されるデザインといえば、北欧ブランド「マリメッコ」も有名です。

 

www.pooh70.com

 

気になった作品:『ミラクルエッシャー展』

 

「発展Ⅱ」 1929年

 

 

とかげをモチーフにした作品。じっくり見ていると、ちょっと気持ち悪くなってきます(笑)

 

アニエスベーを思い出しますね(笑)

 

「椅子に座っている自画像」 1920年

 

 

鏡の中の自分を描いた作品。

 

ちょっと神経質そうな男がエッシャーなんですね。

 

「球面鏡のある静物」 1934年

 

 

まあるい球面に映り込んだエッシャーが描かれています。

 

こちらのエッシャーは、「椅子に座っている自画像」1920年の若いころから、少し年を重ねて、かわいい感じに描かれています。

 

エッシャーの部屋も描かれていますね。

 

ゆがんだ大きな窓、本棚、壁に飾られた絵画。

 

不思議だな~~。

 

「バベルの塔」 1928年

 

 

ブリューゲルも描いた「バベルの塔」をエッシャーが描くとこんな風になります!

 

「CGですか?」と聞きたくなってしまう作品です。

 

ブリューゲルの「バベルの塔」についてはこちらの記事で書いています。

 

www.pooh70.com

 

お楽しみ①:音声ガイド

 

ナビゲーターはバカリズムさん。

 

お笑い芸人ながら、なにげに知性を感じる、そしてどこか孤独が好きそうな、童顔のバカリズムさんが 、エッシャーの作品を解説してくれます。

 

この音声ガイドで、もっともいいな~と思ったのは、サカナクションの展覧会公式イメージソング「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」が入っていることです。

 

エッシャーが好きだったバッハをオマージュしてつくったという音楽です。

 

この展覧会にぴったりの曲なので、聞きながら、会場を見てまわったら、気分も上がってきますよ。

 

混雑のイライラも少し解消されます(笑)

 

お楽しみ②:会場入り口の壁で作品を楽しむ

 

会場入り口(チケット売り場の横)の大きな壁には、展示作品の一部がポスターとなっています。

 

ちなみに、このブログ内の作品の多くは、この壁を写真で撮影したものです。

 

「トンボ」 1936年

 

写真を撮って、家に帰ってもう一度、エッシャー作品の不思議さや、細かな描写についてじっくりと見ることができますよ。

 

お楽しみ③:半券サービス 上野パルコ

 

半券サービスは、美術館を出て御徒町駅方面(上野駅方面とは逆)へ歩いて行くとあるパルコヤで使えます。

 

半券サービスのポスターは、会場を出て出口に向かう渡り廊下にポツンの貼ってありました。

 

こちらもお見逃しなく!!

 

 

展覧会の基本情報:『ミラクル エッシャー展』

 

基本情報

会期:2018年6月6日(水)- 2018年7月29日(日)

場所:上野の森美術館(東京上野)

展覧会ホームページ:▼詳しくはこちらへ。

ミラクル エッシャー展 公式ホームページ | 見どころやチケット情報など

http://www.escher.jp/

 

www.escher.jp

 

おすすめ本:「ミラクル エッシャー展」に関する本

 

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「M.C.エッシャー(ちいさな美術館)」 M.C.エッシャー 著/青幻舎

 

M・C・エッシャー (ちいさな美術館)

M・C・エッシャー (ちいさな美術館)

 

 

おすすめ!『ミラクル エッシャー展』と一緒に楽しみたい美術展

 

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同じ上野公園内にある東京藝術大学大学美術館では、西郷隆盛の展覧会が楽しめます。

 

明治維新から150年にあたる2018年、NHK大河ドラマの主人公になっている西郷隆盛。西郷は、薩摩(鹿児島)の一介の下級武士から身を起こし、明治維新を成し遂げた男として、有名な人物ですが、実は、肖像写真が一枚も残っていないという、秘密の多い人物でもあるようです。

 

名前はこんなに有名なのに、実は謎の男「西郷隆盛」。気になりますね~。

 

NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」


会期: 2018年5月26日(土)- 7月16日(月・祝)

 

NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2018/segodon/segodon_ja.htm

 

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「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」

 

会期: 2018年4月14日(土)~7月8日(日)

 

ロシアのプーシキン美術館から、モネ、マネ、ルノワールなどの巨匠の作品たちが来日している展覧会です。

 

印象派が好きな人は、見逃せません!!

 

【公式】プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画

http://pushkin2018.jp/

pushkin2018.jp

 

プーシキン美術館展の記事はこちらにあります。

 

www.pooh70.com

 

まとめ:『ミラクルエッシャー展』上野の森美術館

 

会場に入ったら、一気にエッシャーの不思議な世界に入り込めます。

 

版画の白と黒の地味な世界でありながらも、圧倒的なユニークな作品たちは、子どもから大人まで、性別を問わずに誰もが楽しめます。

 

デートでも来ても、家族で来ても、ひとりで来ても、だれもが楽しめる展覧会になっています。

 

問題は、混雑だけでしょうかね。

 

混雑状況は、随時ツイッターで情報をつぶやいてくれていますので参考にしてください。 

 

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コンピューターのない時代に、これだけの緻密な世界を描いたエッシャーの才能に驚くよ!!