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ロートレックと版画の魅力満載『パリ・グラフィック』 三菱一号館美術館

三菱一号館美術館(東京丸の内)で行われている『パリ・グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展』を見てきました。

展覧会の内容:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

19世紀末パリの息づかいが感じられる展覧会です。

★芸術としての版画が登場

 最先端のメディアの版画、トゥールーズ=ロートレックやボナール、ヴュイヤールは、版画を芸術の域まで高め、グラフィック・アートの原点を築く。

 

★芸術と生活がつながる大衆文化が花開く

美しい版画を芸術作品として収集する愛好家が登場。街中や劇場内のポスター、本の挿絵などのグラフィック・アートによって、より幅広い人々が日常的に芸術を享受できるようになった。

参考:展覧会パンフレット

お勧め度:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

★★★(★5満点)

イラストが好きな人。

かわいいもの好きな人。

版画が好きな人。

に、特におすすめしたいです。

東京丸の内にある、レンガ造りのおしゃれな雰囲気の美術館で、19世紀末のパリの雰囲気を味わえますので、デートにもおすすめです。

さらに、夕方以降!!

美術館周辺のイルミネーションも美しいので、ぜひぜひデートに組みこんでみることをおすすめします。

混雑度:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

★★★(★5満点 多いほど混んでます)

平日のお昼ごろに行きました。

そんなに広い会場ではないのですが、人の流れもよく混雑は感じることはありませんでした。

とくに、人気のあるロートレックの作品の飾ってある部屋は大きめでしたので、のんびり見ることができました。

圧倒的に女性の数が多かったです。

3~4人のお友達どうしで見に来ている中年の方が多かった気がしますが、一人できているおしゃれな女性も多く見かけました。

場所柄なのか、展覧会の内容なのか、かわいいワンピースを着たり、すてきなストールをかけたり、おしゃれなブーツをはいたりしたおしゃれさんが目立ちました。

あ、あとおしゃれ系男性もちらほらいました。

全体的に若い人が多い、おしゃれな人が多い気がします。

所要時間:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

じっくりみて45分~60分程度です。

途中に写真OKの部屋があるので、ここで少し時間がかかってしまいました。

展覧会グッズも充実していたので、グッズ売り場で時間をかけて見ていると1時間以上はかかりました。

気になったかわいい作品:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

写真が撮ることができたロートレック作品たち。会場では、おしゃれにポスターが貼られています。

ロートレック「メイ・ミルトン」

踊り子メイ・ミルトンを描いた作品。

作品幅いっぱいに広がる(裾が切れるほど)ドレスが、メイの軽やかさを伝えます。

それにしても、この女性はちょっとブチャイク?。

下の作品「コーデュー」と顔が似てる(笑)

ロートレック「コーデュー」

ロートレック「エルドラド、アリスティッド・ブリュニアン」

歌手のアリスティッド・ブリュニアンを描いたポスター。

赤いスカーフ、黒い帽子・洋服といったメリハリのある色を使って、人物を印象づけています。

ロートレック「アリスティッド・ブリュニアン、彼のキャバレーにて」

ロートレック「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」

ロートレックと言えばこの作品!!

イラスト的な文字のレタリング。

なんともいえない人間(人間のシルエット)のバランス。

現代の私たちが見ても古臭さはまったくない、モダンでおしゃれなポスターです。

ザワザワっとした、タバコの香りが漂う夜の大人の社交場の雰囲気が伝わってきます。

ロートレック「ジャヌ・アヴリル」

すでに健康を害していたロートレックに、ジャヌ・アヴリルが最後に注文したポスター。

今までの作品より洗練された印象をうけました。

ロートレック「メイ・ベルフォール」

歌手メイ・ベルフォールが「プティ・カジノ」に出演したときのポスター。

こちらも美しくは描いてもらえていない?(笑)

 

他に気になった作品は、ポストカードを購入しました。

ロートレック「快楽の女王」1892年

スープの色と背景、テーブルの上の食器?グラスとおじさんの髪の毛の色と文字(レタリング)の色が々です。

なので、女王の赤い服、真黒の髪、黒のスカーフがビビットに引き立ちます。

女王以外は、もうすべて背景のような感じ(笑)

それにしても、ほくろのある女性ってセクシーですよね~。

ロートレック 「ラルティザン・モデルヌ」1896年

お医者さんと看護婦さんに、ベッドで寝ている病人。病院のポスターですかね?

いえいえ、こちらは家具や美術品を扱う「室内装飾会社」のポスターなんです。

よく見ると、お医者さんのような男の人の手には、ハンマーと道具入れが描かれています。

おもしろい!!

作品右はじの「象さん型のロートレックのサイン」がキュンキュンします。かわいい~~。

お楽しみ:『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

①ジュニアガイド

版画の楽しさを知るぬりえがついています。

版画は作品の色が変えられるので、色の異なる作品がまったく違った印象になることを実感でき楽しめます。

②ロートレック以外の作品もかわいい

ヴァロットン、ドニ、ランソン、ボナール、ヴァイセールといった画家たちのかわいい作品もみることができます。

この秋に開催中の「北斎とジャポニズム展」でも展示されていたボナールの作品「洗濯屋の少女」も展示されていました。やっぱりかわいかった~~。

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www.pooh70.com

③音声ガイド

音声ガイドを聴きながら、どっぷり19世紀末のパリにはまってみるのもおすすめします。

④記念写真コーナー

ポスターの中にはいりこめます!!誰と撮る??

感想(まとめ):『パリ・グラフィック』ロートレック他 三菱一号館美術館

もともと大好きなロートレックの作品なのでテンションはあがりぱなしでした。

実は、この秋はあちこちでロートレックの作品をみたのですが、この美術館でみるのはまたちょっと違う感じを受けました。

この三菱一号館美術館とロートレックの作品ってすごく相性がいいと思うんですよね~。

 

この展覧会では、版画の魅力も十分伝わってきました。

「こんな素敵な絵を我が家に飾りたい!」

「こんな素敵な絵をポスターに使いたい!」と誰もが思いますよね~。

多くの枚数が刷れる版画が芸術として、一気に普段の生活に浸透したのがよくわかります。

そして、たくさんの素敵な版画作品をみると、芸術家たちも新しい絵をつくることに夢中になったこと、当時の芸術家たちが、みんなでワイワイ版画を楽しんだのかな~と思うと私も楽しくなってこの展覧会を見ることができました。

 

日本からパリに渡った主人公がパリのリトグラフ(版画の技法)にはまっていく様子が読むことのできる、原田マハさんの小説「ロマンシエ」があります。

私たちもパリの版画にはまることができるかも!?

ロマンシエ

ロマンシエ

 

展覧会の基本情報

2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)
東京丸の内 三菱一号館美術館