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もっともっと茶碗について知りたい! 「器の教科書」を読んだ②

引き続き「器の教科書」を読みこんでみます。

前回は基本の知識を勉強しました。

気になる①磁器と陶器のちがい

気になる②釉薬のちがい

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気になる③魯山人とは

マンガ「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとして有名な北大路魯山人。

書家、画家、陶芸家、料理人として才能を発揮した人です。あまりにも多芸で、何の専門家なんだろうかと思っていましたが、どの分野でも一流であったようです。

かっこいい!

それぞれを独学で学び、生涯を通して師を持たなかったため、自由な発想で多彩な手法の作品を残していると書かれていました。

特に「魯山人の悪口と批判からみる人となりと美意識」がおもしろいです。

柳宗悦、河井寛次郎には批判的。

ピカソもボロクソ。

イサム・ノグチは高く評価していた。

ようです。

「悪口」って久しぶりに聞きました(笑)

なかなか口が悪い人のようです。でも、こういう人っておもしろいです。

気になること④鹿児島睦(かごしままこと)さんの世界

大人気の陶芸家です。動物や草花を描いた作品がかわいすぎます。

モダンでもあり、なんとなく懐かしい昭和ぽさもあります。

単純な草花・動物なのですが、器いっぱいに描かれていてカラフルで魅力的です。

かといって、しつこくなく飽きのこない器なんです。

この柄が、「絵」ではなく「図案」であることが、鹿児島のうつわの最大の特徴です。本人が「僕の仕事は図案を考え、図案を描くこと」と言い切る通り、鹿児島が描くのはアートでなくデザイン。

「なるほど。絵じゃないのか~と」納得してしまいました。

この安定感のある器は、何度も何度も考えられたデザインなんですね。

気になる④「私の好きな器。」をのぞき見る

今活躍中の建築家、デザイナー、女優といったクリエーターたち、それぞれのお気に入りの器が見られます。

なんだか、こっそり食器棚をみているようです。

デザイナー村上隆さんも陶芸に夢中とのことで、ご自身の持っている器を 紹介しています。ご自身の器への愛を語る村上さんの話が興味深かったです。

気になる⑤金継ぎの魅力

やってみたい金継ぎ。

なかなか、ひび割れたり欠けたりしない頑丈な我が家の器が憎らしくもなっています。

割れたり欠けたりした器を修理する技法なのですが。その修理の金継ぎすらその器の美しさと考え楽しむということが、おもしろいです。

気になる⑥ルーシー・リーの魅力

日本でも愛されるロンドンなどで活躍した女性の陶芸家です。女性の陶芸家だからでしょうか。全体的に小ぶりで色や形がかわいらしい作品に温かみを感じます。

数年前に行った展覧会では、何時間でも彼女の作品を見ていたいと思いました。

本に載っている、仕事場で仕上がりをチェックしている晩年のおばあちゃんルーシー・リーの写真がむちゃくちゃかわいいのです。

小さな体に、手は大きく力強いことにはびっくりしますが。

 彼女自身にも魅力があるのが、器にも伝染しているのだな~と思います。なにかを真剣に生きていた人には、オーラが漂いますね。

 

私のお気に入りの「ルーシー・リー」の作品集。

どの作品も欲しくなります。使っている姿が想像できる作品であることが素敵です。

下の2枚は、2015年7月7日~8月30日まで開催された「ルーシー・リー展」千葉市美術館のパンフレットです。

 

気になる③~⑥の参考・引用は「器の教科書」です。

まとめ

とにかく情報、内容が満載の1冊で、どこを読んでも興味しんしんで楽しめました。

そして、新しい器がほしくなってしまいます。

器は、自分の家で自分がほぼ毎日使うものが基本です。

だからこそ、好きなものを選んで自分の器をこつこつ育てていきたいな~と思います。

次に欲しい器は「染付」です。最近までは、どちらかというと苦手な器だったのですが・・・・・・。白肌にブルーの模様も入った器が、今や憧れの器なのです。

Casa BRUTUS特別編集 器の教科書

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 これも読んでみたい。

ルーシー・リーの陶磁器たち (SPACE SHOWER BOOKs)

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